農地中間管理事業について 1.農地中間管理事業とは (公財)福岡県農業振興推進機構(農地中間管理機構)が、農地の中間的受け皿となって、担い手 への農地の集積をすすめ、農業経営の効率化を支援する事業です。 ○まとまった農地で経営を合理化したい ○農地を相続したけど管理できない 農地中間管理事業を活用 ○新規参入者なので農地が見つからない ○誰かに農地を貸したい 2.農地中間管理機構のしくみ 【出し手(規模縮小農家等) 】 【農地中間管理機構】 機構へ貸付 【受け手(規模拡大農家) 】 機構から借入 ・公的機関で安心 ・集約した農地が借りられる ・協力金等の支援が受けられる 農地中間管理機構は、農地所有者(出し手)から農地を借り受け、 担い手にまとまりのある形で農地を貸し付けます。 3.農地の出し手(機構に農地を貸す人)に対する支援 交付対象者 交付要件 交付単価 ①地域集積協力金(国庫事業) 人・農地プランのエリアに含まれて 「地域」内の農振農用地の ・2割超5割以下 →2万円/10a いる農区、大字、校区など外緑が 2割を超える面積が ・5割超8割以下 →2.8万円/10a 明確な「地域」 機構へ貸し付けられること ・8割以上 →3.6万円/10a ②経営転換協力金(国庫事業) 機構に農地を貸し付ける ・経営転換する農業者 ・リタイアする農業者 ・農地の相続人 機構が借り受ける農地に隣接する 農地または接続する2筆以上の農 地を貸し付ける ③耕作者集積協力金(国庫事業) ・所有者(自作地の場合) ・利用権を持つ耕作者 (貸借地の場合) ④農地集積協力金(県単事業) 全農地を10年以上機構に ・0.5ha以下 →30万円/戸 貸し付け、かつ、その農地 ・0.5ha超2ha以下 →50万円/戸 が機構から受け手へ貸し ・2ha超 →70万円/戸 つけられること 対象農地を10年以上機構 に貸し付け、かつ、その農 ・2万円/10a 地が機構から受け手へ貸 し付けられること 水田を3年以上機構に貸し ・3年以上 →1.5万円/10a 付け、かつ、その水田が機 過去に貸し付け実績がない水田を (上限15万円) 構から受け手に貸し付けら 機構に貸し付ける所有者 ・6年以上 →3万円/10a れること (上限30万円) ②、③との重複受給不可 4.今後のスケジュール ○貸付希望者(出し手)の貸付農地の募集 ⇒ 1月14日から2月12日まで ○借受希望者(受け手)の募集 ⇒ 1月14日から2月12日まで ○受け手への利用権設定時期 ⇒ 平成27年6月または11月
© Copyright 2024 ExpyDoc