8号 - 南佐渡中学校

~学校だより~
南 風
第8号
(H26・9・24)
編集;校長
知本
《体育祭特集》
"本 気 は
楽しい"
145人で創り出した伝統の一歩
応援も選手も全力風薫る
3年
長田
智絵
去 る 9 月 6 日 ( 土 )、 秋 晴 れ の 青 空 も と 、 開 校 記 念 第 1 回 南 佐 渡 中 学 校 体 育
祭 が 行 わ れ ま し た 。『 百 花 繚 乱 ~ 輝 け 1 4 5 の 魂 と 絆 』 と い う ス ロ ー ガ ン を 掲
げ、生徒は応援に競技に全力を尽くしました。全校生徒一つになり、本気で
声を出し、本気で踊り、本気で走る。躍動するその姿は、「自分たちが歴史的
な第1回体育祭の開拓者だ」という生徒達の意気に満ちあふれていました。そして
グランドいっぱい、「本気は楽しい」ということを証明してくれました。それは、4月
開校以来、「南佐渡中学校が求める姿とは何なのか」という問い対する、見事な生
徒達の答えでした。そしてここに、「本気は楽しい」という南佐渡中学校の伝統の第
一歩が刻み込まれたのです。
3年生を中心に、悩みながらここまで全校を引っ張ってきた実行委員や応
援団幹部、パネル製作のリーダーのみなさん、本当にご苦労様でした。次は、
文化祭ですね。また、当日親子競技やおけさ踊りに参加して下さった保護者
・地域の皆様、本当にありがとうございました。
風薫る空に向かって大ジャンプ
【 両団長の力強い選手宣誓 】
3年
笠井
綺音
【 歓喜の全校総踊り 】
-1-
一人一人の心に残った体育祭
○ 生徒の感想から
涙ながらの体育祭でした。先輩
達の涙は忘れられません。先輩の
意志を継ぎ、今度は4冠を取りた
いです。青春のドラマみたいな初め
ての体育祭は、きっと忘れられない
思い出になりました。
(1年女子)
最初は先輩の話がまったく分か
りませんでした。だんだんやって
いくうちに、今度は楽しくなっり、そ
ろってくるともっと楽しくなりました。
これが体育祭なんだ、と思いまし
た。
(1年男子)
点差が300点くらいついたと
き、先輩の「あきらめちゃだめ」
という言葉でがんばれました。解
団式の先輩達の言葉一つ一つに感
動して、涙がポロポロこぼれました。
これからの学校生活も、体育祭の
時 の よ う に 良 く し た い で す 。( 2 年 男 子 )
一生懸命取り組む3年生のみな
さんの姿は、とてもかっこよかっ
たし、見習いたいと思いました。
そして、最後まで戦い抜いた後に
先輩が流した涙は、全力でやったか
らこその涙だと思いました。来年
は、私たちの番で す。
(2年女子)
統合一年目の体育祭。みんな体
操着はバラバラだったけれど、気持
ちは一つになれました。南佐渡中の
歴史に残る、そして私の思い出に
も残る、最高の体育祭になりまし
た。
(3年女子)
南佐渡中の第一回の体育祭とし
て、全校で協力して、伝説に残
るような体育祭になれたと思いま
す。これからも、学校生活を楽
しんでいけるなと感じました。
(3年女子)
【 見事な一体感
応援賞の青軍 】
【 青空にはじける
-2-
団結の赤軍 】
○
保護者・地域の皆様の感想から
体育祭当日、保護者・地域の皆様からアンケートをとらせていただきまし
た 。「 楽 し く 活 動 し て い る か 」「 協 力 し て 活 動 し て い る か 」「 応 援 に 団 結 や 工 夫
が見られるか」の3項目について、平均87%のみなさんが4段階中「そう思う」
という最高の評価をして下さいました。ありがとうございました。次に、寄せ
られた感想を紹介します。
・ この春一緒になったとは思えない位の団結だと思いました。これからま
すます楽しみになりました。
