経営戦略立案の 合理的なアプローチ

IME 経営セミナー
2015 年 3 月 27 日
中小企業の生き残り作戦!
定期経営セミナー開催予定
• 場所
大田区産業プラザ(Pio) 蒲田
〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20
TEL:03-3733-6600
経営戦略立案の
合理的なアプローチ
• 日時
3月27日(金)
4月24日(金)
5月29日(金)
6月19日(金)
「全社戦略」と「事業・機能別戦略」
「基本戦略」と「成長戦略」
18:30から1.5~2時間程度
• テーマ
株式会社 IMEコンサルティング
• 企業経営関連のテーマを時期と希望により選定する
代表取締役 立居場誠治
生
産
革
新
の
方
向
性
F会議室
F会議室
F会議室
F会議室
成長戦略
1.経営
「経営戦略・成長戦略」
経営革新
夢、参画、希望
---------------「経営計画」「経営管理」
7 Points
時間、コスト、リスク
[メソッドの戦略]
[マネジメントの戦略]
経
知
2.受注・製品施策 (拡販) 営
4.人材・知財マネジメント
革 「人的資本マネジメント」
的
「新受発注製販システム」
新
資
営業戦略、オムニチャネル、コンカレント化
人材育成、技術技能伝承、課題解決
本
「新製品・新事業開発」
「知財・ナレッジマネジメント」
製品戦略、脱下請け自立経営
知的財産管理、知の共有・利用
経
営
5.業務マネジメント
3.最適生産システム (CD)
の
「新フレキシブル生産」
「組織・プロセスマネジメント」
方
多品種小量生産、フレキシブル多能工等
組織管理、生産管理、原価管理、ISO
向
「新生産方式」
「関係資本マネジメント」
性
新素材、新技術、新設備(3Dプリンタ等)
外注・業務委託、協業、ファブレス等
6.生産(業務)基盤
「現場QCD改善」
IE、QC等によるQCD改善
「生産4M管理」
5S、資材現品管理、施設・設備管理
基
7.人的基盤
盤 「能力向上、人的エラー改善」
の
指導監督、問題解決、ヒューマンエラー
整 「人材・実施効率管理」
備
人・設備効率管理、モラル、モチベーション
© s.tateiba 2015 Tokyo JP.
戦略立案 範囲設定 <1>
• 「全社戦略」の要否
• 「全社戦略」は、会社を統括する戦略を作成するもので
大規模企業には必要
• 小規模の企業では全社戦略が事業・機能別戦略を兼
ねることが容易である
• そのため、全社では目標設定にとどめ、目標展開によ
り、部門・機能別戦略を立案する方法もある
• 要否検討
• 次の3つの観点から検討する
①自社事情
②理念・ビジョン・経営目標の方向性
③経営環境調査の結果・状況
戦略立案 手順の選定 <2>
• 「基本戦略」「成長戦略」等の選択
• 「基本戦略」は、会社または部門の戦略課題を抽出し、方向性を
定める
• 「成長戦略」は、戦略の方向性を会社または部門の売上増などの
成長に特化し、新事業・新製品開発、新市場・顧客開拓などを中
心とした戦略立案を行う
例えば、5年に一度「成長戦略」を選択し、
以降の4年間は「基本戦略」で、軌道修正を行う形もある
• 選定は、経営状態、理念・志向性、計画対象期間などを中心とし
て判断する。
• その他の、市場・顧客、製品・技術、製品ライフサイクル、研究・開発、
人材などを判断材料とすることもある。
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IME 経営セミナー
2015 年 3 月 27 日
成長戦略選択の考え方
成長戦略の選択判断は、目標に対する収入源の質と量
・ これまでの伸びを維持するレベルなら「基本戦略」の範疇
・ 従来よりも大きな成長が目標であれば「成長戦略」
成
長
の
成
果
売
上
高
、
利
益
等
目標
GAPに対し
従来と異なる
収益源が
必要かどうか
(
「成長戦略」
目標
)
「基本戦略」
現状
中期
長期
時間
「成長戦略」
成長要因の検討
成長のタネ、戦略課題・対応策の抽出
• 会社の成長は、「売上増」「利益増」「規模拡大」「顧客・市場拡大」
「従業員増」「技術向上」・・・など、様々なとらえ方がある。
• アンゾフの「成長戦略」においては「顧客深耕」「新製品開発」「新市
場開拓」「多角化」のどれかを実現することにより成長を企図する。
• この意味での成長を実現するには、現状のままの製品・顧客の範
囲では成長度に限界がある。
• 大きな成長を期待するには、これまでにない製品や市場に関する
「成長要因」を見出すことが必要である。
そのためには「機会・未充足ニーズ」と「強み・資源」を組合せ、「アイ
ディア」を創出して、成長要因を考案する
阻害要因(支出要因)の検討
成長を阻害する要因の項目
(1)ウイークポイント=「脅威」*「弱み」
(2)アキレス腱=「成長要因」*「将来予測」
(3)不足= 「成長要因」*「資源」
(4)不備= 「成長要因」*「脅威」
(5)危険源=「成長要因」*「リスク項目」
戦略課題整理・体系化(戦略マップ)
• 「成長要因」「阻害要因」で抽出した各戦略課題を、
• 「財務」「顧客(営業)」「プロセス」「学習(組織・人
材)」の4つの視点で分類する。
• それぞれの視点での戦略課題を選択・集約し、
• マップに図示し、矢印で結び、関係性を示す。
• 各戦略課題が、最終的に経営目標の達成に関
連・寄与する事を確認する。
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