2016 年 度 第 2 回 公開研究会 共催:早稲田大学ファイナンス稲門会 日本リアルオプション学会 「価値創造のイノベーションと戦略」研究部会 協賛: 早稲田大学ファイナンス研究センター テーマ: 『 コンテンツツーリズムとは何か 講師: 増淵 敏之 氏 司会:小林 孝明 氏 』 法政大学大学院政策創造研究科 NRI(株)野村総合研究所 日時:2016 年 4 月 18 日(月) 18:30 – 20:00 教授 上級研究員 (18:20 受付開始) 場所:野村総合研究所 会議室、千代田区丸の内 1-6-5 (丸の内北口ビル9階) 交通アクセス: http://www.nri.com/jp/company/map/nri_honsha.html 要旨: 近年、コンテンツツーリズムが注目されるようになった。やはり中でもアニメツーリズム の地域での施策展開によるものが大きい。従来、コンテンツツーリズムは観光行動のひとつ として存在していたものだが、近年、アニメツーリズムが、アニメの「聖地巡礼」と称され、 その観光行動が地域の活性化と結びついてきたことで注目が集まったといえよう。久喜市 (旧鷲宮町)の『らき☆すた』から始まって、近江八幡市の『けいおん!』、秩父市の『あ の日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』、金沢市の『花咲くいろは』、大洗町の『ガール ズ&パンツァー』などが地域活性化の地域活性化の成功事例としてよく挙げられている。 しかしその反面、ここ最近ではアニメツーリズムの失敗事例も取り上げられるようになっ てきた。さて成功と失敗は明確な評価基準がないままに議論されているように見える。集客 や経済効果等がよく登場する指標ではあるが、例えば境港の「妖怪の町」づくりに見られる ような、長期的な施策展開を行ってきたところでは、様々な視点からの評価が行えるが、ア ニメツーリズムを検証するためにはまだ日が浅いということでもある。 基本的には成功したとされる事例を参考に各自治体も随分、施策展開を講じてきた。ブー ムは実態と乖離した際に終息の方向に向かう。無秩序、無軌道な即時的施策が増えたという ことでもあろう。施策の数が飽和してしまったように見える。以上のような背景をもとに具 体例を挙げて、コンテンツツーリズムの現状と可能性を紹介していきたい。 ・ 参加費: 無料 (お一人100円 程度の飲み物代カンパをお願いします) ・ 定員: 50 名(予定) ・ 研究会への参加申込み先/お問い合わせ先: 日本リアルオプション学会ホームページ http://www.realopn.jp/の「公開研究会のお 申し込みはこちらへ」の申込みページからお願いいたします。 ※ 本研究会は、学会員以外の方にも公開されております。参加をご希望の方は必ずお申込みをし、ご登 録ください。 定員になりましたら、お断りする場合がありますこと、ご了承ください。 ※ セミナーに関するお問い合わせは学会( 03-3551-9893 または、[email protected])へお願い いたします。会場である野村総合研究所には問い合わせをしないようお願いいたします。 ※ 今回の会場は丸の内北口ビル9階を予定しております。案内板の指示に従い、直接9階へお越しくだ さい。なお、できるだけ遅刻の無いようにお願いいたします。 - 以上 -
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