研修のしおり - 市町村アカデミー

目 次
◆ 留意点 ◆
第1章 出発準備
1
2
3
4
事前の準備 ·······························
研修を受けるにあたっての準備 ······················
持参するもの ······························
事前宅配便等の利用 ···························
1
1
2
2
第2章 研修生活
5
6
7
8
9
研修日程 ································
入所 ··································
開講式 ·································
研修期間中の服装 ····························
外出・外泊の手続 ····························
3
4
4
5
5
第3章 研修の受講
10
11
12
13
「課題演習」
・
「事例演習」
・
「課題解決フォーラム」 ·············
クラス役員 ······························
研修受講の際の注意事項 ························
研修修了 ·······························
6
7
8
8
第4章 退所
14 退所の際の注意事項 ·························· 9
第5章 研修施設
15 図書館 ······························· 10
16 演習室・IT教室 ·························· 11
第6章 亦楽寮生活
17 宿泊室 ······························· 12
18 寮内施設 ······························ 13
19 来訪者との面会 ··························· 13
第7章 重要な注意事項
20 飲酒・喫煙についてのルール ····················· 14
21 研修期間中に具合が悪くなったとき ·················· 14
22 非常・緊急事態への対応 ······················· 15
第8章 その他
23
24
25
26
27
28
29
プリペイドカード ··························
食堂 ································
売店・自動販売機 ··························
研修生相互が交流する場所 ······················
運動のできる場所 ··························
職場からのメール・ファクス等の送受信 ················
忘れ物への対応 ···························
16
16
17
17
18
19
19
◆ 施設の利用可能時間等一覧 ◆ ························ 20
◆ 施設の平面図 ◆ ······························· 21
◆ 研修所へのアクセス ◆ ··························· 23
◆ 研修所の周辺地図 ◆ ···························· 25
◆ 資料編 ◆
Ⅰ 課題演習の進め方(基本例) ························· 26
Ⅱ レポートの書き方(9 日間・11 日間研修) ··················· 29
◆
シンボルマーク ◆
シンボルマークの三つの輪は、市、町、村の和を示す
とともに、市町村アカデミーの建学の精神ともいうべき
『 進 、 学 、 和 』 をも表しています。
◆
シンボルキャラクター
◆
当研修所の英語名の略称JAMP(表紙参照)にちなみ、
「ジャンプがえる」
をシンボルキャラクターとしています。
第1章 出発準備
1
事前の準備
●
アカデミーの研修は、宿泊型の研修であり、期間は短いもので2日間、長いもので11日間(そ
れぞれ入所日を含む。)です。そこで、事前に次のことを行っておきましょう。
(1) 仕事等の整理
研修に専念できるように、事前に職務・家事等の整理を十分に行ってください。
(2) 提出書類の確認
研修受講申告書の提出及び研修受講に要する経費の払込みが終わっていることを、研修担当
課に確認しておいてください。
2
研修を受けるにあたっての準備
●
アカデミーの研修では、科目に関する学識経験者や国・自治体等の関係者が講師を務め、現時
点における最良の講義を提供するように努めています。また、研修には全国各地の自治体職員等
が参加します。講義と研修生相互の情報交換・意見交換により、貴重な成果が得られます。
(1) 研修内容の確認
自分は研修で何を学びたいのか、明確な目的意識を持って参加してください。
研修内容の詳細(課目・講師等)については、研修開始の概ね1か月前までに、市町村アカ
デミーのホームページ(URLはhttp://www.jamp.gr.jp)に掲載しますので、参考にしてく
ださい。
(2) 課題演習等
研修科目によっては、講義・実習の他に「課題演習」や「事例演習」
、
「課題解決フォーラム」
を行います(6ページ参照)
。
該当する科目の研修生には、受講決定通知とともに、
「研修受講に関する留意事項」の中で、
課題演習等の進め方や事前準備についてお知らせしますので、事前に個人学習を行い、自分の
問題意識や考え方を説明できるようにしておいてください。また、討議を重ねていく段階で、
より詳細な内容が必要となる場合がありますので、所属団体の資料やデータ等は適宜ご持参く
ださい(課題演習の進め方については、26ページを参照してください。
)
。
(3) レポート
研修期間が9日間以上の研修では、問題意識を持って研修に臨み、講義や演習の効果を一層高め
るため、レポート作成・提出を研修の修了要件としています。アカデミーが指定した課題又は受講
する研修テーマに関する課題について、2,000字以上4,000字以内のレポートを研修期間中に
作成してください。このため、レポート作成に必要な資料等は、事前に十分準備しておいてく
ださい。
提出されたレポートは、研修科目・組ごとに優秀作及び佳作を選定し、機関誌『アカデミア』に
おいて、優秀作は全文を、佳作は題名を掲載します。さらに、優秀作の中から、1年間を通じて優
秀と認められるレポートを選出し、年1回表彰します(レポートの書き方については、29ページ
を参照してください。
)
。
- 1 -
3
持参するもの
●
アカデミーの研修は全員寮生活で、週末を除き原則外出禁止です。そのため、次のものを携行
してください。また、携行すると便利な品の例も記載していますので、参考にしてください。
(1)携行品
研修のしおり
洗面用具
筆記用具
(バス)タオル・バスマット等
名刺
寝衣及び着替類
保険証(受診する場合に必要)
スリッパ(宿泊室内用)
携行するよう予め指定された図書及び資料等※1
常用している薬等(総合かぜ薬、頭痛薬、胃腸薬、目薬等)※2
ファイル等(レジュメを綴る際に必要)
※1 ただし、
「研修受講に関する留意事項」の中で携行図書として「地方自治小六法」(学陽
書房)が指定された場合、同図書は貸出可能です(蔵書数に限りがあります。)
。
※2 市町村アカデミーでは薬の用意をしておりません。必ず常用している薬をご持参ください。
(2)携行すると便利な品の例(各自必要と思われるものをお持ちください。
)
ティッシュペーパー、マスク
パソコン
雨具
USBメモリ等
目覚まし時計
メモリーカードリーダー
ラジオ
デジタルカメラ
電気カミソリ
枕(使いなれたもの)
洗濯用洗剤、洗濯ネット
運動靴(屋内運動場用)
水筒
動きやすい履物
※ 宿泊棟には洗濯室(洗濯機・乾燥機)があります。アイロン等の貸出しも行っています。
※ パソコン・USBメモリ等は、必ず事前にウィルスチェックをしたものをお持ちください。
