MOVES2010の式について[PDF155KB]

参考資料8
MOVES2010の式について
独立行政法人交通安全環境研究所 環境研究領域
山田 裕之 主席研究員 提供資料
MOVES2010 (USEPA)の予測式
排出係数(g/ガロン) = -5
-5.909
909 – 0.0949
0 0949 × TDFDIF + 00.0884
0884 × DFTEMP + 0.485
0 485 × RVP (psi)
DFTEMP : 給油される燃料の温度(℉)
TDFDIF :燃料タンク内の燃料温度(℉) = 0.418 × DFTEMP – 16.6
自動車燃料タンク内の燃料と給油される燃料の温度差
5
排出係数
数 (g/l)
実験結果
VOC排出インベントリ
出
MOVES_58kPa
MOVES_70kPa
MOVES_85kPa
_
夏燃料による実験結果をよく再現
0
5
15
温度
温度(℃)
25
MOVESの式は給油時蒸発ガスの温度依
存性をよく再現し、蒸気圧依存性もある
程度再現しているものと思われるため、
従来の予測式に代替しうるものと考えら
従来
予測式 代替 うるも
考 ら
れる。
ただし、本式の元データは米国の30年以
上前のデータであるため、日本の排出係
数予測に資する新たな知見が得られたら、
速やかに変更するべきと考える。
35
1