Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c 平成26年度第10号 校訓:質実剛健 OSHIMA DAINI JR.HIGH SCHOOL 332 2月4日 生活リズムの大切さ 大島町立第二中学校 副校長 牧野英一 先日の朝礼において、保健委員会からの発表がありました。内容は、睡眠時間についてで す。後期保健委員会では「8時間睡眠を確保させよう!」と目標を立てたそうです。そこで 二中生にアンケート調査を行い、その結果をもとに現状の把握、睡眠時間の大切さ(成長期 にある中学生の睡眠時間は、8.5~9.5時間必要であること)を呼び掛けました。そし て、調査よりテレビ・ゲーム・タブレットなど遅くまでやっている人が多かったという結果 を受け、「10時にはやめるなど、時間を決めてやる」、「宿題は家に帰ってからすぐ行 う」など、工夫すれば睡眠時間を確保出来ると訴えました。 睡眠時間にも関係するニュースの記事ですが、「徒歩通学をしている女子中高生は学力が 高い!」という題名で書かれたものがありました。その記事によると、スペインのグラナダ 大学が、同国の4都市に住む13歳から18歳の中高生男女1700人を対象に、毎日の登 下校の手段(徒歩、自転車、車、バス、バイク、その他)と通学にかかる時間に関する調査 を実施。同時に、これらの被験者に認知力をはかる学力テストを受けてもらったそうです。 その結果、毎日学校まで徒歩で通っている女子生徒は、その他の手段で通学している生徒よ りも認知力が高いことが明らかになったそうです。調査を行った研究員らによれば、青年期 は、脳が最も柔軟な時期であり、この時に適度な運動を取り入れることで、認知機能が刺激 されて発達するのだと言います。 今も思い出しますが、私がこの第二中学校で担任として卒業生を送り出し、新たに1年生 の担任を受け持った大雨のある朝、玄関で一人の女子生徒を見かけ「おはよう」と挨拶を交 わしました。その女子生徒は、私の受け持っている1年生で、その姿は長靴を履き、レイン コート姿で傘を畳んでいるところでした。家は泉津開拓方面で、片道40分はかかる距離で す。その女子生徒は、3年間どんな時も歩いて登校し、歩いて家に帰りました。本人の強い 意志の素晴らしさと、教師という立場ではなく、一人の親として学ばせて頂いたことを思い 出します。 朝、歩いて登校するためには、早く起きなければいけない。朝ご飯をしっかり食べ、自然 を感じながら心も体も学校で学ぶ準備をして登校することができます。学校での役割、家庭 での役割、地域での役割、それらが一致団結して役割を果たすことで、子どもは逞しく育っ ていきます。 Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c 日 曜日 行 事 給食 1 日 2 月 朝礼・安全指導 3 火 4 水 校内研修 ○ 5 木 3年都立高校一般出願①② ○ 6 金 ○ 7 8 土 日 朝礼講話(日向養護教諭) 月 大島町民の日 9 ○ ○ ○ 10 火 ○ 11 水 建国記念の日 12 木 職員会議 ○ 13 金 14 15 土 日 朝礼・安全指導 月 公開授業始 16 ○ [東京都公立学校美術展覧会] 2月9日(月)から14日(土)まで、東 京都美術館において東京都教育委員会主催の 東京都公立学校美術展覧会が開催されます。 出品作品は、国語科「書写」の西田真弥さん と山下彩夏さん、家庭科「ブックカバー」の 川村水澪さん、「ハーフパンツ」の山下彩夏 さん、「絵合わせさいころおもちゃ」の平野 太一君、美術科「パッケージデザイン」の小 倉真奈さん、坂上正絵さん、脇澤泉悠さん、 永井勇希君、桧山風花さん、三間伊舞希さ ん、「点描画」の白井佑之介君、山田愛美さ ん、「修学旅行スクラップ」の浅香幸佑君、 佐藤瑠奈さん、鈴木聖菜さん、武田悠海さん です。 [公開授業週間] 2月16日(月)から20日(金)まで、 今年度最後の公開授業週間を実施します。保 護者や地域の皆様に授業などの教育活動を参 観していただき、学校への理解を深めていた だければと思います。よろしくお願いしま す。 ○ 17 火 入学説明会 ○ 18 水 職員会議 ○ 19 木 さくら小部活動体験15:30~ ○ 20 金 避難訓練・公開授業終 ○ 21 22 土 日 23 月 ○ 24 火 25 水 都立高等学校一般入試(面接) ○ 26 木 ○ 27 金 [さくら小児童部活動体験] 2月19日(木)昨年、天候が悪く中止と なったさくら小学校の6年生を対象にした部 活動体験が行われます。二中には野球部、 サッカー部、バレーボール部、ソフトテニス 部、文化部の5つがありますが、少しでもそ の部活動の良さを体験できればと思います。 校訓 都立高等学校一般入試 学年末考査1週間前 ○ ○ 28 土 学校連絡メールテスト送信 「質実剛健」 【意味】飾り気が無く真面目なこと。身体も 心も強く健やかで、しっかりしていること。 【願い】自分をしっかり持って、周りに動か されことなく、たゆまずに人生を力強くあゆ める人間に育ってほしい。 【3学期の生活目標】 誇りを持つ 3月のおもな行事予定 3月2日(月) 3月3日(火) 3月5日(木) 3月8日(日) 都立一般合格発表・手続き 学年末考査(始) 授業参観⑤・保護者会 親子レクリエーション 3月13日(金) 三年生を送る会 3月18日(水) 卒業式予行 3月20日(金) 卒業証書授与式 3月25日(水) 大掃除・修了式 Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c 26年度地域や保護者の学校評価アンケート集計結果について 現在、本校では27年度の教育計画作成に向けて取り組んでいるところです。皆さんからのアンケート 結果も参考にしながら、改善をはかっていきます。 地域アンケートでは、二中生の挨拶や礼儀、行事への取り組みに対してほとんどの方がA・Bの「あては まる」の肯定的な結果でした。また、自由意見欄では特に、地域研究発表会の評価が高く、その期待が いくつも寄せられていました。 保護者アンケートからは、学習の定着や学ぶ姿勢について否定的な答えが半数に及び、挨拶や礼儀、 言葉づかいでは約3割の保護者が否定的でした。一方で、ほとんどの保護者が行事や部活動への取り 組みについては肯定的でした。また、自由意見欄は例年に比べて少なく、中でも先生たちが生徒をよく見 守ってくれていることへの感謝や生徒の成長ぶりについてふれていました。一方で、地域で起こった問題 への注意喚起をしてもらいたいことや学校内での人間関係上のトラブル(いじめ等)のない学校であって ほしいとの願いなどがありました。 今後は、学力向上はもちろんのこと、昨今の生徒に悪影響を及ぼしているネット関係上の対策も強めて いきますので、ご家庭(保護者)の協力を改めてお願い致します。アンケートのご協力ありがとうございま した。 1年職場訪問 1月28日(木)から29日(金)の二日間、都内での職場訪問を1年生で実施しました。一日目は、ソ ニーミュージック、三鷹光器、テレビ東京、講談社を訪問しました。大島にない事業所を訪問すること で、少しだけですが色々な職業、そして、そこでどんな人が働いているのかを学ぶことができました。二 日目は、10の事業所を訪問し、パンを実際に作ったり、地下鉄の構内放送を実際にさせて頂いたり と、その職場で体験することで、働く意義など職業について自分の考えを深める機会にもなったようで す。二日間とも夜に約1時間程度の報告会を行いましたが、それぞれの事業所で学んだことをみんな で共有することもできました。また、訪問先の事業所の方からは「身だしなみ、挨拶、礼儀がしっかりで きている」、「子どもたちと目線を合わせ丁寧に関わり、楽しそうに話す姿が印象的でした」など、お褒 めの言葉をもらったのも今後の糧になるのではないでしょうか。2年生では、3日間の職業体験学習も 予定されています。大切なのは体験等を通して自分の将来にどう結び付け、どう学校生活に活かすか ですね。 岡田八幡神社正月祭 1月17日(土)・18日(日)、岡田八幡神社正月祭が2年ぶりに開催されました。二中生も子ども神輿巡行で 貢献、岡田八幡神社から各家を約3時間ほど練り歩いてくれました。二中生の「塩まいておくれ」という元気な 声が村中に響き渡り、大いに盛り上げてくれました。また、少年剣道奉納試合に3年生の平野太一君、2年生 の三間伊舞希さん、1年生の平野歩君、里見晃太郎君が出場し、日頃の練習の成果を披露してくれました。 