日 々 作詞作曲・歌 吉田山田 おじいさんは

Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c
平成26年度第8号
校訓:質実剛健
OSHIMA DAINI JR.HIGH SCHOOL
330
12月9日
大島町立第二中学校長
日 々 川島郁雄
作詞作曲・歌 吉田山田
おじいさんは おばあさんと目を合わせ あまり喋らない
寄り添ってきた日々の中 ただ幸せばかりじゃなかったんだ
分厚いガラス眼鏡 手のひらのシワ 写真には写らない思い出 笑い出す二人
※出逢った日 恋に気づいた日 結婚した日 別れたいと思った日
子どもを抱いた日 手を離れた日 溢れる涙よ これは幸せな日々
おじいさんは おばあさんを呼ぶ時も名前じゃ呼ばない
おこった顔がいつもの顔 ただ嬉しい時には口笛ふく
お気に入りのニット帽 おばあさんが編んだ
子どもの頃のように ありがとうが伝えられない
泣かせた日々 家を出て行った日 抱き合えた日 背を向けて眠った日
希望を持たせた日 それを恨んだ日 溢れる涙よ やけにデコボコな日々
おじいさんはからだをこわして おばあさんは独り泣いた
伝えなくちゃ 大切な気持ち いつも毎日本当に……
※(くり返し)
涙の数だけ きっと幸せな日々
この歌は、私が今年最も感動した歌の詞です。この歌を作られた吉田山田というグループ
名もユニークでいいですね。
さて、今年をふり返ってみますと…。昨年の郷土大島の土砂災害から一年がたち、復興の
第一歩が踏み出されている中で、広島の土砂災害はじめ御嶽山の噴火、長野県の大地震な
ど、どうも天災がこの先も続くと思われます。本校でも、防災教育には力を入れています
が、今後は大地震を想定した防災教育を重点に取り組んでいきます。
生徒たちでは、特にスポーツ面での活躍が目立った年だったと思います。いくつかの優勝
の喜びがありましたが、スポーツが苦手な生徒たちが一所懸命に取り組む姿や顔つきをみた
とき、とてもうれしくなりますし、実際にそのような場面が多くありました。
そうした喜びの上で、本校は教科学力や人間同士の営みにおけるコミュニケーション能力
を身に付けていかなければならない課題もあります。
いずれにしても、子どもたちの育成には日々の積み重ねが重要なので、これからも学校と
家庭=教師と保護者が、日頃から(地域で出会ったりした時も含め)気楽に語り合っていけ
る関係でいきましょう。
教職員を代表しまして、保護者並びに地域の皆様、来年も本校にご支援とお付き合いくだ
さるようよろしくお願いいたします。
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日 曜日
行 事
給食
1
月 期末考査一日目②~④
○
2
火 期末考査二日目②~④
○
3
水 職員会議
○
4
木
○
5
金
○
6
土 生徒会活動②③
7
日
8
朝礼
月
三者面談(始)
○
9
火 連合音楽会⑤⑥
○
10
水 校内研修会
○
11
木
12
金 初期消火訓練(15:10~)
○
13
14
土
日
15
期末考査三日目②~④・生徒会レク⑤
朝礼講話(柳瀬主幹教諭)
月
安全指導
○
地域研究発表会にむけて
実行委員長 平野 太一
今年のスローガンは「大島の心 未来
へつなげ」です。「大島の心」と「未
来」という言葉には、大島の特色や自然、
伝統などを研究し、昔の人の心や大事に
してきたものについて考えて未来につな
げたいという意味が込められています。
昨年の10月に起きた台風による土砂災
害から1年が経ち、駅伝などの行事が再
会され、大島全体が前進しているように
感じられます。しかし、そのような大き
な災害があったことも、いつの日か記憶
が薄れ忘れられてしまうのではないかと
少し怖くなりました。大島の貴重な伝統
や文化も、知っている人が知らない人に
受け継いでいかなければ忘れられてし
まったり、途絶えてしまうのではないか
と思いました。僕たちは大島の良さを多
くの人に伝えて、文化をつなぎたいとい
う思いで研発の活動に取り組みました。
○
16
火 三者面談(終)
○
17
水
○
18
木
○
19
金
○
20
21
土
日
22
月 朝礼 23
火 天皇誕生日
24
水
25
木
26
金 冬季休業始
27
28
土
日 学校連絡メールテスト送信
29
月
30
火
31
水
○
終業式①・大掃除②③・学活④
最終打ち合わせ
○
保護者へ(お知らせ)
12月に体罰調査アンケート(都教委か
らの指示で全都の小中学校でとっているも
ので対象は生徒と教員)をとりました。本
校では、該当する事例はありませんでした
が、各家庭でも「人を大切にする。暴力は
いけない。」などについて話し合う機会を
持ったりしてはいかがでしょうか。何かお
子様について心配ごとがあれば、いつでも
学校に御相談してください。
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町駅伝大会
男子Aチーム
総合優勝おめでとう!
