名高 進路だより

名高
進路だより
平成27年度
第4号
5月14日(金)
発行:名寄高校進路指導部
1学期の中間考査まであと2週間となりました。新しい学年になって初の考査です。皆さんは何のために考査の勉
強をしますか。赤点をとると部活動の遠征に参加できない、アルバイトができなくなる…、いやいやもっと積極的に、自
分の将来につなげて、頑張る意義を見いだしませんか。
日々の授業を理解することが受験勉強の基礎となるから
センター試験も入試問題も、その基礎は教科書であり授業です。どんなに親切な参考書でも、学校の授業ほど親
切に説明してくれません。だからこそ日々の授業を大切にし、その理解度を真剣に確認できる考査という場
がとても貴重なのです。考査科目の中には、受験で使わない科目もあるかもしれません。しかし、英語の文章を
読むのに地理や歴史の知識が必要であるように、教養も受験の武器となります。無駄な科目はありません。そ
もそも、進学も就職も、高校卒業に見合った学力を身につけることが基礎的な資格なのです。
計画的にものごとを達成する力が人生には必要だから
大きなことを成し遂げようと思えば思うほど、計画的に物事を進めることが重要です。大学入試や就職試験など自
分の進路を実現する活動はまさに「ビックプロジェクト」、多くの人があこがれる進路ほど、一夜漬けでは歯が立ちま
せん。やらなければならない科目がたくさんあるなかで、それぞれの目標を達成してゆくための計画を本気で考え
ましょう。ただし実現不可能な計画は無意味です。現実的な計画にするためには、できるだけ早く取り組むこ
とと、日頃から学習する習慣を身につけておくことが必要です。
苦手科目への取り組みは人間としての魅力を高めるから
人間だれにでも得意・不得意があります。でも高校での学習は、日本のどの高校生でも取り組んでいる内容で、
けっして特別なものではありません。だから努力すれば誰にだってできるはず。ただしその教科が不得意ならば、
得意な人以上に努力しなければなりません。そしてそうした努力ができる人を世の中は決して見逃さな
い。だから、苦手な科目があっても、決してあきらめないことです。高校を卒業するときには、苦手な科目をこう
やって克服したと胸を張って言える人になりましょう。
Q
かなか家で
くるので,な っているの
て
っ
帰
て
れ
と思
習で疲
毎日部活の練 ん。勉強しなきゃならない ます。どうした
い
せ
ま
ま
し
き
て
で
っ
迷
勉強
までいいのか
に…。このま うか?
らいいでしょ
まずは部活動を一生懸命やりましょう!何事も中途半端になるのがよくありません。やる時はやる。そし
て休む時は休みましょう。部活を本気で頑張れば,忍耐力や集中力が身に付き、その力が,普段の学習や
受験などにも発揮されるのです。日々の勉強は,忙しいスケジュールの中からできるだけ時間を見つけ,
計画を立てて取り組みましょう。そしてやると決めたら絶対にやり遂げること!それが1時間でも,たと
え30分だったとしても,決めたからには毎日本気でやり抜きましょう!気をつけたいのは,部活も勉強
も中途半端になっているのに,それで両立していると勘違いすることです。どちらも,
「忍耐力」と「集中
A
力」をもって一生懸命やってこそ両立といえるのです!もし苦しくなったり悩んだりしたら,いつでも先
生や友達に相談してみましょう。周りの人の応援が再び頑張る力となるはずですよ!