『 無形資産と企業評価 』 - 日本リアルオプション学会

2015 年 度
第 5 回
公開研究会
共催:日本リアルオプション学会 「価値創造のイノベーションと戦略」研究部会
早稲田大学ファイナンス稲門会
協賛: 早稲田大学ファイナンス研究センター
テーマ:
『
無形資産と企業評価 』
~
実例から見るゴルフ場の評価
講師:
佐藤 茂 氏
コメンテーター: 大谷 毅 氏
司会:小林 孝明 氏
あずさ監査法人
信州大学
~
パートナー
NRI(株)野村総合研究所
上級研究員
日時:2015 年 8 月 28 日 (金) 18:00 - 19:45
場所:野村総合研究所 会議室、千代田区丸の内 1-6-5 (丸の内北口ビル9階)
交通アクセス:
http://www.nri.com/jp/company/map/nri_honsha.html
要旨:
東京都心や一部の地方都市においては、全面的ではないが不動産取引が活況を呈している。取引が活
発化するにつれ、不動産価格が上昇してくるが、それと連動する形で企業価値も上昇する部分がある。
もちろん、所有している不動産の時価評価だけが「企業価値」を示すものではないが、業種によって
は、不動産評価額と企業価値との相関関係が高い業種もある。その場合、計算上は貸借対照表上の不
動産部分を時価に置き換えて総資産を計算し、負債を差し引いたものが時価純資産となる。
一般に、企業評価を行う場合は時価純資産を基に、対象事業体のもつ潜在的な超過収益力などを考慮
して価格を決定していくことになるが、不動産の評価額の割合が大きい業種としてゴルフ場がある。
ゴルフ場の売買事例においては、ゴルフ場そのものやクラブハウスの評価額、すなわち不動産鑑定評
価額をもとに売買されることが多い。また、不動産鑑定評価基準に基づいた評価額は客観的な評価の
一つと考えられる。
ゴルフ場の評価は、1990年ごろ起きたバブル崩壊の前後で、極端に変動している。評価手法は複
数あるが、評価時点の複数の評価方法の平均的な結果として算定されるのが理想的と言うこともでき
る。しかし、現実においては、機械的に平均値を取るのではなく、様々な社会環境的な要因を考慮す
ることにより、各手法のウエイト付けを行い評価されていく。
本講は、過去において実際に行われた評価事例を踏まえ、評価を行う上で考慮された追加的事項を紹
介しながら、企業評価、のれん等の問題を考えて行きたい。
・ 参加費: 無料
・ 定員: 50 名(予定)
・ 参加申込み先/お問い合わせ先:
日本リアルオプション学会ホームページ http://www.realopn.jp/の「公開研究会のお
申し込みはこちらへ」の申込みページからお願いいたします。
※ 本研究会は、学会員以外の方にも公開されております。参加をご希望の方は必ずお申込みをし、ご
登録ください。 定員になりましたら、お断りする場合がありますこと、ご了承ください。
※ セミナーに関するお問い合わせは学会( 03-3551-9893 または、[email protected])へお願い
いたします。会場である野村総合研究所には問い合わせをしないようお願いいたします。
※ 今回の会場は丸の内北口ビル9階を予定しております。案内板の指示に従い、直接9階へお越しく
ださい。なお、できるだけ遅刻の無いようにお願いいたします。
-
以上
-