平成27年度 農地中間管理事業の推進方針(改正版) 平成27年8月(改正) やまぐち農林振興公社 1 27年度集積目標面積の設定 (1)農地集積目標を「2,280h a」とする。 (2)農地集積に当たっては、重点地区・モデル地区を定め集中的に事業を推進する。 (3)重点地区以外は、市町・JA・農業委員会など関係機関との緊密な連携の下、一 層の制度周知や、人・農地プランのブラッシュアップなど事業推進の環境づくりを 進め、早期の事業着手を目指す。 2 事業推進の重点地区について (1)重点・モデル地区の考え方 ① 「人・農地プラン」に基づき、担い手(認定農業者・法人・新規就農(業)者) 育成など地元が精力的に取り組んでいる地区 ② 基盤整備事業等の推進により農地集積の計画がある地区 (2)重点・モデル地区及び推進計画面積について ① 重点・モデル地区及び推進計画面積は、別紙のとおりとする。 ② なお、この重点・モデル地区や推進計画面積については、市町、関係機関等か らの要請や農地整備事業の実施状況により、必要に応じて変更することを可能と する。 *26年度重点地区 4地区 → 27年度重点・モデル地区 75地区 3 事業の推進方法等について (1)市町及び農林事務所・JA等との連携強化 ① 市町・農業委員会・農林事務所・JA・土地改良区等との連携を密にするとと もに、市町との役割分担を明確化し、各市町におけるマッチングに参画する。 ② 市町職員の実務研修及び JA 職員への事業説明会を開催する。 ③ 地域で開催される地域農業再生協議会、担い手育成支援協議会、農業農村整備 事業推進協議会、人・農地プラン検討会、法人代表者会議等の会議へ参画すると ともに、地域の関係機関と連携のうえ法人新設・新規参入等の個別事案の調整 業務を行う。 関係機関調整・地域協議会等 市町・関係機関調整 年回数 備 144 市町実務研修 2 考 毎月2回×6人 年2回 JA 事業説明会 12 12農協 地域農業戦略推進協議会 12 毎月1回 地域農業再生協議会 11 11地域 地域担い手育成支援協議会 38 幹事会19回・総会19回 地域農業農村整備事業推進協議会 8 8地域 - 1 - 人・農地プラン検討会・説明会 5 山口・美祢・防府・旧大和・旧光 法人代表者会議 1 萩 機構担当者個別事案地元調整 144 毎月2回×6人 推進員個別事案地元調整 324 毎月3回×9人 合 計 約 700 (2)広域推進員による事業推進について ① 重点地区を中心に地域密着型の推進員を増員し、出し手・受け手の掘り起こし を積極的に展開する。 ② 関係機関との緊密な連携の下、出し手・受け手のマッチングや新規就農者の参 入、新規法人設立等、地域に密着した情報の収集を行い、現場での円滑な事業推 進を支援する。 (3)効果的な広報活動の実施 ① 地域農家へ直接情報が届く「農協通信」等を活用した広報誌の配布 ② パンフレット・ポスター・啓発資材等の関係機関への配布を継続実施 ③ JA 等のイベント等へ事業啓発ブースを設置し、情報提供を継続実施 ④ HP を活用した広報活動の継続実施 ⑤ 新聞や TV 放送を活用した広報活動の実施 ⑥ 地域のケーブル TV の番組を活用した広報活動を検討 4 事業の推進体制等について (1)機構職員の担当ブロックの貼り付け 農林事務所(4ブロック) 職員数 岩国・柳井・周南 1 山口 1 美祢・下関 1 長門・萩 1 (2)推進員の増員配置 *26年度4名配置 →27年度16名配置 事業量に応じて下表のとおり16名の推進員の配置を目指す。 農林事務所 重点地区がある市町 *重点地区は2の(2)参照 H27 増員計画 計 画 岩国・柳井・周南 柳井・田布施・周南 1 山口 山口・防府 2 下関・美祢 下関・美祢・宇部 3 長 長門 0 萩 1 門 萩 合 計 10 市町 7 - 2 - 配置済 2 3 5 H26 配置 済 合 計 1 2 1 5 1 4 0 3 1 2 4 16 別紙 重点・モデル地区及び推進計画面積について 重点実施区域 農林事務所別 市 町 重点地区 モデル地区 岩 国 柳 井 日積、宮ヶ原・中 南周防 尾津、由宇 数 地 域 の 動 向 2 農地耕作条件改善 7 国営土地改良(その他) 村、竹常、大迫、 岩 国 推進計画面積 地区 ha 11 3地区6法人が集積計画 95 5 国営土地改良事業 27 1 農業競争力強化基盤整備 16 6 農業競争力強化基盤整備 55 木部・錦、阿月 柳 井 田布施 上段、八和田、葛 南周防 周 南 岡・瓜迫、木地・ 御蔵戸 光 周 石城の里 南 東千田郷、石光、 三丘、長穂 八代、石の原 山 4地区4法人が集積計画 口 川西、二島西、 6 二島東、黒潟、 山 口 20 農地耕作条件改善 名田島、鋳銭司 防 府 下津令、上田真 美 祢 真長田、秋芳北部、 美祢、川東西、 3 農業競争力強化基盤整備 8 農業競争力強化基盤整備 鍋、植松・西浦 伊佐、秋芳南 美 祢 農業競争力強化基盤整備 宇 農業基盤整備促進 宇部、稔小野 107 4地区4法人が集積計画 梅香、13営農区 部 田ノ小野、花香、 30 6 市小野、上厚東 農業競争力強化基盤整備 67 4地区4法人が集積計画 新規法人設立の動き 山陽小野田 埴生 赤川 2 農業基盤整備促進 13 担い手が集積計画 下 関 吉見上・下、王喜 引田、七見、日 下 関 農業競争力強化基盤整備 松屋、内日、吉田 野、妙慶寺、高 17 農業基盤整備促進 中・東部、 7地区12法人が集積計 熊、槇泉、後地 上内日、永田、菊 ・荒田、内山 438 画 川保木、今出、下 小野 長 門 西深川1、三隅第 長門、本郷 長 門 7 農業競争力強化基盤整備 5農区、日置2、 農地耕作条件改善 日置7、油谷久富 5地区で3法人及び認定 148 農業者が集積計画 萩 計 * 萩 吉部下、片俣、壇 田万川、堀越 5 農業競争力強化基盤整備 今木・永田沖・永 2地区で3法人が集積計 井・畑・堂ヶ市 画 13 市町 75地区 122 1,148 重点地区とは、「農地中間管理事業の推進に関する法律」第8条第2項第1号に規定する「農地中間 管理事業を重点的に実施する区域をいう。 * モデル地区とは、重点実施区域のうち県と機構が調整の上、他地域のモデルとすべき地区として定 めた地区をいう。 - 3 -
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