11 月①

北っ子だより
☆夢と勇気と元気をもって☆H26.11.11
学校通信
11月号
西都市立妻北小学校
市内の 6 年生一堂に会し、陸上記録会行われる
勇壮な子ども臼太鼓も披露!!
11 月 7 日、雲ひとつない真っ青な秋空の下、西都市内の 6 年生 300 余名が西都原運動公園陸上競技場
に集まり、陸上記録会が行われました。この記録会は、昭和 54 年宮崎国体が開催された前後に始まり、
市内の小学生の競技力向上と連携を目的に行われ、今まで 35 年間以上続いてきた教育活動です。
今年も運動会後の体育の時間を利用して練習を重ね、本大会に臨みました。成績の方もよく頑張り多
数の子どもたちが入賞しました。詳しくは裏面の成績表をご覧下さい。
また、この大会恒例の参加者全員による子ども臼太鼓も行われました。300有余機の「ひもろぎ」
が舞う様は見事です。今年の臼太鼓は、どの学校も例年にも増して練習がなされており、特に見事でし
た。
<校長室からひとりごと>
~西都の教育が誇る子ども臼太鼓~
季節もいつの間にか移ろい、校庭のイチョウの葉が色づき、栴檀(センダン)の葉が桜吹雪のよう
に舞っている。その落ち葉を毎朝、5 年生がボランティア活動で掃いてくれる。いつもありがとう。
さて、上記で陸上記録会での臼太鼓踊りについて記したが、陸上競技場一面に 300 機の「ひもろぎ」
が隊列よく、一斉に躍動する姿は壮観だ。今から 35 年前の宮崎国体では、今の 2 倍にあたる西都市
内の 6 年生約 600 余名が開会式のエキシビジョンで演技したことは、西都市民であればご存知のとこ
ろだろう。私は、当時、東京の企業に勤めていたので、生で見ることはできなかったが、さぞ壮観で
あったに違いない。あれから 35 年、一時的なイベントで終わることなく、市内8つの小学校で受け
継がれたことは極めて素晴らしいことである。
今回、陸上記録会の閉会式で講評する機会を得たので、子どもたちの頑張りを賞賛すると共に、こ
の子ども臼太鼓踊りが長きに渡って受け継がれたことの素晴らしさ、そして、次回の宮崎国体(平成
38 年想定)に再度、西都市内の子どもたちが臼太鼓を踊る栄誉を得ることができればこれまた素晴ら
しいことである。これは校長先生の夢でもありますと語ったところである。
この子ども臼太鼓踊りの立ち上げから関係された多くの方々、
そして、それを絶やすことなくご尽力いただいた方に敬服の念を
もって感謝したい。
真っ青な空を背景に「ひもろぎ」と子どもたちが一体となって
躍動する姿がいつまでも継続されることを切に願いたい。子ども
臼太鼓踊りは西都市が誇る教育活動のひとつである。