『データヘルス計画』がスタートします!

2015 年 4 月から
がスタート
!!
国の重要な取り組みの一つとして、すべての健保組合が「データヘルス計画」の策定を義
務付けられましたが、平成 27 年度から平成 29 年度までの 3 年間を第一期としていよいよ 4 月
からスタートしました。
KNT健保のデータヘルス計画は、こちら
1.データヘルス計画とは?
加入者の皆さんの健診データやレセプトデータ(医療費明細書)に基づいた健康の保持・
増進や疾病予防などに向けた保健事業を行う計画です。
具体的には・・・
 特定健診やがん検診
 特定保健指導
 歯科検診
 健康教室の開催
 ジェネリック医薬品の利用促進
 インフルエンザ予防接種補助‥‥など
このような保健事業について常に結果を検証し、次年度に向けて見直しを行う「PDCA サイ
クル(計画・実行・評価・改善)」を繰り返し、より効果的な保健事業をめざします。
2.健康寿命を延ばす取り組み
皆さんもご存じのとおり、日本は「超高齢社会」といわれていますが、団塊の世代(昭和 22 年
~24 年の 3 年間に生まれた方)が今年は全員 65 歳に達し、全人口に占める割合は 26.8%と
なる予定です。
50 年前の 1965 年には、65 歳以上の高齢者 1 人を 20 歳~64 歳の働き盛り世代 9.1 人で支
えていました。それが、2012 年には 1 人を 2.4 人で支える状態になり、2050 年には 1 人を 1.2
人で支えることになるといわれています。
国全体の医療費が毎年 1 兆円も増え続ける現状のままでは、このような 1 人が 1 人を支える
社会は到底乗り切れません。働き盛り世代の負担が増大し高齢世代を支えきれなくなれば、
高齢世代の負担も大きく増え、社会保障制度全体が厳しい状況におかれることになります。
このような状況を乗り切るためにも、今から対策を進めていく必要があり、課題の一つである医
療費や介護費を少しでも減らすことが重要です。
このような背景もあり、国の政策(日本再興戦略)としてデータヘルス計画をすべての健保組
合が策定し、国民の「健康寿命(※)の延伸」が掲げられたのです。
※健康寿命とは・・・健康で支障がなく日常の生活を送ることができる期間のこと
3.一人ひとりが健康に意識を
事業の実施にあたっては、加入者の一人ひとりが対象者であり、生活習慣の改善などを実
践していくのも加入者の皆さまです。働き盛りの世代から健康を意識することは、健康寿命を
延ばすためにとても重要です。
年 1 回の健診受診や健診結果の数値ひとつひとつを注意して見る、再検査など必要な項
目があれば早めに医療機関を受診するなど、健康に対する意識を高めてください。健康を意
識することが健康寿命の延伸に繋がり、将来発生する医療費や介護費の削減にもつながりま
す。
超高齢社会を乗り切るためにも、一人ひとりが少しずつ自分の健康を意識し、生活習慣を
改善していくことが重要です。
近畿日本ツーリスト健康保険組合のデータヘルス計画
PDF ファイルをダウンロードのうえ、ご覧ください。

分割ダウンロード
STEP1
1 基本情報
424KB
2 保健事業の実施状況
564KB
3 データ分析

一括ダウンロード
1.076KB
STEP2
健康課題の抽出
497KB
STEP3
保健事業の実施計画
521KB
(STEP1~3) すべて
1.632KB