東北唯一のミラー製造会社が金型離型技術を確立

公益財団法人東北活性化研究センター2015年1月作成
東北唯一のミラー製造会社が金型離型技術を確立
企業の将来像
竹内真空被膜株式会社(岩手県花巻市)
■1993年に「アスフェリックミラー」製 造技術を日本で初めて導入、1999 年には「 親水ミ
ラー」を製造、2008 年には「離型金型用被膜加工技術」
の実用化に成功など、これまで常に
新技術に挑戦してきた。
■「竹内真空被膜でなければ」というオンリーワン・パートナーをめざして、これからも確か
な技術と柔軟な発想で、お客様のニーズに応えていく。
会社概要
本社:岩手県花巻市東和町百ノ沢1区127-1
設立:昭和38年8月
新事業・新商品開発可能性
資本金:3,600万円
さらなる広がり
いま見えている姿
代表者:濵田 忠行
従業員:75名
電話番号:0198-42-2141
・薄膜ミラーでレーザーポインター
圧電フィルムの表面をミラーにしたレーザー
ポインター、圧電フィルムを制御することで
様々なパターンをつくる
URL:http://www.t-shinku.jp/
会社外観
企業紹介
硝子製品製造業
■東北唯一のミラー製造会社として自動車用バックミラーを製造。
■真空蒸着加工技術を駆使し、撥水膜や親水膜を手がけ、レクサス等高級
車にも採用されている。
■2008 年には「離型金型用被膜加工技術」の実用化に成功し、全国で数百
件の導入実績がある。
■ガラスを曲げる特殊加工技術も持つ。
CM
広
光学機械器具、
レンズ製造業
自動車部分品、
付属品製造業
・精密機器用ミラーの製造
自動車用
・特殊ガラス加工
・離型金型用皮膜技術
トリアジンチオールを
真空蒸着して離型性を
向上
事業・商品の概要
【ミラー製造】
・自動車用ミラー
・カラーミラー
・精密機器反射ミラー
・特殊ガラス加工
【金型撥水加工】
■離型金型用被膜技術
・トリアジンチオールを金型表面に真空蒸着させることで金型の汚染・
耐久性を飛躍的に高め、
メンテナンスフリーの金型成形を実現。
・0.1μm以下の膜厚のため金型の寸法精度及び面精度を維持。
・多種多様な企業からの依頼に応え、人工知能ロボットの部品やプラス
チック製品の金型など様々な材料・形状の金型に適応。
ペン、鉛筆、
その他の事務用品、
絵画用品製造業
看板、標識製造業
広告業
・高精度金型技術でつくる魔鏡
見た目では解らないが、光を投影すると
反射像が現れる魔鏡。社名を浮き上が
らせ、あるいは製品の PR など、新しい
メディアとなる
・光干渉型各種センサー
反射鏡の精度を上げた、各種光干渉
型センサーを開発。熱源を持たない
ガスセンサーや、ひずみ計を使わな
い絶対精度歪センサーなど
電子装置、
電子部品製造業
測定機、
分析機器、
試験機製造業
・三次元タッチパネル
ガラス表面が三次元形状になっている
タッチパネル、顔の形や山の形状にな
っている表面を触るタッチパネル
精密機械
硝子製品製造業 ・球面タッチパネル
分析機器
360 度の球面のタッチパネル。地球儀
理化学機械製造業
の表面に施せば、触ったところの情報
が表示される
光学機械器具、
レンズ製造業
知的財産(主な特許・ノウハウ・ライセンスなど)
■特許出願中
・撥水ガラス(特開 2006-83049)
/独立行政法人科学技術振興機構との共
同出願
■表彰・受賞歴
・経済産業省中小企業庁「元気なモノ作り中小企業300 社」
(2008年)
※「新事業・新商品開発可能性」はシステム・インテグレーション株式会社の監修による。