生きるものの歌 作詞 永 六輔 作曲 中村八大 あなた

Ohshima Daini Jr.H.Sc. TEL04992-2-8033 FAX04992-2-8813 http://www16.ocn.ne.jp/~oshima2c
平成26年度第9号
校訓:質実剛健
OSHIMA DAINI JR.HIGH SCHOOL
331
1月9日
大島町立第二中学校長
川島郁雄
生きるものの歌 作詞 永 六輔 作曲 中村八大
あなたが この世に生まれ あなたが この世を去る
わたしが この世に生まれ わたしが この世を去る
その時 愛はあるか その時 夢はあるか
そこに 幸せな別れがあるだろうか あるだろうか
(せりふ)もし世界が平和に満ちていても 悲しみは襲ってくる
殺されなくても 人は死に 誰もがいつか別かれてゆく
世界が平和でも 悲しい夜はくる
誰もが耐えて生きてゆく
思い出と友だちと歌が あなたを支えてゆくだろう
あなたが この世に生まれ あなたが この世を去る
わたしが この世に生まれ わたしが この世を去る
その時 未来はある その時 涙がある
そこに 生きるものの歌がある 歌がある
歌 永六輔 他
明けましておめでとうございます。昨年に引き続き、今年も本校への御支援、よろしくお
願いいたします。
昨年の暮には息子たちを出迎え、新年の三箇日後には見送りをしたわけですが、港は多く
の帰省者たちやお客さんたちで大島の人口が倍になったように賑やかでした。そんな時、ふ
と「この帰省者たちが、そのまま大島に住んでいたら、大島は活気に満ち、発展するだろう
な」と思いました。年に一度、故郷のわが家で家族が揃う。絆を確かめ合う。全員が揃わな
くても、心では家族を想う。そこに、年の大きな節目として、日本の正月の良さがあると
思っています。
さて、上記の歌詞ですが、私が昔から好きだった歌の詞です。「その時愛はあるか その
時未来はある」。その時になってみなければわかりそうにもありませんが、きっと、一生懸
命に本気で働いて、人を愛し、平和な社会を求めていけば、思い出や友だちが支えてくれ
て、愛や未来がもたらされるのだろうと思います。
今年も故郷の大島や第二中学校が、生徒たちにとって生きていく上で心のよりどころとな
るような学校づくり(教育)を全教職員一同で進め、その舵取りをして行こうと、新年を迎
えた校長室で改めて決意しました。
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日 曜日
行 事
[連合作品展の鑑賞]
1月19日(月)つばき小学校で行
給食
われている大島町小中学校連合作品展
に全校生徒で鑑賞に行きます。他校や
他学年の作品を鑑賞することによって、
表現の豊かさや多様さを学び造形に関
心を持ち、鑑賞力を伸ばせればと思い
ます。また、1月16日(金)~20
日(火)の午前9時より午後4時30
分まで、どなたでも鑑賞できますので、
保護者の皆様も御鑑賞していただけれ
ばと思います。
1
2
3
4
木 元旦
金
土
日
5
月
6
火
7
水 冬季休業終
8
木 始業式
9
金 2年進路学習⑤⑥
○
10
11
12
土
日
月 成人の日
13
火 専門委員会
○
14
水 避難訓練・職員会議
○
15
木 ○
16
金 ボランティア学習会⑥
○
17
18
土 八幡神社正月際 日 八幡神社正月際 朝礼講話(金子主幹教諭)
月
連合作品展見学⑤⑥
19
○
20
火
○
21
水 小中連携研修会
○
22
木
○
23
金
○
24
25
土
日
26
月 朝礼
○
27
火 職員会議・安全指導
○
28
29
30
水
2年職業体験学習・大島教育研修会
学校連絡メールテスト送信
2年職業体験学習
木
1年職場訪問
2年職業体験学習
金
1年職場訪問
○
○
○
31
土
〔2年職業体験学習〕
1月28日(水)~30日(金)の3日
間、島内での職業体験学習を行います。こ
れは、実際の職業を体験することにより、
社会人としての責任や働くことの意義を学
