中期経営計画(平成27~29年度)

中期経営計画(平成27~29年度)
平成27年6月23日
当社専属担当IRroid※ 久場鉄華(くばてっか)
事業環境の認識
◆ 市場動向
公共投資
震災復興
防災・減災へのニーズの高まりによる国土強靭化政策
公共インフラの老朽化に伴う新設から維持・更新への維持補修市場の拡大
民間設備投資
アベノミクスの成長戦略効果による、民間設備の投資マインドが回復
民間設備の維持・修繕及び耐震化
各種プロジェクト
東京オリンピック
オリンピック関連の施設工事に加え、空港・港湾ならびにその他首都圏のインフラ整備
リニア中央新幹線、整備新幹線
那覇空港滑走路増設
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基本戦略
◆ 基本戦略
事業ポートフォリオ最適化による成長性と収益性の達成
公共投資及び民間設備投資に係る売上が当社グループの相当部分を占めているため、
これらの投資動向を見据えながら、コア事業の一層の収益力強化と
今後成長が見込まれる分野への進出をさらに進める。
産業資材・鉄構資材・電設資材の既存事業における受注の拡大
海外市場への展開
企業の買収及び資本・業務提携
【M&A戦略】
4つの視点からM&Aを検討
隣接する業界
事業の深堀
隣接する事業
建設以外の業界に関わる企業をM&Aし、事業分野を拡大
事業の深堀
仕入商材のメーカー等をM&Aし、当社の既存事業の深堀を図る
M&A戦略
事業エリアの拡大
販売形態の拡充
事業エリアの拡大
海外拠点を保有している企業をM&Aし、販売フィールドを拡大する
販売形態の拡充
小売、カタログ販売、ネット通販といった当社とは異なる
販売形態を取る企業への積極的なM&Aを進める
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基本戦略
◆ 基本戦略
製品技術力の強化
開発、製造、品質の分野において、数々の経験と独創的なノウハウを活かし、
グループ全体の技術融合によって、多品種少量生産における製品の高効率生産を強化し、
継続的に生産性の向上に取り組む。
人材の活用
人的資源が事業の基盤であるとの認識のもと、海外事業等への人的資源の集中投入、
グローバルな人材の育成・強化を図る。
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数値計画
◆ 数値計画
連結
平成27年度(計画)
平成28年度(計画)
49,168
51,500
53,750
56,050
営業利益
3,303
3,435
3,675
4,039
経常利益
3,408
3,537
3,776
4,138
当期純利益
2,098
2,231
2,383
2,611
単位:百万円
売上高
平成26年度(実績)
平成29年度(計画)
当社グループは、中長期ビジョンの実現を目指し、
毎年成果と課題を検証しながら経営環境の変化に対応する
ローリング方式による中期経営計画を策定しております。
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資本政策
◆ 資本政策
目標とする経営指標
(資本効率性)
当社グループは、自己資本当期純利益率(ROE)を主要な経営指標として取り上げており、
今後もM&A等による戦略的投資、成長に向けた積極的な事業投資の拡大を図りながら、
財務体質の強化など収益力の向上に努めるとともに、資本効率の向上に取り組むこと
によりROE10%以上を目標とする。
利益配分に関する基本方針 (株主還元)
配当につきましては、連結業績、連結配当性向について十分留意しながら、
連結純資産配当率(DOE) 2.5%以上を目標として、株主の皆様へ継続的・安定的に
配当を行うことを基本方針としている。
資本効率目標
ROE
10%以上
株主還元目標
DOE
2.5%以上
DOEは、株主の皆様への利益配分を示す配当性向と資本効率を示すROEの2つの要素から構成され、
当社の掲げる株主価値の創造に資する指標となります。
5
【ご参考】配当金推移
平成24年1月1日付で株式1株につき2株の株式分割を行っております。これに伴い、1株当たり配当金は
当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場合の数値を表記しております。
◆ 配当金推移
25円
普通配当
普通配の増配分
22.0円
予定
記念配当
20.0円
20円
上場来減配はなく、DOE 2.5%以上を目標とし、
継続的・安定的に配当を行う基本方針
15円
15.5円
14.0円
13.5円
13.0円
11.0円
10.0円
10円
5.0円
5.5円
6.0円
5円
0円
平成7年3月期
平成9年3月期
平成11年3月期
平成13年3月期
平成15年3月期
平成17年3月期
平成19年3月期
平成21年3月期
平成23年3月期
平成25年3月期
平成27年3月期
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注意事項
◆ 見通しに関する注意事項
本資料に記載されている業績目標や将来見通しは、本資料の発表時において入手可能な
情報に基づいて当社が判断したものであり、リスクや不確実性を含んでおります。
したがいまして、実際の業績等は、様々な要因の変化により、
記載されている業績目標等と大きく異なる結果となる可能性があることを
ご承知おきください。
表紙右下掲載
※IRroid(アイアールロイド)とは…
日本経済新聞社系の㈱QUICKが国内外の若者層(20代~30代)を株式市場に取り込むために、上場企業を対象として、QUICK社独自で作成した株価連動型の
人工知能プログラムです。
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