一人ひとり地域に貢献できることはたくさんあります。これからもまずは参加して、自分のできることをやる。そ れが、人と人との絆を育ててくれるのではないでしょうか。そして、地域を愛し、伝統を引き継いでいってほしい と願っています。 Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c 2年職業体験学習 職業体験学習を終えて 2年 桧山風花 私たちのクラスは東京での職業体験ができませんでした。だから初めての職業体験でとても 緊張していました。私がシャロンを選んだ理由は、将来パン屋さんになりたいという夢があるか らです。シャロンはケーキ屋さんですが、アイディアを出す方法も学べるし、ケーキはパンと 違ってどんな方法で作られているのか知りたかったからです。一日目は東海汽船にプリンの配 達やケーキ作りの手伝い、お菓子の袋詰めをしました。袋詰めは肩が痛くなり大変でした。二 日目は一日目と同じことをやりました。午後にはアメリカの朝食や日本で今、流行り始めている ポップオーバーを作らせてくれました。三日目はパン屋さんになりたくてパンを作っていると話し たら、「8年ぶりだけど」と言いながらもシャロンの方がパン作りを教えてくれました。実際、教え ていただきながら作りましたが、あまり発酵しなくて、硬くなってしまったけれど、そのパンでハ ンバーガーを作りました。そして、家に持って帰らせてくれました。ケーキ作りでは、マロンロー ルを作らせて頂きましたが、巻くときに空気が入ってしまい上手くできませんでた。でも、いちご 切りや飾り付けなどが上手くできたので良かったです。お話もたくさん聞けたのでとても嬉し かったです。帰る前にはケーキを食べさせていただき、また、最後の日には「三日間のご褒美」 と言って、家族分のケーキも持って帰らせてくれました。この体験学習をさせてくださった先生 冬枯れの牧場 やシャロンの皆様に感謝したいです。ここで学んだことを普段の 日常生活や将来につなげていけたらいいと思いました。 ボランティア学習会 生徒会長 永井 勇希 今回のボランティア学習では、伊豆大島コミュニティー「ぼらん」の長浜さんにお話を頂きまし た。今回の学習内容に決定した理由は、ユニセフで扱っているような全世界的なことよりも身 近なことであり、今の大島の復興の現状を知りたいと思ったからです。さらに、今回はお話を聞 くだけでなく、行動に移せればという願いがあったからです。事前の打ち合わせで長浜さんから 災害当時の写真などを見せてもらいその当時のすごさを改めて感じると共に、今回の企画を 是非成功させていという強い思いも膨らみました。そこで、今回は単に講義形式ではなく、僕た ちが聞きたいことを質問するような形式をとりました。もう2年が経ちますが、心に傷を負ってい る人は、まだいっぱいいるんだなと思いました。また、2年であそこまで災害にあった所がきれ いになっているのは、正直驚きました。自分たちに出来ることをやっていけれ ば、良いなと思いました。 連合作品展 美術科 蓼沼 奈央 教諭 1月16日(金)から20日(火)まで大島町立小中学校連合作品展が開催されました。会場のつば き小学校の体育館には、二中からも美術科、技術科、家庭科、国語科、文化部の生徒作品が出品 され、大島の多くの方々に見ていただきました。美術科では、1年生が食品レプリカと文字をレタリ ングした平面作品を展示しました。明朝体で漢字一文字を美しく大きく書きイラストを加えるという作 業に苦戦している生徒もいましたが、丁寧に仕上げました。2年生は3階から見える風景画とパッ ケージデザインに取り組み、一人ひとりのユーモアのセンスが光る出来になりました。また、3年生 の修学旅行の事前学習で行った点描画や時間をかけて取り組んだ大島の風景画は見る人を惹き つける存在感がありました。家庭科や技術科の作品を含め、どの作品からも一生懸命制作に取り 組み、工夫を積み重ねた熱意が伝わってきました。作品展の鑑賞を通して、これからも会場に飾ら れた自分の作品や他の人の作品を見て良いところを発見し、自分の制作のヒントにして欲しいと思 います。
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