ゲストからの応援メ ッセージ

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「高い志を実現されているセゾン投信から勇気をいただいています」
セゾン投信のお客様の皆様、
こんにちは。認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクトで共同代表をしてお
ります、村田早耶香と申します。私はカンボジアとインドで、貧しさや法執行力の弱さから子どもが
されて売られ
強制的に働かされる問題をなくす活動をしております。様々な方に活動を応援していただく中で、
カンボジア支援
にご関心の高いセゾン投信代表取締役社長の中野晴啓様に団体を応援して頂くようになり、現在までそのご縁が
続いております。
初めて中野様とお会いした 2008 年の時に仰っていたことを、セゾン投信はどんどん実現されています。そして、
セゾン投信のビジネスは、収益性と社会性の両方を実現されていて、本当に素晴らしいと思います。
どんどんとお仲
間が増えているのは、そういったところにあるのだなと感じています。社長の中野様の志は以前からずっと変わら
ず、その純粋な志に多くの方が共感されているのだと思います。セゾン投信がどんどんと前に進んでいらっしゃるの
を見て、私も頑張る勇気をいただいております。
当団体の活動を、
ご紹介させて下さい。
カンボジアやインドでは、貧しい家庭の子どもたちが、家族を助けるため
に都会に出稼ぎに出る中で、 されて売春宿に売られ強制的に働かされています。その数は、子どもだけでも世界
中で 180 万人もの被害が出ていると言われています。被害に遭った子どもは、自分の意志に反して働かされていた
にも関わらず、差別の対象になります。
「 村にいる売春婦を追い出せ」
と家に放火されそうになり、家族のために泣く
泣く村を出て売春宿に戻ってしまう子どもや、学校で酷いいじめに遭い、親友との絆も絶たれたり、将来に希望が持
てずに命を絶ってしまう子どももいます。被害にあった子どもの多くが差別にあうため、
どうにかして売春だけはし
たくないと拒否するのですが、売春宿のオーナーが子どもに客をとらせるために、死なない程度の暴行や、麻薬な
どの薬物を使って子どもを働かせています。私が知っている子は、熱したアイロンを腹部に当てつけられ、
「このま
までは死んでしまう」
という恐怖の中、やむを得ず売春をせざるをえなかったと言っていました。
このような最悪の
形態の児童労働に強制的に従事させられる子どもの数を減らすために、私たちは活動しております。
活動しているフィールドは違いますが、高い志をお持ちのセゾン投信のご活躍からいつも勇気をいただいてい
ます。長期投資で、
どんな景気の時も社会的な意義のある会社を応援し、お客様も長期的にみて自分の資産を増や
すことができるという好循環を生んでいらして素晴らしいと思っています。セゾン投信の更なるご発展を願っており
ます。
Profile
大学在学中の 2001 年、東南アジア訪問時に子どもが売られる問題の深刻
さを知り、2002 年に仲間と共にかものはしプロジェクトを創業。10 歳未満の
子どもまでもが被害にあっていたカンボジアで、子どもが売られる問題を防
止するため、職業訓練と雇用により家庭の収入を向上させる雑貨工房を運
営。
また、加害者を取り締まるための警察訓練の支援も行う。現在はインドに
も活動を広げている。
2006年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2006」
リーダーシッ
プ部門を史上最年少で受賞。2011 年社団法人日本看護協会とジョンソン・
エンド・ジョンソン グループ日本法人各社主催、ヘルシー・ソサエティー賞
を受賞し、皇太子殿下と謁見。2012 年全国日本商工会議所女性会連合会主
催、第 11 回女性起業家大賞優秀賞受賞。
3
認定特定非営利活動法人
かものはしプロジェクト
共同代表
むらた さやか
村田 早耶香氏