≪宿泊室の設備一覧≫
①寝具 ②勉強机・椅子 ③ロッカー ④ハンガー(数本) ⑤ユニットバス物干しロープ
⑥洗濯バサミ(数個) ⑦ゴミ箱 ⑧テレビ ⑨加湿器(設置期間:10月下旬~4月下旬)
⑩常備灯(簡易懐中電灯) ⑪ヘルメット ⑫消臭スプレー ⑬LANケーブル ⑭シューズトレイ
⑮ボディーソープ ⑯リンスインシャンプー ⑰ドライヤー ⑱使いすてタイププラスチックコップ
⑲ぞうきん ⑳消火器
≪パソコンについて≫
パソコンは、IT教室(60台)とPCルーム(南宿泊棟各階に7台、北宿泊棟各階に6台)に設
置していますが、台数に限りがあるため、レポート作成等のために各自パソコンの持参をおすすめし
ます。持参したパソコンは、宿泊室でインターネットへの接続ができます(詳細は12ページ)
。
≪ATMについて≫
所内には、現金自動預け払い機(ATM)は設置しておりませんので、必要な現金はあらかじめご用意ください。
4
事前宅配便等の利用
●
送迎バスでの混雑を避けるために、大きな荷物は事前に送るようにしてください。
(土日も受付可)
※ 荷物を送る場合は、
「勤務先の都道府県名・市町村名」及び「本人の氏名(宛名)」・「研修受講科
目」を側面2か所に大きく明記しておいてください。また、目覚まし時計、ラジオ等の電池は外して
おいてください。
なお、食中毒等を防止するため、生鮮食品をアカデミー内に持ち込むことを禁止しています。ま
た、酒類についても、宅配便はもちろん手荷物でもアカデミー内に持ち込むことは厳禁です。自宅や
職場等に持ち込み禁止のことを伝えてください。持ち込まれた生鮮食品や酒類は、料金着払いで返
送させていただきますのでご注意ください。
- 2 -
第2章 研修生活
5
研修日程
●
アカデミーの研修コースの日程は、2日間、3日間、5日間、9日間、又は11日間です。
全てのコースについて、入所日に開講式を行います。研修は、午前中に2時限、午後に3時限で、
夜間に「課題演習」等の自主研究の時間も設定しています。また、講義開始前の時間は、事前学習や
レポート作成等に有効に活用してください。
下記にコース別の日程(2日間コースを除く、標準例)を掲載していますが、詳しい研修日程はア
カデミーホームページの各科目の「時間割」
、受講決定通知で確認してください。
~
コース別日程(標準例)
~
<3日間コース>
午
9:00~
前
1 時限目
9:25~10:35
1日目
(入所日)
午
2 時限目
10:50~12:00
3 時限目
13:00~14:10
11:30~12:20 入所
12:50~入寮オリエンテーション
13:00~ 開講式
開講オリエンテーション
2日目
講義・演習
3日目
講義・演習
後
4 時限目
14:25~15:35
5 時限目
15:50~17:00
講義・演習
講義・演習
夜
間
18:00~
交流会
課題演習
12:10~
修了式※
※ 修了式後、各教室で修了証書をお渡しします(科目によって、終了時間が異なります。)
。
<5日間コース>
午
前
午
13:30~15:00 入所
15:30~入寮オリエンテーション
1日目
(入所日)
2~4
日目
5日目
後
講義・演習
16:00~開講式
開講オリエンテーション
講義・演習
夜
間
18:30~
交流会
課題演習
11:40~
講義・演習
修了式※
※ 修了式後、各教室で修了証書をお渡しします(概ね 12:20 頃までかかります。)
。
<9/11日間コース>
午
前
午
後
13:30~15:00 入所
15:30~入寮オリエンテーション
1日目
(入所日)
16:00~開講式
開講オリエンテーション
夜
間
18:30~
交流会
2日目~
講義・演習
講義・演習
課題演習
途
中
週
末
講義・演習
講義・演習
外出/外泊可
金
土
外出/外泊可
日
9 日目/
11日目
外出可
講義・演習
11:40~
修了式※
※ 修了式後、各教室で修了証書をお渡しします(概ね 12:20 頃までかかります。)
。
- 3 -
6
●
入所
入所時間は、コースにより異なります。また、入所後に入寮オリエンテーションがあり、研修
生活についての説明を行います。
(1)入所及び入寮オリエンテーションの時間
コ ー ス
入 所 時 間
入寮オリエンテーション
3日間コース
11:30~12:20
12:50から
5、9、11日間コース
13:30~15:00
15:30から
交通障害その他やむを得ない理由により入所時間に遅れる場合は、あらかじめ研修部に連絡してください。
(電話043-276-3126)
※ 入所時間は標準的な時間を記載しています。実際の入所時間については、受講決定通知をご
覧ください。
(2)入所手続
玄関ホール(いこいの広場)で入所手続を行います。
その際、①名札、②宿泊室の鍵、③時間割、研修生名簿等必要書類、④緊急連絡先カードを受け
取ってください。荷物を事前に宅配便等で送っている場合は、必ず、北宿泊棟1階エレベーターホ
ール脇の宅配便倉庫で受け取ってください。
所内で食事をするためには、プリペイドカードが必要です。食堂周辺に設置してあるプリペイド
カード販売機(3台)で購入下さい。なお、夕食時の購入は混雑が予想されますので、入所時の購
入をおすすめします。
(3)入寮オリエンテーション
入所手続の後、講堂等で入寮オリエンテーションを行います。名札を着用し、『研修のしおり』
と筆記用具を持参し、定刻の5分前までに集合してください。
なお、引き続き、開講式、開講オリエンテーションを行いますので、入寮オリエンテーションの
段階から開講式にふさわしい服装で出席し、時間割もご持参ください。
7
●
開講式
開講式の時間は、次のとおりです。
コ ー ス
開 催 日
開 始 時 間
3日間コース
研修初日
13:00から
5、9、11日間コース
研修初日
16:00から
開講式は講堂等で行い、その後、各教室で開講オリエンテーションを行います。
開講式には、式典にふさわしい服装(詳細は5ページを参照)で、名札を着用して出席してく
ださい。
※ 上記は標準的な時間です。実際の開始時間については、受講決定通知で確認してください。
※ 開講オリエンテーションについて
カリキュラムの内容やクラス役員の仕事など、研修全般に関する説明を行います。また、研
修を受講するために必要な資料を配付します。
本冊子『研修のしおり』
、目標設定シート及び入所受付時に配付される「時間割」をご持参く
ださい。
- 4 -
8
研修期間中の服装
●
開講式、修了式及び特に指示する場合を除き、必ずしも上着、ネクタイを着用する必要はあり
ませんが、社会人として講師に対して礼を失することがないような服装にしてください。
※ 開講式、修了式においては、上着(男性は上着及びネクタイ)を着用し、式典にふさわしい服装にして
ください。クールビズ期間中(参考:平成27年度は5月18日~10月30日)は、上着、ネク
タイを着用する必要はありませんが、式典にふさわしい服装にしてください。
※ Tシャツ、運動用ジャージ、短パン、ジーンズ、派手なシャツ、スリッパ、バックベルトのついていないサ
ンダルなどは、講師に対して礼を失することとなりますので慎んでください。
※ 所内では移動が多いため、動きやすい履物をご持参ください。
※ アカデミーでは、コージェネレーションシステム、真空管型太陽熱集熱器、太陽電池を導入し、省エネ
ルギー、二酸化炭素排出量削減に取り組んでいます。冷房は28℃以上、暖房は19℃以下としており
ますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
なお、日照(窓側の座席の場合)、空調送風(座席位置による)、温度、湿度等により、個人差はあり
ますが体感温度に相当な差が生じます。季節を問わずカーディガン等をご持参されることをおすすめし
ます。
9
外出・外泊の手続
●
金曜日から日曜日までの下記の時間帯には、外出手続を行って外出することができます。また、
上記以外において、病気その他やむを得ない理由により外出する必要があるときは、「外出承認
願」により承認を受けて外出することができます。
*外出・外泊について*
金曜日と土曜日は、外泊することもできます。
