[最鵬雛紹純絹β である。 天神荘は林野関係の研修 や大学林学部学生の宿泊、 そして各界来賓の宿泊にも 利用され、時には高松宮殿 林署の設立は昭和5年、そ 米代川べりにある。合川営 で知られる七座山のふもと、 秋田杉や広葉樹の原生林 築された。台所や食堂を含 10年に切妻造りの離れが増 に 泊 っ た と い う 。 ま さ に 小 2階建て、笥棟造りで昭和 建物は木造平屋建て一部 れて福利厚生施設となった。 天神荘の前で米代川は大 な宿を希望してこの天神荘 空ひばりも公演の折、静か たこともある。また歌手美 下など皇族の宿泊所となっ の2年後に天神貯木場の事 む縦長の本館と離れの純木 きな蛇行を見せるが、昭和 山本郡二ツ井町麻生字麻生 務所および宿泊施設として 造建築は、上質の秋田杉が ︵取材・構成/藤原優太都︶ の奮起を望みたい。 っているようだ。二ツ井町 の巨木も天神荘の復活を願 玄関前に立つメタセコイア 値はあるものと思われる。 手を加えれば大いに利用価 にあるだけに、改築保存の 林など風光明媚な立地条件 米代川の蛇行や七座山原生 対岸に七座神社が鎮座し、 ことになりそうなけはいだ。 まだと解体の運命をたどる 朽化がかなり進み、このま 財となっている。しかし老 委譲され、文化庁指定文化 現在、天神荘は二ツ井町に に見舞われたこともある。 1∼2メートルという災害 さな迎賓館であった。 建設された。その後、昭和 47年と同55年の水害で床上 の面目役知といったところ 26年に事務所が廃止されて ふんだんに使われ、林産地 から ﹁天神荘﹂ と名づけら 七座山の自然に包まれる天神荘 (6) 第1115号 報 時 建 秋 平成15年11月1日
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