び、そして、場に応じた言葉遣いや礼儀作
法、感謝の心を身に付けることを目的に実
施します。1年生での身近な職業調べを活
かし、体験という貴重な経験を通して自分
の適性を探り、今後の進路選択に役立てて
ほしいと思います。
[1年職場訪問]
1月29日(木)~1月30日(金)、都
内での職場訪問を実施します。目的は”職場
を訪問・見学をすることにより、社会人の一
員としての責任や職業の意義、生きがいを知
り、今後の進路選択に役立てる”そして、”
島外の状況を肌で感じる事によって、大島を
幅広い視野で考える姿勢を持たせる”です。
各職場での挨拶や人との対応などのマナーを
大切にしながら自分自身の将来について考え
る機会にしましょう。
校訓
「質実剛健」
【意味】飾り気が無く真面目なこと。身体も
心も強く健やかで、しっかりしていること。
【願い】自分をしっかり持って、周りに動か
されことなく、たゆまずに人生を力強くあゆ
める人間に育ってほしい。
【3学期の生活目標】
誇りを持つ
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地域清掃
生徒会顧問 柳瀬雄一 主幹教諭
生徒会本部役員会では、2学期の末になると毎年のように「地域清掃」を企画しています。「普段、
お世話になっている地域の方々へ少しでも恩返しができないものか」、「観光地で生まれ育った者と
して、地域の役に立ちたい」、「この企画を通じて、生徒のみんなに環境意識を高めてもらいたい」と
いった願いが、本部役員には、脈々と受け継がれてきました。
今年度も担当の小池さん、里見君と一緒に、都道や岡田港周辺の放置されたゴミの実態を見て来
ました。例年と比べて、都道には生け垣の中にもゴミは見あたりませんでした。そこで、今回は岡田
港・漁港のゴミ拾いと二中前の縦道の落ち葉の清掃という原案になりました。
地域清掃当日は、風も強く寒い一日でしたが、二中生全員が気持ちよく地域に貢献してくれました。
二中前の縦道からは、軽トラックにして4回分の落ち葉と土が、岡田港や漁港、町中からは、町のゴ
ミ袋にして11袋分のゴミがでました。作業の途中で、何人かの方々から声をかけていただいたこと
が、生徒達の励みになったようです。
「地域清掃を終えて」
生徒会副会長 小池夏海
地域清掃は、生徒会本部役員になって初めての大きな行事でした。生徒会で話し合い、私と晃太
郎くんが担当することになりました。始めに、どこを清掃したら良いか下見に行きました。普段、何気
なく通っている所も意外とゴミがあり、改めて地域清掃を行った方が良いと実感しました。結局、時間
の問題もあり、岡田漁港と日の出浜と学校前の縦道の3か所になりました。当日、生活委員や本部
役員、学級委員や班長さん、岩田さんや先生方のお陰で、前日の準備から後片付けまでスムーズ
に終えられたので、とても感謝しています。そして、大量のゴミが集まり、そのゴミを分別して終了しま
した。全員が一生懸命取り組んでいて、とても良かったです。
地域清掃を終えてみて、この清掃は地域に貢献でき、協力し合いながら清掃し、他学年との交流も
できるので、とても良い行事だなと思いました。また、毎年行ってもあれだけのゴミが出るので、今後
もずっと続けていってほしいと思います。そして、地域を大切にするのは、そこに住んでいる人の義
務だと思うので、普段からきれいにすることを心がけてほしいなと思いました。私も心がけていきたい
です。
連合音楽会
連合音楽会を終えて
音楽科 髙田萌香 教諭
連合音楽会に向けて、2学期の始めから授業内で練習を始めました。直前は毎日放課後練習にも取り組
みました。混声三部合唱「明日へ」は、始めは歌詞や音程に不安があり、広い体育館で歌うことにも自信が
ありませんでした。しかし、練習を重ね、本番では聴きごたえのある合唱を披露することができました。一人
ひとりが本番を意識し、練習に一生懸命取り組んだ成果だと思います。
また、今年度も大島の民謡「あんこ椿」「大島節」に挑戦しました。初めて民謡を歌う1年生は、始めは独
