AeroShell Product Information AeroShell Grease 33 (ｴｰﾛｼｪﾙｸﾞﾘｰｽ 33; ASG33) エーロシェルグリース３３は、リチウムコンプレックス（増ちょう剤）と合成油基油をベースとする、航空機の要求をほとんど満たす万能合成グリースです。 MIL-PRF-23827（ASG7）、MILG-21164（ASG17）及び BMS 3-34（ASG16）の要求項目をほぼ満足すると共に、厳しい性能を要求するボーイング規格 BMS3-33 の為に開発されました。ＡＳＧ３３は、ボーイング規格 BMS3-33 及びエアバス規格 AIMS-09-06-02 に最初に合格したグリースです。卓越した酸化安定性、耐腐食性、耐荷重性を有します。油種の統一によるメンテナンスの簡素化、メンテナンスコストの削減が可能です。 [特徴] ・航空機の要求をほとんど満たす万能グリースです。・酸化安定性、耐腐食性、耐荷重性に優れます。・油種統一により在庫の削減ができます。・メンテナンスの簡素化が図れます。・メンテナンスのコスト削減が可能です。・誤給脂の機会を低減します。 [規格] U.S. ： MIL-PRF-23827C TypeⅠ Meets SAE-AMS-3052 英軍規格： DEF STAN 91-53/3 英軍規格 NATO code：G-354 code Joint Service Designation：XG-287 Designation Boeing：BMS 3-33B Boeing Airbus：AIMS-09-06-02 Airbus [使用温度範囲] －７３℃～＋１２１℃ 産業エネルギー部 (10/2015) AeroShell Product Information [代表性状] 試験項目 BMS 3-33 代表性状増ちょう剤ﾘﾁｳﾑｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽリチウムコンプレックス原料基油（タイプ）合成炭化水素合成炭化水素 /ｴｽﾃﾙ／エステル（動粘度 @40℃ mm /sec） - １４.２滴点 ℃ - ２１６ 265～315 ２９ 7 - ２９０水洗耐水度 @79℃ %m 7.5 以下６以下蒸発損失 500hrs,@121℃ %m 10 以下１０以下離油度 30hrs,@100℃ %m - ２.０平均ヘルツ荷重 Kg - ６０青緑色緑色 2 ちょう度（混和）@25℃ ちょう度（不混和）@25℃ 色相＊代表性状値は、規格の改定等により、予告せずに変わる場合があります。 ■使用上の使用上の留意事項・他銘柄との混合使用は極力避けて下さい。混合することにより、グリースの性能低下をきたす可能性がありますので、全交換して使用することをおすすめします。・使用中または保管中に、グリースに異物（ゴミ・ほこり・砂等）、水分などの混入なきよう保管・管理に留意して下さい。・ＡＳＧ３３は合成油を基油としており、シール材・塗料・プラスチックとの適合性において、問題となる場合がありますのでご注意願います。最適なシール材として、バイトン・テフロン、最適な塗料としてエポキシ系、最適なプラスチックとしてフッ素樹脂があります。天然ゴム・ブチルゴム・ブナＳはシール材として不適合です。 ! 取扱上の取扱上の注意主用途 ! 注意取扱上の注意事項 ▼下記の下記の注意事項に注意事項に従ってお取ってお取り扱いください。いください。航空用グリース ●目に入ると炎症を起こすことがあります。取り扱う際は保護眼鏡を使用する等目に入らないようにして下さい。 ●皮膚に触れると炎症を起こすことがあります。取り扱う際は保護手袋を使用する等、皮膚に触れないようにして下さ ●食べないで下さい（食べると下痢、嘔吐します）い。。 ●容器を開ける時は、手を切るおそれがありますので、保護手袋を使用して下さい。 ●子供の手の届かない所に置いて下さい。 ●容器は切断・穴あけ・溶接等の加工、加熱及び加圧はしないで下さい。爆発、引火等を起こすことがあります。応急処置 ●目に入った場合は、直ちに清浄な水で刺激がなくなるまで十分に洗浄したのち、医師の手当てを受けて下さい。 ●皮膚に触れた場合は、水と石けんで十分に洗って下さい。 ●飲み込んだ場合は、無理に吐かせず、直ちに医師手当てを受けて下さい廃油・廃容器の処置 ●処理方法は法令で定められています。法令に従い適正に処理して下さい。不明な場合は購入先にご相談の上処理して下さい。保管方法 ●ゴミ、水分などの混入防止のため、使用後は密栓して下さい。 ●直射日光を避け冷暗所（屋内）に保管して下さい。安全衛生に関する情報については、製品安全データシート（ＭＳＤＳ）をご参照ください。潤滑油・グリースのお潤滑油・グリースのお問・グリースのお問い合わせは･････ルブカスタマーサービスセンターわせは･････ルブカスタマーサービスセンター産業エネルギー部 (10/2015)