曜日
外 出 可 能 時 間
外泊の可否
金曜日
研修終了後から23:00まで
可
土曜日
7:00から23:00まで
可
日曜日
7:00から23:00まで
否
*外出又は外泊の手続*
・ 外出するときは、
「名札・宿泊室の鍵」を管理事務室に提出してください。
・ 外泊するときは、
「名札」の裏面の「外泊届欄」に所定事項を記入し、「名札・宿泊室の鍵」を
管理事務室に提出してください。
・ 外出又は外泊から戻ったら、管理事務室で提出した「名札・宿泊室の鍵」を必ず受け取ってく
ださい。
※ 門限は23:00です。門及び玄関は施錠しますので、必ず門限を守ってください。
万一、門限を過ぎる恐れのある場合は、事前に管理事務室(電話:043-276-3737)へ連絡して
ください。
夜間は、研修所への路線バス等の交通の便が悪くなりますので、門限に気をつけてください。
- 5 -
第3章 研修の受講
10 「課題演習」
・「事例演習」
・「課題解決フォーラム」
●
研修効果を高めるため、講義のほかに、より実践的な研修手法を設定しています。
(1) 課題演習
班別討議によって課題を抽出し、具体的な解決策を導き出し、全員の前で発表することを通
じて、政策形成能力やプレゼンテーション能力等の向上を目指します。
① 受講決定の際又は研修受講の際に、研修所から演習テーマを提示します(班別討議により
研修生が自主的にテーマを設定する場合もあります。)
。
② 研修生は、演習テーマに基づき、受講前に資料作成などの事前準備を行います。
③ 研修中は、6~10名程度のグループに分かれ、演習テーマについて自主的に議論を行い、
現状・問題点を整理・分析し、解決策を導き出すことを学びます。また、討議結果について
班ごとに発表を行います(演習によっては、具体的な施策として提案する提案型の演習、ワ
ークショップ、フィールドワーク形式で行うものもあります。)
。
課題演習の実施方法などの詳細は26ページを参照してください。
(2) 事例演習
事前に講師などから示された事例問題を班別に研究・討議・発表することで、実践的な課題解決
能力等の向上を目指します。
① 受講決定の際又は研修の初日などに、研修所から事例問題を提示します。
② 研修生は、事例問題について、各自で研究・整理を行うなど、事前準備を行います。
③ 研修中は、6~10名程度のグループに分かれ、事例問題について自主的に議論を行い、
その結果をまとめます。その後、班ごとに割り当てられた事例問題について、討議結果の発
表を行います。
(3) 課題解決フォーラム
研修生が自ら抱える課題を持ち寄り、意見交換することで、新たな考え方を発見し、課題解
決への一助とします。
① 受講決定の際に、研修生が事前に作成する資料等をお知らせします。各市町村が抱えてい
る問題点又はユニークな施策などがテーマです。
② 研修生は、研修受講前に資料作成等の事前準備を行います。
③ 研修中、事前に作成した資料に沿って、一人ずつ班内で発表し意見交換を行います(研修
科目によっては、班内で意見交換を行った課題のうち、研修生全体の意見や講師の見解を伺
いたい課題について、全体で意見交換、講師の助言を受ける時間を設けているものもありま
す。
)
。
※ 「課題演習」
、
「事例演習」、
「課題解決フォーラム」は、それぞれ進め方が異なりますので、
研修受講決定通知とともに事前に送付される「課題演習の進め方」
、
「事例演習の進め方」、
「課
題解決フォーラムの進め方」をご覧ください。
- 6 -
11 クラス役員
●
各クラスに(1)幹事、(2)座長、(3)教室委員などのクラス役員を置きます。異なる自治体
職員が集まる研修の中でのクラス役員は、貴重な体験になります。すべて研修生の中からアカデミ
ーが指名しますが、受講申し込みの際に参考として希望調査を行っていますので、ぜひ積極的に希
望してください。
(1) 幹事
① 各クラスに代表幹事1名及び副幹事2名を置きます。
② クラスを代表し、アカデミーとの連絡調整にあたるとともに、クラスの交流会その他の行事の
企画及び実施、さらには研修終了後のOB会の開催等をお願いします。
(2) 座長
①
②
③
各クラスの課題演習班・事例演習班等に座長を置きます。
課題演習討議の進行等を行います。
課題演習等の進め方については26ページを参照してください。
(3) 教室委員
① 各クラスに教室委員を置きます。
② 交替制で、氏名と担当日は研修生名簿に掲載して配付します。
③ 次の事項を担当します。
ア 教室の準備(点灯、消灯、白板消し等)
イ 教材等の準備(研修部又は調査研究部で教材、資料、水のペットボトル、おしぼり等を受け
取り、研修生に教材、資料を配付する。
)
ウ 教具(OHC、パワーポイント、ビデオ等)の準備の補助及び受講中の講師の各種補助(マ
イク等)
エ 講師案内(授業開始5分前までに講師控室に迎えに行き教室に案内する。終了後は講師控室
に案内する。休憩時も同様。
)
オ 号令(講師が入室して、講義の準備ができてから「起立」、
「礼」、
「着席」の号令を、授業が
終了したとき「起立」
、
「礼」の号令をかける。)
カ 連絡事項の聴取、伝達
キ 欠席者があった場合の担当教官・職員への報告
ク 提出物の回収(レポート、アンケート等は、席番順に揃え、全員分まとめて研修部又は調査
研究部に提出する。
)
④ 教室委員席を別に設けていますので、その席に着席してください。
- 7 -
12 研修受講の際の注意事項
1 入室
各時限の開始5分前と終了時は、チャイムで知らせますので、授業開始の5分前までに入室し、着
席してください。※他の研修との関係でチャイムが鳴らない場合もあります。
2 座席
指定席と自由席の場合があります。自由席の場合は、空席を作らないよう、前から詰めて座って
ください。
3 講師に対する儀礼
各授業時限の初めと終わりに教室委員の号令により全員起立して、礼をしてください。その講師
の最終時限終了時は、拍手で講師をお送りください。
4 名札の着用
研修所内では、受講時以外であっても常に名札を着用し、相互のコミュニケーションに資するよう
にしてください。緊急連絡先カードは、初日に記入し、名札ケースに必ず入れてください。
5 禁止事項
(1) 講義中の飲食(水分補給のための飲物を机上に置くことは、ご遠慮ください。)
(2) 講義、開講式及び修了式に際しての録音・録画・写真撮影
(3) 携帯電話等の使用
講義、開講式、修了式の際及び図書館での携帯電話等の通話及びメール送受信は禁止していま
す。携帯電話等は電源を切るかマナーモードにしてください。
6 欠課(欠席、遅刻又は早退)
(1) 欠課(欠席、遅刻又は早退)は、病気その他やむを得ないと認められる特別の理由がある場合
を除き認められません。
(2) 欠課をしなければならないときは、欠課承認願(用紙は、研修部にあります。)を研修部又は
調査研究部に提出し、承認を受けてください。
(3) 欠課の状況は、必要に応じて、任命権者に連絡します。
※ 土曜日・日曜日は授業がありませんので、各自で自主的に過ごしてください。
13 研修修了
1 研修修了要件は、次のとおりです。
(1) 所定の課目を履修すること。
(2) 研修期間が9日間以上の研修にあっては、研修期間中にレポートを作成し、研修最終日に提
出すること。
(3) 当研修所の「ルール」を遵守し、研修生活の秩序を守ること。
2 修了式は、原則として研修最終日の11:40から講堂で行います。
式典にふさわしい服装で名札を着用し、講義終了後、速やかに講堂に集合してください(夏季の
研修期間中の服装については、5ページ参照)。
各クラスの代表幹事は、研修生を代表して修了証書を受領し、修了式の終了後、各研修生に渡し
ます。
3 アンケートの実施
アンケートは、講義等の内容と研修生のニーズとのミスマッチ(くい違い)を調べるとともに、
施設管理面における改善意見を把握するものです。結果は、研修計画・カリキュラムの改訂をはじ
め、今後の研修所の運営の参考にさせていただきます。できる限り率直に、具体的に記載してくだ
さい。
- 8 -
第4章 退所
14 退所の際の注意事項
●
室内を整理整頓して、忘れ物のないように気をつけてお帰りください。