特の音程に慣れませんでしたが、次第に楽しんで歌えるようになりました。2年生は、先輩らしく力強い声
で合唱全体を引っ張ってくれました。大島に伝わる民謡、今後も歌い継いでいきたいと思います。
合唱は、仲間と共に歌うことで会場いっぱいの響きやハーモニーをつくることができます。仲間と一緒に
合唱をすることができる今を大切にして、合唱を楽しんでほしいと思います。
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初期消火訓練
生活指導部 安全担当 小池恭平 教諭
12月12日の金曜日、防災教育の一環として、大島町消防本部の方を講師としてお招きしての
消火器を使用しての初期消火訓練を実施しました。消防本部の方からは、火災現場に遭遇した時
の対応や消火器の仕組みと使い方についての話をしていただき、その後訓練用の消火器を実際
に使う初期消火の訓練を行いました。訓練のため消火器の中身は水ではありましたが、火元に向
かってどのような形で消火剤を振りまけばよいのかなど、消火器を使用する時のポイントも教えて
いただきました。全国的に火災が多くなってくる時期となりましたが、今回の訓練を生かして、万が
一の際には地域の一員として火災等の防災に貢献
してくれることを期待しています。
先輩の話を聞く会
12月15日(月)、3年生の道徳の時間に「先輩の話を聞く会」が行われました。これは、進路
決定の時期に伴い、自分の高校生活、そして、その先の将来の進路についてのイメージを持っ
てもらおうと企画されたもので、現大島高校3年生である川口諒也君の話を聞きました。高校生
活における部活動(野球部で3年間頑張ってきたこと)や学校生活に始まり、学習について苦労
冬枯れの牧場
したことや自分の進路決定とその目標達成のために今取り組んでいることを分かりやすく話して
くれました。諒也君の話にもありましたが、”やるべきことはしっかりやる”ことが大切。つまり、中
学校と違い高校は単位をとらなければ”進級できない”ということです。中学校のように義務教育
でない高校は、中学生が思っている以上に厳しいところであるということです。そして、特に印象
に残ったのは、自分が頑張りたいこと。例えば、授業で分からないところを聞きにいったり、大学
受験に向けて努力したいとお願いすれば、部活動が終わってからの夜や始業前の早朝、そして、
土曜日・日曜日や長期休業日などを使って、先生方が分かるまで指導してくれる。つまり、やる
気のある生徒は最後まで面倒を見てくれるのが大島高校である。逆を言えば、自分から行動し
なければ、置いていかれる厳しさがあるということでした。そして、諒也君の話を聞きながら、大
島高校の先生方を心の底から信頼していることが伝わってきました。そのような高校への進学
を考えている3年生は、恵まれているなとも話を聞きながら感じました。
平野選手の野球教室
12月7日(日)第一中学校グランドにおいて、現プロ野球オリックス・バッファローズ平野恵一選
手の野球教室があり、第二中学校野球部も参加。楽しくも貴重な体験をすることができました。こ
れはオリックス球団と東京七島新聞社が、国内トップのプロ野球選手による、野球の楽しさを教示
してもらい、昨年の土砂災害にあった大島でスポーツを愛する野球少年を元気づけるために企画
されたもので、大島3校の中学校野球部が参加しました。平野選手は桐蔭学園高校で甲子園に
出場、東海大学では全日本で優勝。そして、プロ野球選手としてゴールデングラブ賞を2回、ベス
トナインを2回など数々のタイトルをとるなど輝かしい成績を残しています。その現役選手から直
接指導を受けた経験は、きっと一生の思い出になったのではないでしょうか。また、平野選手は福
聚寺にある記念碑、粟本佐次郎さんの親族にあたるそうで、今は兵庫に住んでいるところ、大島
に是非貢献したいという思いでこの野球教室が実現したそうです。人と人とのつながりの大切さを
感じると共に、平野選手の今後の活躍にも期待したいですね。