胃がんリスク検診(ABC検診)結果説明 検査結果の見方と判定区分

2015.4 コニカミノルタ(株)健康管理グループ
コニカミノルタ健康保険組合健診センター
胃がんリスク検診(ABC検診)結果説明
ABC検診対象者各位
★ペプシノゲン(PG)検査:「ペプシノゲン」の血中濃度より、胃粘膜の萎縮を客観的に調べる。
★ヘリコバクター・ピロリ菌(HP)抗体検査:胃がヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないかを調べる。
胃がんには、HP菌の感染と、それに伴う胃粘膜の萎縮が強く関与していることがわかっています。上記検査
を組み合わせて胃の健康度を分類することで、胃がんの早期発見が期待できます。
検査結果の見方と判定区分
【ペプシノゲン(PG)判定】
【ヘリコバクターピロリ(HP)抗体判定】
(-)
(1+)
(2+)
(3+)
判定
ヘリコバクターピロリ
IgG抗体価
―
10.0 U/ml未満
+
10.0 U/ml以上
判定
区分
PG
判定
HP抗体
判定
胃がん
発見率
検査結果について
A群
―
―
0%
今回の検査では健康的な胃粘膜であり、現時点で胃の病気
になる可能性は低いです。5年後にABC検診を受けましょう。
B群
―
+
約0.1%
ピロリ菌に感染しているため、消化性潰瘍や胃がんにかか
る可能性があります。内視鏡検査を受け、医師の指示に従
いましょう。
C群
1+~3+
+
約0.2%
胃粘膜が萎縮し、胃がん発生リスクが高い状態です。必ず
胃内視鏡検査を受け、医師の指示に従いましょう。
D群
1+~3+
-
約1.25%
胃粘膜が高度に委縮し、胃がん発生リスクが最も高い状態
です。必ず内視鏡検査を受け、医師の指示に従いましょう。
【注意事項】 以下の場合、正しい結果が得られない可能性があります。
①胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬)服用中もしくは2か月以内に服用していた方
②胃切除をされた方
③腎不全の方(目安:クレアチニン値3mg/dL以上)
④過去にHP菌除菌を受けた方
また、下記の場合は治療適応となりますので、病院受診をお勧めします。
①明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸疾患が強く疑われる方
②食道・胃・十二指腸疾患で治療中の方
※注意
ABC検診はあくまで胃がんの「発症リスク」をみる検査であるため、ABC検診だけでは胃がんを見逃す危険性
があるといわれています。また、胃部X線検査のように胃の形状を検出することができないため、ポリープや潰
瘍の発見も困難となります。
なお、検査の結果によっては健康保険の対象とならない場合がありますので医療機関にてご相談下さい。
ご不明な点がございましたら、各サイト健康管理室にお問い合わせください。