(1) 退所
① 宿泊室から退出の際は、シーツ及びまくらカバーを廊下に設置した袋に入れ、宿泊室のドアの
鍵が閉まっていることを確認してください。
② プリペイドカードは、
食堂周辺に設置してあるプリペイドカード販売機で精算できます
(3台)
。
③ 「宿泊室の鍵」及び「名札ケース」を管理事務室に返却して、退所手続を済ませてください。
ストラップ、名札、緊急連絡先カードは、お持ち帰りください。
(2)
①
②
③
荷物の送付
退所の際の荷物は、研修所から宅配便で送ることもできます。
受付日時は売店・管理事務室横の宅配便倉庫前に掲示します。
荷造用品は、原則として、持ち込んだ荷造用品を再利用してください。
(3) 中途退所
① 病気、災害等による退所
研修生が病気、親族の不幸、災害その他特別の事情により研修を継続することができない状
況にあると任命権者が認めるとき、その旨を学長に申請し、かつ承認を受けた場合には退所す
ることができます。
② 規律に反する行為等での退所
研修生が研修所の規律に反する行為、他の研修生に著しく迷惑を及ぼす行為、その他公務員
としてふさわしくない行為を行った場合は、退所を命じることがあります。
③ ①、②の場合の退所は、修了証書を授与しません。
- 9 -
第5章 研修施設
15 図書館
1 開館時間
通常開館
開館日
演習実施日・
研修開講期間中の金曜日
上記以外の月曜日~金曜日
臨時開館*
(閲覧のみ)
開館時間
8:30~20:00
8:30~18:00
演習実施日・
研修開講期間中の金曜日
20:00~22:00
上記以外の月曜日~金曜日
18:00~22:00
土曜日・日曜日
8:30~22:00
ただし、
「入所日の夜間」は、原則として開館しません。
*臨時開館の取扱い*
(1) 上記の時間内に研修生の希望があれば、開館できます。
ただし、この開館時は、図書等の閲覧のみで、貸出・返却はできません。
(2) 利用しようとするとき
図書館の利用を希望する研修生は、管理事務室で「鍵保管簿」(管理事務室に常置)、「鍵引継ぎ
簿」
(図書館内で研修生同士が鍵を引き継ぐ際に使用)に必要事項を記入し、
「鍵引継ぎ簿」と「鍵」
を借りてください。
(3) 利用を終えたとき
① 図書館の利用を終えた研修生は、館内の消灯・施錠をし、管理事務室へ行き、「鍵保管簿」の
「消灯」、「施錠」欄に記入後、「鍵引継ぎ簿」と「鍵」を管理事務室に返してください。
② なお、上記(2)により鍵を保管している研修生(以下「鍵の保管者」という。)が退室する際、
他に図書館を利用している研修生(以下「利用者」という。
)がいる場合、鍵の保管者は利用者に
声をかけて、当該利用者に「鍵引継ぎ簿」に必要事項を記入してもらい、
「鍵引継ぎ簿」と「鍵」
を引き継いでください。
「鍵引継ぎ簿」と「鍵」を引き継いだ利用者が退室する際に、他に図書館
を利用している研修生がいる場合も、同様に引き継いでください。
2 図書・ビデオ等の利用及び検索
(1) 開架式となっていますので、研修生自身が書架から図書を選び、館内で読んでください。また、ビ
デオ・DVD視聴装置が設置してあり、自由に利用することができます。
(2) 閲覧又は鑑賞後は、元の棚へ図書・ビデオ等を戻しておいてください。
(3) 図書・ビデオ等の検索機で、タイトル、著者名、キーワード等から検索ができます。また、検索した
図書・ビデオ等の配架場所を確認できる「場所表示」や内容等が記載される「詳細情報」の画面の印刷も
できます。
3 館外貸出(通常開館時のみ)
(1) 図書・ビデオ等を借りるとき又は返すときは、その図書・ビデオ等をカウンターに提出してください。
借りるときのみ、名札に併記されている部屋番号を明示してください。
(2) 貸出点数及び貸出期間は、次のとおりです。
① 図書:1人3冊まで、貸出日を含めて5日以内
② 機関誌『アカデミア』:創刊号から最新号までを各号1冊ずつ、修了日まで
③ ビデオ・DVD:1人2巻まで、貸出日を含めて2日間以内
(3) 加除式図書及び雑誌類(バーコードの付いていない資料)は、館外貸出をしません。館内での閲覧
又は必要な箇所のコピーによる利用をしてください(コピーはセルフサービスです。用紙サイズにか
かわらず、片面10円(現金のみ対応)となります。)。
(4) ゆうあいラウンジではDVDを視聴できます。
- 10 -
4 雑誌のコンテンツ・シートサービス
地方自治と研修科目に関連する主要な雑誌が備え付けてあります。このうち使用頻度の高いと思われ
る雑誌については、目次のコピーを巻号数順にファイルしています。
5 新聞の閲覧
全国紙と代表的なブロック紙(合計11紙)を置いています。
16 演習室・IT教室
1 演習室
課題演習の班別討議の際に利用します。利用可能時間は平日の討議の時限並びに8:00~9:
20及び17:00~22:00です。
(1) 利用できる機器
パソコン、プロジェクター、ホワイトボード、プリンター
※ 課題演習の討議日誌や発表用資料の作成・印刷などにご利用ください。
(2) 演習室の利用終了後は、部屋の外側の壁(又は室内)にあるメインスイッチを消してください
(308~317を除く。)。
(3) 平日の22:00~23:00、土・日曜日の8:00~20:00、及び早朝時(6:
30~)の時間帯も、利用することができます。その場合は、事前に申し込みの手続きが必
要ですので、管理事務室へ申し出てください。
2 IT教室
レポートや演習発表用資料の作成・印刷、インターネットの利用ができます。ただし、講義等で使用
している場合は利用できません。利用時間は6:30~22:00(土・日曜日は20:00まで)です。
(1) 利用できる機器と内容
◎機器:パソコン60台、プリンター2台
※ デジタルカメラ、カードリーダーは研修部で貸し出しを行っていますが、台数は限られます。
◎利用できる内容
① レポートの作成・印刷
② 課題演習の討議日誌や発表用資料の作成・印刷
③ インターネットの利用
※ 宿泊棟のPCルームにもパソコン、プリンターが備え付けてありますので、ご利用ください。
(2) 課題演習、レポートの書式
パソコンに下記の書式が入っていますので、書式をコピーしてご利用ください。
① 課題演習の討議日誌や発表用レジュメ書式(Word)
② レポートの書式(Word)※「一太郎」を利用される研修生は、担当教官・職員に申し出てください。
(3) 留意事項
① 設置してあるパソコンは、節電のため電源プラグを抜いています。ご利用の際は、必
ずコンセントに挿してください。
② パソコンは、起動時に初期環境に戻るように設定されており、ハードディスク・デス
クトップに保存したデータが消えてしまいます。作成したデータは各自、必ずUSBメ
モリ等の保存媒体に保存してください。
③ 持参したパソコンは、演習室やIT教室のプリンターに接続できません。データをU
SBメモリ等の媒体に保存し、
演習室やIT教室のパソコンを用いて印刷してください。
④ 持参するUSBメモリ等のウィルスチェックは、事前に必ず行ってください。
⑤ コピー機は、100教室横にあります。演習班ごとに座長にコピーカードを渡しますの
で、コピー時に使用してください。
※ コピーは、課題演習等に必要なものについてのみ行ってください。
- 11 -
第6章 亦楽寮生活
17 宿泊室
1 研修期間中は、館内にある宿泊施設「亦楽寮(えきらくりょう)」で生活をします。宿泊棟は南
棟と北棟の2棟になっています。南宿泊棟の部屋番号は2×××、北宿泊棟の部屋番号は1×××
と表示します。
(1) 利用原則
① 宿泊室は、個室(ユニットバス・トイレ付)です。各自が掃除をし、整理整頓に努めると
ともに、鍵は、常に各自が責任を持って管理してください。宿泊室はオートロックのため、
注意してください。
② 他の研修生に迷惑のかかる行動は慎んでください。
③ ベッドメイクその他の寝具の整理は、各自で行ってください。
(2) 部屋に入ったら
① 鍵についたタブレット(キーホルダー)を入口ドアの横にあるスイッチに完全に差し込ん
でください(タブレット以外の差し込みは禁止)
。室内の電気設備が作動し、管理事務室及び
