第2次北杜市総合計画策定業務委託仕様書 1 業務名称 第2次北杜市総合計画策定業務委託 2 業務目的 人口減少や少子・高齢社会が到来し、生活環境のグローバル化や資源循環型社 会への移行など行政を取り巻く環境変化が進む中で、財政状況をはじめとした行 政経営環境はますます厳しくなっている。 本市では、「人と自然と文化が躍動する環境創造都市」を基本コンセプトに、 第1次北杜市総合計画に定める8つの杜づくりを施策の柱として、常にチャレン ジ精神と改革意識を持ち、力みなぎるふるさとを築くべく、市民と行政が一体と なり取り組んできた。厳しい中ではあるが、現在の総人口は、概ね計画目標の数 を維持している。 しかし、少子化による人口減少や高齢化は、急速に進みきわめて危機的状況を 迎えている。人口減少を抑制し地域活力を維持することは、重要な課題であり、 昨年度、北杜市定住促進計画を策定した。重ねて、現在、北杜市総合戦略の策定 作業を進めている。また、長野県富士見町、原村と連携し、定住自立圏構想に取 り組んでいる。 今、自治体は、あらゆる分野での見直しや改革を迫られており、今後本格的な 地方分権が到来する中で、自治体に求められるのは、自らの責任と判断で自らの 進むべき方向を決め、自ら実行する力である。併せて、これからのまちづくりに は、市民参加と協働が必要不可欠である。 総合計画は、本市の魅力を十分に活かしたまちづくりを行う上で非常に重要な 役割を担っており、地域の特性等を踏まえ、魅力ある豊かな暮らしを創出できる よう、北杜市定住促進計画、北杜市総合戦略との整合性を図る中で、個性ある本 市独自の施策を総合的かつ計画的に実施するため、第2次北杜市総合計画を策定 する。 3 委託期間 契約締結日の翌日から平成29年2月28日(火)まで 1 4 業務内容 (1)業務概要 本業務は、下記の各項目に掲げる作業及び検討を行い、計画を策定する。 ① 基礎調査の実施及び分析 ② 現総合計画の検証等 ③ 市民アンケート調査の実施及び分析まとめ(調査票企画を含む。) ④ 各種団体ヒアリングの実施 ⑤ 総合計画審議会の支援 ⑥ 策定本部の支援(本部会議、推進会議など) ⑦ パブリックコメント支援 ⑧ 基本構想、基本計画の作成(印刷校正を含む。) ⑨ 計画概要版の作成(印刷校正を含む。) ⑩ その他の関係業務への支援 (2)基礎調査の実施及び分析 本市の現状を把握するため、環境分析(人口推計・分析、財政分析、社会指標 分析など)を行う。 (3)現総合計画の検証等 現行総合計画の振り返りにより、課題等の検証を行う。 (4)市民アンケート調査の実施及び分析まとめ 本市における現状を把握するとともに、市民が望む将来の姿を把握するため、 アンケート調査等を実施する。なお、アンケートの作成にあたっては、他市の事 例等も参考に調査項目を作成する。 (5)各種団体ヒアリングの実施 主要団体から計画に対してヒアリングを行い、理解と協力を求めるとともに、 結果を整理し、計画へ反映する。 (6)総合計画審議会の支援 計画の策定にあたり開催される北杜市総合計画審議会の資料を作成し、会議へ 出席する。協議された事項について議事録を作成する。 (7)策定本部の支援 計画の策定にあたり開催される北杜市総合計画策定本部(本部員会議、推進会 議など)の資料を作成し、会議へ出席する。協議された事項について議事録を作 成する。 (8)パブリックコメント支援 2 パブリックコメント実施により、提出を受けた意見等を取りまとめ整理する。 (9)基本構想、基本計画の作成 基本構想は、目標年次を平成38年、基本計画の計画期間を5ヶ年とする。 本業務の成果取りまとめについては、A4縦、カラー印刷での計画書及び電子 データで取りまとめを行う。 (10)計画概要版の作成 取りまとめた計画書は、市民に周知できるようA4縦、カラー印刷での概要版 を作成する。併せて、概要版電子データを作成する。 (11)その他の関係業務への支援を行う。 5 成果品 本業務委託に係る成果品は下記のとおりとする。なお、成果品の管理及び権利の 帰属はホームページ掲載も含め、全て委託者のものとし、委託者が承諾した場合を 除き、受託者は成果品を公表してはならない。 (1)第2次北杜市総合計画(A4版 200ページ程度 フルカラー 500部) (2)第2次北杜市総合計画電子データ(PDF及び加工可能なデータ形式) (3)第2次北杜市総合計画概要版 (A4版 16ページ程度 フルカラー 21,000部) (4)第2次北杜市総合計画概要版電子データ (PDF及び加工可能なデータ形式) (5)その他関係資料 6 その他 (1)受託者は、業務上知り得た情報を他に漏らしてはならない。 (2)本業務は、原則として受託者自らが実施し、第三者に委託することはできない 。 (3)受託者は、業務を円滑に遂行するために、逐次担当部局と連絡調整を行わなけ ればならない。 (4)受託者は、成果品に第三者が権利を保有する文章等を使用する場合には、受託 者の負担により受託者と当該第三者との間でライセンス契約の締結等、必要な措 置を講ずるものとする。 (5)受託者は、著作権等の法的保護に値するとされている第三者の権利・利益の対 象となっている文章、素材、履行方法等を使用するときは、その使用に関する一 切の責任を負わなければならない。 3 (6)受託者は、成果品に対し、第三者からの権利の主張、損害賠償請求等が生じた ときは、本市に帰すべき理由による場合を除き、受託者の責任と負担によりこれ を処理解決するとともに、本市に損害が生じた場合にはその損害を賠償しなけれ ばならない。 (7)本業務で得られた成果品の著作権は、ホームページへの掲載を含め、本市に帰 属する。 (8)この他、この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書に疑義が生じた場合は、 別途協議する。 4
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