11月2日(日)第58回大島町体育祭駅伝競走大会が行われ、見事二中男子Aチームが第56回に引
き続き優勝(昨年度の第57回は台風26号による土砂災害にて中止)、そして、今大会では総合優勝を
見事果たし、都大会出場の切符を手にしました。波浮港上の山停留所を9時にスタート。男子Aチームは
1区の篠原君から先頭に立ち、一度も先頭の座をゆずることなく見事総合優勝。1区から6区までの総
合力が光った大会となりました。女子Aチームも2位、男子Bチームも4位、女子Bチームも5位と大健闘。
10月に行われた町民レクリエーション大会に引き続き、駅伝大会においても、白の鉢巻きが目立った大
会にもなりました。これも、9月から全校体制で取り組んだ成果だと思います。そして、学校での練習以
外に一年間を通して、自主的に走るという生徒が増え、自分の体を自分で鍛えるという風土が二中に生
まれたことも大きな勝因になったのではないでしょうか。これからも目標に向かって、共に努力し、共に励
まし合っていく中で良き集団、良き仲間を作っていってほしいと思います。
総合成績
男子Aチーム(篠原大和・川島駿也・中川拓人・白井隼斗・三宮 仁・前田光春)
1時間28分13秒 1位
男子Bチーム(川口励也・浅香幸佑・里見晃太郎・西原暖樹・平野太一・永井勇希) 1時間40分33秒 4位
女子Aチーム(小池夏海・川島理桜・小倉真奈・岡田真依・坂上正絵・武田悠海)
1時間55分20秒 2位
女子Bチーム(山下麗華・山下彩夏・脇澤泉悠・鈴木聖菜・佐藤瑠奈・桧山風花)
2時間06分17秒 5位
※1区 篠原大和君、2区 川島理桜さん、3区 中川拓人君、4区 岡田真依さん、区間賞おめでとうございます。
校内マラソン大会
校内マラソン大会入賞者
男子6㎞の部
優勝:三宮 仁 21分50秒 新記録
2 位:中川拓人 22分17秒
3 位:篠原大和 23分14秒
女子4㎞の部
優勝:坂上正絵 18分25秒
2 位:小池夏海 19分49秒
3 位:武田悠海 20分10秒
校内マラソン大会を終えて
荒井 涼佑
今回のマラソン大会はとても残念でした。それは、一つの目標である「1年男子の中で、5番以内に入
る」という目標は、最後の最後に一人抜くことができ「5番以内に入る」という一つの目標を達成できました
が、世の中は甘くなく自分の心の中では30分を切れたと思っていましたが、「30分を切る」という目標が達
成できなかったからです。これは風の影響ではありません。それは、自分の体力の使い方でした。最初は
いいペースで走っていました。しかし、急な上り坂になると、ペースが落ちてしまい、「これじゃダメだ!」と
思いこんでしまい、必要以上の体力を使ってしまったのが原因かと思います。それと、下り坂での体力の
使い方もです。下り坂でも必要以上の体力を使ってしまい、スピードが出過ぎてそのペースで走ったため
体力を失ったと思います。その結果30分45秒というタイムになってしまいました。今回のマラソン大会を
通して、課題が見つかりました。それは、「体力」の使い方です。上り坂と下り坂で必要以上の体力を使っ
てしまったので、ペース配分を直していきたいです。そして、それを改善して次のマラソン大会につなげて
いきたいです。そして、2月にある大島のイベント「カメリアマラソン」の5Kmで、自己ベストを出し、そして、
いい結果を残して「大島に来て良かったな~」と思える日々をこれから過ごして、引っ越した先で、みんな
をリードできるよう頑張っていきたいです。本当にありがとうございました。
Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c
地域研究発表会