防災センター内の在室表示板に「在室」の表示が点灯されます。鍵とタブレットは、分離し
ないでください。
② 備え付けの「亦楽寮ガイド」をよく読んで、避難経路及び非常口を直ちに確認してください。
③ インターホンで管理事務室と通話ができます。
④ 窓の下の壁に緊急通報ボタンがあります。急病等緊急時以外は使用しないでください。
(3) 部屋を出るときは
① 必ずタブレットを抜いて鍵をお持ちください(火災等の災害の時、タブレットを差し込ん
だままだと要救助者がいると誤認されるため。)
。
② 施錠の確認をしてください。
(4) 宿泊室の備品等の取扱い
宿泊室の備品等は、大切に取り扱ってください。また、異常があるときは、直ちに管理事務
室へお知らせください。
(5) 禁煙・禁酒
たばこは喫煙室でお願いします(宿泊室は高感度煙感知器を設置しています。)
。
また、亦楽寮内での飲酒は厳禁です。
(6) 消灯時間
23:00消灯です。他の研修生の迷惑にならないようにしてください。
23:00~6:00までの間は、宿泊棟以外の建物への入館はできません。
(7) 清掃及びごみ処理
① 清掃用具(掃除機・ぞうきん)は、各階にある用具庫に備えてあります。
② 退所の際は、屑入れにごみを残さないよう各自が談話室近くのごみ箱に捨ててください。
③ 消臭スプレーがロッカーの中に備えてあります。
※ 詰替用消臭液、ボディーソープ、リンスインシャンプーは、各階の洗濯室に用意していますの
で、各自で補充してください。トイレットペーパーの予備は管理事務室に用意しています。
2 持参したパソコンは、自室でインターネットの接続ができます。設定方法については、室内のマ
ニュアルを参照してください。研修所で準備しているのはLANケーブルまでです。ウィルス対策は
各自の責任で行ってください。
※ 自宅等で使っている電子メールをチェックするためには、①サーバー名(例:
「pop.d5.dion.ne.jp」
、通常「mail」、
「pop」が含まれます。)
、②ユーザー名、③パスワード
が必要となります。初めてご利用の方は、事前に設定されることをおすすめします。
- 12 -
18 寮内施設
1 談話室・湯沸し室
(1) 研修生相互の交流を図るスペースです。整理整頓を心がけてください。
① 備え付けてある新聞等は、談話室から持ち出さないでください。
② ごみは、お互いに注意して処理し、常に清潔にしておいてください。
③ 湯沸し室に、お茶の器具等が用意してあります。使用後は、洗って元の位置に戻してください。
また、湯沸し室の湯のみ・コップは、宿泊室で利用することができます。
(2) 利用時間は、6:30~23:00です。最後の利用者は、必ず消灯してください。
2 PCルーム
(1) 終日利用できますが、消灯時間後は他の研修生の迷惑にならないように注意してください。
また、最後の利用者は、必ず消灯してください。
(2) 留意事項
① 設置してあるパソコンは、起動時に初期環境に戻るように設定してあり、ハードディスク・デ
スクトップに保存したデータが消えてしまいます。作成したデータは各自、必ずUSBメモリ
等の保存媒体に保存してください。また、この設定のため、起動するまで6分程度時間がかか
ります。
② 持参したパソコンはPCルームのプリンターに接続できません。データをUSBメモリ等の媒
体に保存し、PCルームのパソコンを用いて印刷してください。
③ 持参するUSBメモリ等のウィルスチェックは、事前に必ず行ってください。
3 洗濯室
(1) 洗濯機は、各階に設置しています(女性用洗濯室には、暗証番号鍵がついています。)。
終日利用できますが、消灯時間後は他の研修生の迷惑にならないように注意してください。
また、最後の利用者は、必ず消灯してください。靴下や少量の下着等は手洗いでお願いします。
(2) 洗濯物の乾燥には乾燥機が利用できます。
※ クリーニング
「火曜日」と「金曜日」の17:45~18:15に、クリーニング業者が管理事務室前で洗濯
物を受け付けます。ただし、入所日は受け付けません。
代金先払いで、「火曜日」に出すと「金曜日」に、「金曜日」に出すと翌週の「火曜日」にで
きあがります(できあがりの日が退所日である場合は、退所日前日の18:00頃の受け取りとな
ります。)。なお、2日間・3日間・5日間研修コースではクリーニングの受付はしません。
※ アイロンの使用
管理事務室に申し出てください。
※ 1~3の寮内施設での飲酒、喫煙は厳禁です。
19 来訪者との面会
● 下記の時間には、
「ゆうあいラウンジ」
、「いこいの広場」または「食堂」で面会ができます。
【面会時間:平日は17:45~20:00、土曜日・日曜日は9:00~20:00】
※ 来訪者は、管理事務室において、研修生の都道府県名・市町村名・氏名及び用件をお申し出くだ
さい。なお、面会時間外等で取り次ぎができない場合の伝言は、その旨を総合掲示板に掲示します。
来訪者を亦楽寮内に立ち入らせることは厳禁です。
- 13 -
第7章 重要な注意事項
20 飲酒・喫煙についてのルール
●
全ての研修生が気持ちよく研修生活を過ごせるように、
「飲酒」
「喫煙」については下記の「ル
ール」を守ってください。
(1) 飲酒について
アカデミーは研修所ですので、アカデミー内の飲酒を原則禁じています。
ただし、初対面の研修生同士の円滑なコミュニケーションを図るために、夕食時及びクラス
の交流会に限定して飲酒を認めています。
なお、酒類をアカデミー内に持ち込むことは厳禁です。
(2) 喫煙について
喫煙室及び灰皿のある場所を除き、禁煙です。
寝たばこはもとより、歩きながらの喫煙は、絶対にしないでください。
※ ルール違反があった場合
飲酒又は喫煙についてのルールに違反した場合には、始末書の提出を求めたり、任命権者への連
絡を行うことがあります。また、研修修了要件を欠くことにもなりかねないので、十分注意してください。
21 研修期間中に具合が悪くなったとき
●
体調を崩した場合は、研修所職員に遠慮なく申し出てください。
(1) 軽易な怪我に対しては、管理事務室・総務局に湿布、ばんそうこう、包帯、ガーゼがあります。
(2) 具合が悪くなった場合は、早めに担当教官・職員に連絡をしてください。また、夜間、土日は、
管理事務室(内線110番)に連絡をしてください。具合の悪い研修生には、早めに病院での受
診をおすすめしています。
※ アカデミーは集団研修を行っているため、他の研修生への感染予防の徹底を図っています。感
染症に罹患した研修生は、退所していただく場合や、隔離する場合があります。また、研修の参
加をご遠慮いただく場合もあります。
※ 研修中は生活環境が変わりますので、体調を維持することが重要です。研修期間中は、各自健
康の保持に留意し、適度な運動をするとともに、十分睡眠をとるよう心掛けてください。
- 14 -
22 非常・緊急事態への対応
●
非常・緊急事態が発生した場合は、研修所職員の指示に従って速やかに行動してください。
また、非常口、避難経路については、必ず事前に確認をしておいてください。
(1) 防火設備、避難経路等の確認
防火設備の位置と使用方法、避難経路及び非常口を、宿泊室内の「亦楽寮ガイド」で、よく確
認してください。
(2) 異常を発見した場合の対応
出火等異常を発見した場合は、大声で近くの人に知らせ、協力して消火活動等の応急措置をと
るとともに、管理事務室(内線110番)又は防災センター(内線119番)に連絡してくださ
い。
(3) 非常の場合の連絡
非常の場合は、
「館内放送」でお知らせします。なお、非常ベルが鳴ったときは、宿泊室に備え
てあるヘルメットを着用したまま指示があるまで待機してください。
(4) 避難と避難場所
火災、爆発以外は、基本的に館内にいることが安全ですが、必要に応じ研修所職員が指示をい
たしますので、その際は指示に従ってください。エレベーターは使用しないでください。
(5) 非常口
非常口の扉は、非常ベルに連動しています。非常の際以外には、絶対に開けないでください。
★ 市町村アカデミー豆知識 ★
◆ 亦楽(えきらく)寮の命名の由来 ◆
「亦楽寮」の名称は、『論語』から採ったものです。
「学而 第一」中