・中学生の自主的な取組が随所に見られ、熱い思いが感じられました。
・ 羽茂の子が、より元気になりました。統合は、大成功ですな。先生方、
お疲れ様でした。
・ 子供たちがとても楽しそうで、見ていて嬉しくなりました。体育祭での団結
力を、学校生活でも生かして頑張って下さい。
・ 3年生がリードしている姿が頼もしいです。1・2年生は、これに習
って来年を迎えられることでしょう。子供たちの成長している姿を見る
ことができました。
・ 統合後初めてで、応援も創り上げるのが大変だったと思いますが、
良く声が出ていたと思います。体育館やグランドが準備できない状況で
の体育祭。生徒や先生方素晴らしいと思います。
少年の主張大会
佐藤萌子さん
優秀賞受賞
去 る 8 月 2 7 日( 水 )、平 成 2 6 年 度 佐 渡 市 中 学 校 少 年 の 主 張 大 会 が 行 わ れ 、
2年生の佐藤萌子さんが、見事に優秀賞を獲得しました。全佐渡の各中学校
から選抜された出場13人中、最優秀賞に次ぐ上位入賞であり、2年生の出場者
は佐藤さん一人でした。
佐藤さんのテーマは『私の原点』です。佐藤さんは小学2年生の弟の面倒
を見る時、自分が小学1・2年生の時の担任をいつも思い出します。そして、
今自分が生きていく上で大切なことは、そ
の先生から教えられたことに気づきます。
そしていつか自分も、働く立場になったら、
先生のように優しくて人の役に立ちち感謝
される人になりたいと決意します。大人の
入り口に入った中学生にとって、モデルと
なる大人の存在は大切です。先生との出会
いを振り返る中から自分の生き方を探ろうとす
る佐藤さんの真摯な姿勢が、会場の大きな共
感を呼びました。
【表彰を受ける佐藤さん】
-3-
文化の秋 続々入賞
◇金子沙羅さん
特別奨励賞受賞
平成26年度佐渡市児童生徒科学作品展が行われ、本校から、下の6作品
が出品され奨励賞を受賞しました。その中で、一年生の金子沙羅さんの作品
『南佐渡の海岸線~砂と石』が、特別奨励賞に輝きました。島内から出品され
た61作品から5作品だけに与えられた素晴らしい賞です。
作品は、歩いて採取した岩と砂の標本、顕微鏡でとらえた砂の様子を接写
した写真とその観察記録などで構成された力作です。金子さんは、海岸への
移動などでご家族の協力も得ながら、約3週間かけて研究を完成させました。
夏休みにしか出来ない、素晴らしい学びの成果です。
学年・名前
1年 金子
沙羅
作
品
名
南佐渡の海岸線~砂と石~
2年 佐々木陽依
骨格標本
2年 佐藤
萌子
クモの巣の研究
2年 中川
尚哉
俺と夏のキノコたち
2年 作澤
蓮
3年 高津
花南
家のまわりの植物調べ
菌類・細菌類のはたらき
を調べよう
◇ 佐渡吟詠大会
きっかけは、小学校の
全校遠足で小木半島のジ
オパーク巡りをし、ジオ
に魅力を感じたことです。
普段何気なく走っている
道、何気なく見ている景色
も、一歩踏み込んでみると、
こんなにもきれいで奥が深
いことを知って欲しいと思
います。この研究が、ジ
オだけでなく、周囲の環
境保全につながっていけ
ばなと思います。
(展示解説文より)
久保優佳さん優秀賞
第6回
佐渡吟詠大会俳句の部で下記の4名が入賞し、3年生の久保優佳
さんの作品が優秀賞を獲得しました。優秀賞は、学生の部全作品中3句に与え
ら る 素 晴 ら し い 賞 で す 。『 南 佐 渡 万 葉 』 の 学 校 と し て 、 う れ し い 結 果 で す 。
○ 優秀賞
五月晴たらい舟こぐ観光客
○ 佳
作
桜見て緊張ほぐれた登下校
初めての校歌斉唱風薫る
鬼太鼓と大獅子に会い逃げ回る
-4-
3年
久保
優佳
3年
3年
3年
佐藤
丹藤
吉田
安澄
智也
蓮