11月22日(土)第32回地域研究発表会が行われ、”大島の心 未来へつなげ”をスローガンに
11班の班が一つのテーマに沿って研究してきた内容を発表しました。研究テーマは1年生が「大
島の祭」「大島の温泉」「大島の沢と災害」「大島の昔の生活」、2年生が「大島の動物」「大島の橋」
「大島と再生可能エネルギー」「大島の農業」、3年生が「大島の素潜り漁」「大島の学校教育」「大
島の木の実」です。それぞれの班が大島の自然・歴史・産業・文化などについて興味・関心や疑問
に思う事を班という仲間とともに、体験的な活動を中心に学習。調査・研究を通して課題解決能力
や科学的思考力を育てることができ、郷土に対する理解と愛着心や誇りが持てたのではないで
しょうか。旧二中から続く伝統ある地域研究発表会。
これからも二中の特色ある行事として受け継いでい
ってほしいものです。
都中学校駅伝競走大会
駅伝チームキャプテン 三宮 仁
今回僕たち二中は、大島の駅伝競走大会において中学生の部で優勝することができ、それ
に総合優勝することができました。そして、念願だった都大会への切符も手にすることができま
冬枯れの牧場
した。都大会には9人行くことができます。その枠に入ろうとみんな必死で取り組み、走るたびに
みんなの記録が上がっていたのでビックリしました。そして、都大会の切符を手に入れることが
できたのは、大和、駿也、隼斗、太一、拓人、光春、励也、晃太郎、僕のメンバーで、この9名で
戦いにいくことになりました。区間の配置は、1区を大和、2区が僕、3区が拓人、4区が光春、5
区が駿也、6区が太一となりました。結果は148チーム中41位という結果で目標の20位以内
は無理でしたが、みんなが一生懸命走った結果なので悔いはなく良かったと思います。ですが、
都大会に行く前は、これだけのメンバーが揃っていれば、都大会でも上位に食い込めると思っ
ていましたが、実際走ってレベルの差を見せつけられる結果となってしまいました。今回、都大
会に行った1・2年生は都大会の実力が分かったと思うので、この悔しさをバネに頑張ってほし
いです。そして、みんなが自分に負けないで必死に努力すれば、必ず都大会でも十分通用する
レベルになると思うので、切磋琢磨し来年に向けて頑張ってほしいです。最後に今回41位とい
う結果でしたが、これは選手だけではなく、生徒や保護者、地域の方々の応援があり、それが
力となり走ることができたので、本当に感謝したい
です。応援ありがとうございました。
防災教育
11月20日(木)の1時間目、体育館において防災教育を行いました。これは、大島町防災の日
に関連し、噴火を中心とする大島の災害に関する講話を通して、防災に対する意識を高めるため
のものです。まず始めに、11月21日がなぜ「大島町防災の日」と設定されているのかを説明した
後、1986年に起きた三原山大噴火の映像を視聴しました。プロジェクトXから10分程度抜粋した
もので、生徒の中には見たことがある生徒もいたようですが、改めて28年前に起きた三原山大噴
火の脅威と全島避難の苦労を感じとることができました。そして、川島校長先生をはじめ、噴火を
体験した橋本先生、増木先生よりその当時の様子、そして、災害を通して学んだことを話していた
だき、生徒はもとより噴火を経験していない先生方にとっても勉強になった時間となりました。3人
の先生方が共通して言っていたのは、人がどのように判断するのか。そして、行動するのか。自
分勝手な行動をとるのではなく、指示に従い、流言に惑わされないということでした。経験を活か
す。実際、経験しなくともその体験談を聞き、知識を高める事ことで、今後の自分の行動に役立て
ることができるでしょう。人としての在り方が大切になってきますね。