しいわ
子曰、学而時習之、不亦説乎
またよろこ
子曰く、学びて時に之を習ふ、 亦 説 ばしからずや。
とも
有朋自遠方来、不亦楽乎
きた
また
朋遠方より来 る有り、亦 楽しからずや。
(朋有り、遠方より来る、亦楽しからずや)。
いきどお
人不知而不慍、不亦君子乎
また
人知らずして 慍 らず、 亦 君子ならずや。
◆ 邀蝶(ようちょう)の間の命名の由来 ◆
よう
「邀蝶の間」の名称は、『格言聯璧』(中国・清代、金蘭生著)の中の「九邀 」から採ったものです。
う
むか
「九邀」 藝花 邀蝶 花を藝ゑて以て蝶を 邀 ふべし。
かさ
累石 邀雲 石を累 ねて以て雲を邀ふべし。
う
栽松 邀風 松を栽ゑて以て風を邀ふべし。
植柳 邀蝉 柳を植ゑて以て蝉を邀ふべし。
うきくさ
貯水 邀萍 水を貯へて以て 萍 を邀ふべし。
築臺 邀月 臺を築いて以て月を邀ふべし。
ばせう
う
種蕉 邀雨 蕉 を種ゑて以て雨を邀ふべし。
藏書 邀友 書を藏して以て友を邀ふべし。
積徳 邀天 徳を積みて以て天を邀ふべし。
- 15 -
第8章 その他
23 プリペイドカード
●
食堂での食事や売店での買い物等のために、入所時に各自プリペイドカードを購入していただ
きます(平成27年度までは入所時に交付していましたが、平成28年度からは各自購入してい
ただくことになりましたのでご注意ください。)
。
(1) 販売場所
プリペイドカード販売機を食堂周辺に設置していますので、各自現金で必要な額のカードを購
入してください。
※ 夕食時の購入は混雑が予想されますので、入所時の購入をおすすめします。
(2) 販売額等
販売額については、研修コースの日程に応じて、標準的な食費の金額を想定して設定しており
ます。追加でチャージすることもできます。
プリペイドカードは食堂での食事のほか、売店での買い物等にも使用できますので、余裕をも
ってチャージしておくと便利です(残額は精算できます。
)。
(3) その他
①プリペイドカードを購入したら、裏面に必ず「団体名、名前」を記入してください(拾得して
も記名されていないと本人にお返しできません。
)
。また、紛失されても再発行はいたしません。
②プリペイドカードの領収書が必要な場合は、プリペイドカード販売機をご利用ください。
24 食堂
1 食堂の利用時間は、原則として次のとおりです。
朝 食
7:15~8:45
※
※
※
※
2
昼 食
12:00~13:00
夕 食
17:45~20:30
夕食時は19:30を過ぎると混み合います。
入所中の研修生が多い場合、利用時間を調整しますのでご注意ください。
夕食のラストオーダーは20:00です。
金曜日の夕食・土曜日・日曜日は営業しておりません。
食堂はセルフサービスになっています。入所時にプリペイドカードを購入し、支払いを行って
ください。プリペイドカードは、食堂周辺に設置してあるプリペイドカード販売機で購入でき、
売店や「ゆうあいラウンジ」での支払いにも利用できます。
- 16 -
25 売店・自動販売機
1 売店
(1) 利用時間
営
業
日
入 所 日
平
日
土
日
利 用 時 間
13:00~21:00
7:30~21:00
8:00~18:00
営業していません。
(2) 販売商品
日用品、文房具、A4サイズバインダー、USBメモリ、CD-R(RW)、シャンプー・リンス、
洗剤、ティッシュペーパー、タオル、靴下、運動靴、スリッパ、電池、清涼飲料水、日本茶、
紅茶、コーヒー、カップラーメン、菓子パン、菓子、酒類、つまみ、ストッキング、タバコ、
千葉特産土産品 など
2 自動販売機
清涼飲料水、酒類、つまみ等を販売しています。一部を除きプリペイドカードも使用できます。
※なお、酒類については、販売時間に一定の制限があります。
3 両替
千円及び五百円の両替は、1階の管理事務室前に両替機があります。
高額紙幣の両替が必要な場合は、平日8:30~17:00に総務局に申し出てください。
26 研修生相互が交流する場所
●
研修生相互の交流の場所として、
「ゆうあいラウンジ」があります。また、クラスの交流会等
を行うための「集会室」もあります。
(1) ラウンジ等の利用
① 利用の原則
「ゆうあいラウンジ」は、研修生相互の親睦、交流及び憩いの場として利用してください。利
用時間は、7:30~23:00です。利用した食器等は、「ゆうあいラウンジ」のカウンターに戻
してください。
② 喫茶、軽食の利用
休憩時間の湯茶、朝食・昼食・夕食時の軽食・喫茶に利用してください。
③ 体重計、血圧計の利用
体重計、血圧計を備えています。健康状態の自己管理に利用してください。
(2) 集会室の利用
① 集会室の種類
クラスの交流会で利用することができます。
フレンドリーホール
洋 室
80席
邀蝶(ようちょう)の間
和 室
66畳(約100名)※5分割可
※ 利用時間は、18:00~23:00です。
② 利用申し込み
開催を希望する日の前々日の18:00までに食堂に申し込んでください。
- 17 -
27 運動のできる場所
1 卓球など、簡単な運動ができる屋内運動場があります。運動をする前は、けが防止のため各自ス
トレッチ等の準備運動を十分に行ってください。
(1) 利用時間
平
日:7:00~9:00、12:00~13:00、17:45~22:00
土・日曜日:9:00~22:00
(2) 利用手続
① 利用する場合は、管理事務室で「運動施設使用台帳」に必要事項を記載してください。利用
希望者が多数の場合は、管理事務室で利用時間等を調整することがあります。
② 最後の利用者は、用具の後片付け、その他の整理整頓を行い、管理事務室に報告してくださ
い。
(3) 用具の利用・注意事項
① 運動用具(バドミントン、バスケットボール、バレーボール、フリスビー等)は、各自が収
納場所から必要なものを持ち出して利用してください。利用後は、各自が手入れを行い、責任
を持って元の場所に返却してください。
② 運動用具を紛失・棄損したときは、速やかに管理事務室に届け出てください。
③ 運動施設では、必ず運動靴を使用してください。
2 朝6:00~8:45の間は、アカデミーの外周で散歩・ジョギングができます。
- 18 -
28 職場からのメール・ファクス等の送受信
●
課題演習等で所属団体から資料を送ってもらう場合などにおいて、メールやファクス等は次の
ように利用できます。
(1) 電子メール
① アカデミーのパソコンは、インターネットに接続されていますので、電子メールをご利用に
なれます。
② IT教室及びPCルームの利用時間は、以下のとおりです。
【IT教室】平日 6:30~22:00、土・日曜日 6:30~20:00
【PCルーム】終日利用可能
(2) ファクス
食堂前のファクスコーナーに、有料のファクス(送受信可能)を設置しています。
番号は、043-276-3744です。
使用料は売店でお支払いください。プリペイドカードでの支払いもできます。
(3) 郵便物
① 研修生宛の郵便物等の取扱い
総合掲示板に掲示しますので、管理事務室までお越しください。
② 郵便物の発送
郵便物は、管理事務室前のポストに投函してください。なお、土曜日及び日曜日の集荷はあ
りません。
29 忘れ物への対応
●
忘れ物は、保存が困難なものを除き、研修最終日から原則2週間保管しています。その後は、忘
れ物の内容や状況によりアカデミーで処分することもあります。お問合わせは早めにお願いしま
す。なお、返却は着払いでします。
- 19 -
◆ 施設の利用可能時間等一覧 ◆
区
図
書
分
館
I T 教 室
演
習
室
利 用 可 能 時 間 等
演習実施日・
研修開講期間中
の金曜日
上記以外の
月曜日~金曜日
平
6:30~22:00
土・日曜日
6:30~20:00
日
入
店
これ以外に利用する場合は、
事前に管理事務室へ申し出
てください。11ページ16
参照。
朝
食
7:15~ 8:45
昼
食
12:00~13:00
入退所日利用可
夕
食
17:45~20:30
ラストオーダーは20:00です。
金曜日の夜、土・日曜日は営業
していません。
所
日
13:00~21:00
日
7:30~21:00
平
日曜日は営業していません。
8:00~18:00
ゆうあいラウンジ
7:30~23:00
(フレンドリーホール
邀蝶の間○○○○○)
18:00~23:00
談 話 室
交流会開催日のみ
6:30~23:00
屋内運動場
グラウンド
日
7:00~ 9:00
12:00~13:00
17:45~22:00
土・日曜日
9:00~22:00
平
アカデミー外周
(ジョギング・散歩)
来訪者との面会
外
これ以外に利用する場合は、
事前に管理事務室へ申し出
てください。10ページ15
参照。
8:00~ 9:20
17:00~22:00
土
集 会 室
考
日
平
堂
売
8:30~18:00
日
平
食
8:30~20:00
備
出
クリーニング
(2・3・5日間コースは受付なし)
宅配便の発送
6:00~ 8:45
平
日
土・日曜日
17:45~20:00
9:00~20:00
金
日
研修終了後~23:00
土・日曜日
7:00~23:00
火・金曜日
17:45~18:15
曜
ゆうあいラウンジ、食堂、
いこいの広場
受付場所:管理事務室前
取扱いのない日もありますので、必ず売店、
受付場所:管理事務室横の
管理事務室横の宅配便倉庫前案内板をご確
宅配便倉庫前、売店
認ください。
- 20 -
(渋滞時は遅延します)
◆ 資料編 ◆
Ⅰ 課 題 演
習
の
進
め
方 (基 本 例)
1 課題演習のねらい
(1) 「課題演習」は、研修生の皆さんが小グループ(演習班)に分かれ、演習テーマについて、自主的に意見交換
や討議を行うことを通じて、現状の問題点・課題を明らかにし、その解決策・対応策について検討するものです。
また、討議の結果については、クラス全員の前で発表し、質疑や意見交換を行います。
(2) 課題演習を実施する主なねらいは、次のとおりです。
①
演習テーマについて限られた時間の中で意見交換や討議を行い結論をまとめる作業を通じて、現状分
析、問題点・課題の抽出、意見の調整、グループの中での役割分担、プレゼンテーションなど、日常の職務
遂行においても重要となる能力の向上を図ること
②
自治体が共通して抱えている問題点・課題や各自の所属団体の状況等について積極的に情報交換や
意見交換を行い、問題解決のための手がかりをつかむとともに、研修生相互の交流を深めること
(3) 課題演習(時間外を含む)の時間には、全員が当事者として積極的に意見交換や討議に参加し、相互の交流
を深めるとともに、それぞれが役割を分担し、班員全員あるいはクラス全員で協力して取り組むようにしてください。
2 演習テーマ
演習テーマは、研修科目ごとに設定しています(各班別に自主的にテーマを設定する場合もあります。)。
演習テーマが複数設定されている場合は、それぞれのテーマのねらいや目的をよく読んで、希望するテーマを
選択してください。ただし、希望者が少ないときなど、演習班の設定が困難な場合は、選択したテーマを変更して
いただく場合があります。
研修科目ごとの演習テーマについては、研修受講前に研修受講決定通知とともに送付される「課題演習の進
め方」で確認してください。
3 班編成及び使用教室
研修初日に配付される「課題演習班別名簿」及び「時間割」に記載されていますので、各自の所属する班と使
用する教室を確認してください。
4 役割分担
班の役割分担は概ね次のとおりです。座長は研修所が研修初日に指名しますが、それ以外の役割は班ごとに
決めてください。
(1) 座
長 班を代表して、司会、進行、とりまとめ等を担当します(アカデミーより指名)。
(2) 記 録 係 議論の経過の板書、討議日誌・発表用レジュメの作成等を行います。
※日毎の記録係を分担しても構いません。
(3) 発 表 者 班を代表して、班で検討した演習テーマについて、対応方針や施策提案等を発表します。
※発表者を分担しても構いません。
- 26 -
5 演習の進め方
(1) 「課題演習(討議)」の時間においては、限られた時間の中で、班ごとに討議から発表の準備までを行います。
実りある演習とするため、各自が作成してきた課題演習資料等をベースにして、論点を整理し、具体的な問題
点・課題に絞って討議を進め、できるだけ実践的・具体的な解決方策を導くよう、班員全員が協力して取り組ん
でください。
(2) 具体的には、次に掲げる例を参考にしてください。
ステップ
1
2
3
4
5
6
演習の進め方の主な内容(一例)
演習スケジュールの確認
・ 演習の進め方、スケジュールの設定・役割分担の決定などを行う。
・ 各自持参した「課題演習資料」のコピーを班員に配付して、演習テーマに関する考え方や所属自治
体における実際の対応状況等について、一人ずつ持参した資料をもとに報告する。
事実・意見の収集
・ 報告の内容について、討議により出されたキーワードを中心に、ホワイトボードに書き出す(パソコンに
入力してホワイトボードに投影することも可能)。
問題点の整理
・ 各班員の説明の中から、類似する点や関連する点を整理し、具体的な問題点を2~3点程度に整
理し、サブテーマ(あるべき姿・目標など)を設定する(具体的な市町村の取組み事例を取り上げてもよ
い。)。
解決策の検討・具体的施策のとりまとめ
・ 整理した問題点について、対応策・解決策などを検討する。
・ 課題解決の方向性をもとに、具体的施策に落とし込む。
発表用レジュメの作成及び発表の準備
・ 発表用レジュメを作成する。
・ 作成した発表用レジュメに基づき、発表の練習、時間配分(発表は○○分程度)等のチェックを行
い、リハーサルも行う。
発 表
(3) 時間割で夜間の課題演習(討議)がある日には、各班で自主的に討議等を行ってください(17時~17時45
分は必須)。
※ 夜間の課題演習は、討議の進行状況等を踏まえ、下記のことを考慮し、各班で自主的に時間設定をしてください。
17:00 指定された演習室、教室の使用開始
17:45 食堂の利用開始 ※19:30頃から混みはじめます。
20:00 食堂ラストオーダー
20:30 食堂終了
22:00 演習室、教室の使用終了(延長申請により、23:00まで使用可)
6 討議日誌等の提出
(1) 座長又は記録係は、日ごとの討議状況について、研修初日に座長に配付するUSBメモリ内の様式により、討
議日誌を作成・印刷し、翌朝の指定時刻までに(研修部/調査研究部)クラスカウンターに提出してください。
なお、討議日誌の提出が不要な場合は、科目ごとに別途指定します。
(2) 「課題演習資料」については、事前提出等、別途提出を指定する研修科目もあります。
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7 発表用レジュメの作成・提出
(1) 課題演習の討議の結果をまとめ、研修初日に座長に配付する USB メモリ内の様式により、発表用レジュメを作
成してください。別途パワーポイントでの作成でも構いません。
(2) 発表用レジュメは、それ自体が班員の討議の重要な成果物ですので、人権に配慮し不適切な表現とならない
よう十分注意するとともに、わかりやすい記述に努めてください。
(3) 発表用レジュメを別途指定する期限までに(研修部/調査研究部)クラスカウンターに印刷分1部及びデータ
を USB メモリにて提出してください。研修所で全体をまとめて印刷し、発表時にクラス全員に配付します。
8 発 表
(1)
(2)
(3)
(4)
各班の課題演習の討議結果は、「課題演習(発表)」の時間に発表していただきます。
各班の発表時間、発表順等は別途指定します。
発表の際は、班員全員が前に並んで着席し、発表者が教壇で発表します。
各班の発表毎に、質疑応答、意見交換等の時間をとります(別途指定)。
※ 発表の時間は、クラス全体での意見交換の場です。各班から積極的な発言をお願いします。
(5) 質問等に対する応答は、班の全員で対応します。
(6) 発表については、パソコン(パワーポイント)、OHC等の利用もできます。希望する班は事前に担当教官・職員
に申し出てください。
9 その他
(1) 課題演習の終了後は、部屋の電気を必ず消すとともに、部屋の外側(又は室内)にある電源メインスイッチ(赤
ランプの下)も必ず消してください(308~317 を除く。)。これを消さない場合、研修部・管理事務室の教室使用
表示が点灯したままとなり、管理上の混乱が生じますので、よろしくお願いします。
(2) 課題演習では、各自が持参した資料を活用するほか、図書館にも多数の文献がありますので、積極的に利用
してください。
(3) 担当教官は、課題演習の時間中(夜間も含む。)に、討議の進捗状況を確認するため、各演習班を巡回しま
すが、必ずしも同席しませんので、班員の皆さん全員が協力して自主的に運営してください。
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Ⅱ レ
ポ
ー
ト
の
書
き
方 (9 日 間 ・ 11 日 間 研 修)
1 レポート作成のねらい
9 日間・11 日間の研修科目においては、受講者の皆さんが研修期間中にレポートを作成し、研修最終日に当研修所
あてに提出していただくことが、研修修了の要件となっています。研修受講前に、レポート作成に必要な資料等を十分
準備しておいてください。
レポートを作成する目的は、次のとおりです。
(1) 各自が問題意識をもって研修に臨み、講義や演習等の効果を一層高める。
(2) 自治体行政の現状や課題、実務担当者としての考え方、研修の成果等を整理し、文章で記録として残す。
2 テーマ
レポートのテーマについては、研修科目の内容に関係し、その趣旨に沿ったもののうちから、各自が適切なものを設定
してください。なお、「課題演習」のテーマに即したものとすれば、グループ討議の過程や結論を活用することができ、レ
ポートをまとめやすいと思われます。
3 字数及び様式
(1) 字 数
2,000字以上 4,000字以内
(2) 様 式
パソコンにて、A4判・縦長の普通紙を使用し、11ポイントの文字で作成してください。
・ 1枚目(所属・氏名、講評欄があるもの):40字 × 20行
・ 2枚目以降:40字 × 30行
「Word」で編集できるレポートの様式があります。市町村アカデミーのホームページ(URL:http://www.jamp.gr.jp)
からダウンロードすることも、研修所のIT教室のパソコンからコピーすることもできます。
レポートは、PCルーム・IT教室のパソコンを用いて作成することもできますが、研修期間中に利用できる台数や利
用時間には限りがありますので、各自パソコンを持参し、作成されることをおすすめします。印刷する場合は、USBメ
モリ等の媒体に保存し、PCルーム・IT教室のパソコンを用いて印刷をしてください。
※ 持参したパソコンをPCルーム・IT教室のプリンターに接続することはできません。
標標
題題 各自で決めたタイトルを記入
各自で決めたタイトルを記入
第1組
ククララスス 情報公開と個人情報保護
受講するクラス名
情報公開と個人情報保護 第1組
都道府県名
都道府県名
千葉県
千葉県
市区町村名
市区町村名
番番
号号
10
10
千葉市
千葉市
氏
氏
名
名
幕張
幕張 花子
花子
講
講 ※この枠は、講師の方から講評を頂きますので、何も記入しないでください。
※この枠は、講師の方から講評を頂きますので、何も記入しないでください。
評
評
※1 枚目:40 字×20 行 11 ポイント
2 枚目以降は、右上(ヘッダー)に自分の名前を入力してください。
幕張 花子
(※方法 表示⇒ヘッダーフッター)
※2 枚目以降:40 字×30 行 11 ポイント
全ページの下(フッター)に「ページ数/全体の枚数」を入力してください。(*方法 表示⇒ヘッダーフッター)
2/3
4 提出期限
研修最終日(
月
日)午前
時
分[時間厳守]
レポートは、研修最終日に教室で回収します。教室委員はレポートを名簿の番号順にそろえ、全員分をまとめて、
(研修部/調査研究部)クラスカウンターに提出してください。
※提出時は必ず、片面印刷し、クリップで留めてください。
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5 その他の留意事項
(1) 提出されたレポートは、講評(各自のレポートに対する講評及び総評)を付して、各任命権者あてに送付します(選
考の関係で返却までに半年くらい期間を要します。USBメモリ等にデータを保存しておいて下さい。)。
(2) 各クラスのレポートのうち優れたもの(優秀作1編、佳作数編)については、優秀作は全文を、佳作は題名をそれぞ
れ市町村アカデミーの機関誌『アカデミア』に掲載して、全国に紹介します。なお、優秀作に選定された方は、後日、
データの提出をお願いし、字句の統一、誤字の訂正などを行う場合があります。
優秀作等の選定に当たっては、研修科目に対応した行政分野の専門的な観点からの総合評価が行われますが、
各研修科目を通じた共通のレポート評価指標として、次のようなものが考えられます。
○ 論旨が明確であり、わかりやすく記述されていること
○ 取り上げた制度や事務事業の概要、その運用の実態、議論の動向等の現状がよく整理されており、これに対する
自らの評価や課題等の指摘が的確になされていること
○ 問題点、課題等に対する解決方策、今後の対応等の提言内容が、できる限り具体的かつ独創的であり、また、実
現可能性や有効性等が高いものと認められること
(3) さらに、研修科目、組ごとに「優秀作」とされたレポートのうちから年間を通じて特に優秀と認められるものについて
市町村アカデミー学長賞の表彰を行うこととしていますので、積極的にレポート作成に取り組んでください。
(4) レポートについては、各講師による講義の内容や課題演習の討議等を参考にしながら、研修期間中に作成するこ
とになりますが、研修期間中は、講義、課題演習などが続き、受講者の自由になる時間が少ないのが実状です。また、
日頃まとまった分量の文章を作成する機会がないと、時間もかなりかかります。
そのため、あらかじめテーマを設定して、ある程度の構想や構成を固め、素案を準備したうえで研修に参加し、研修
期間中に最終形を完成されることをおすすめします。
なお、レポート作成に必要な資料は、各自で持参してください。また、研修所の図書館の書籍、資料等も積極的に利
用して下さい。
(参 考)レポート作成についてのアドバイス
○ いきなり文章を書き始めるのではなく、全体の構想を練り、構成の概略を決めたうえで、とりかかるようにしましょう。
○ レポート全体を「序論-本論-結論(提言)」、「現状-問題点-対策・行動計画」など、いくつかの章に分け、順を追
って記述し、各章に小見出しを付けるなど、文章が読みやすくなる工夫をしてください。
○ 文章中には、できるだけ自分自身の経験や事実、実例などを入れ、実践的で具体的な内容とすると、その説得力が
高まります。
その際、どの部分が自分の意見や考え方なのか、また取り上げたケースが事実なのか想定した状況なのか、などと
いったことが分かるようにすると、文章の内容がより理解しやすいものとなります。
○ だらだらとした長文を避け、短文を基調にして、歯切れのよい簡潔な文章となるよう心がけてください。
○ 他の文献や資料から引用した内容については、該当する部分が分かるようにして、その出典等を明記するようにして
ください。
○ 書き上げたレポートは何度か読み返し、よく推敲を行うようにしてください。
○ レポート作成のために事前準備をする際には、次に掲げる例を参考にして、レジュメ(項目立てと記述内容の概略)を
作成してみることをおすすめします。
【レジュメ(項目立てと記述内容の概略)の参考例】
【1】はじめに(序論など)
現状認識 ⇒ 問題提起 ⇒ 主な論点
【2】問題点・課題等
【3】課題等の解決方策・対応方策
第1に…
第1に…
第2に…
第2に…
第3に…
第3に…
・ 地域の現状や自治体の取組状況の問題 ・ 研修で得た成果を盛り込み、自分の意見
点、課題等を整理し分析する。
や考え方、取組姿勢を示す。
【4】おわりに(結論、今後の展望など)
【2】及び【3】を踏まえ、【1】に掲げた論点について、今後の展望、今後の対応における留意点等
を記述する。
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