H27年度エンゼルプレイスだより 7月号(裏)

料理のお手伝いについて
おすすめ絵本
「料理はできることから」
子どもが2~3歳になると、料理を手伝いたがることがあります。
そんな時安全を確保しながら少しずつ手伝わせることで、生活力が
身に付き、親子で一緒に物事に取り組む貴重な時間になります。
最初は、親が料理をしている様子を見せるだけでよいのです。
手伝いたがるようになったら、できることだけ任せてみます。
子どもの年齢とできることの目安
1歳半~レタスやキャベツをちぎる。豆腐を崩す。
ビニール袋に入れたキュウリを麺棒でたたく
● 2歳半~玉ねぎの皮をむく。卵を割る。ホットケーキなどの生地を混ぜる
● 3歳半~粉をふるう。型を抜く。パン粉をつける。白玉を丸める。
シューマイの皮に種を載せて包む。ギョーザの皮2枚で種を包む。
●
(年齢やできることは、料理研究家の江口恵子さんのお子さんの経験談ですので、
「うちの子には無理~」と焦らないでくださいね。)
『 なっとうさんがね・・ 』
子どもにできそうな作業が何もない時も一工夫!
とよた かずひこ/さく・え
童心社
『 こぐまちゃんのみずあそび
』
たとえばその日は玉ねぎは使わないとしても、玉ねぎを渡して皮をむかせ、
6月4日はむし歯予防デーです!
わかやま けん・さく こぐま社
「ねば ねば ぎゅっ ぎゅっ」なっとうさんが、みんなでうごいているよ。
冷蔵庫にしまっておいて後日使うなどしてもいいですね。2~3歳になると
「ねば ねば ぎゅう ぎゅう ぎゅっ・・あ」一つぶのなっとうさんが、おっ
子どもが大好きな水遊び、おもいっきり楽しめる機会はめったにないで
こっちゃった!そこに「しんぱい
ごむよう!」と、あらわれたのは?
すね。はじめはじょうろを使って始まったこぐまちゃんの水遊びですが、
一つぶ一つぶに描かれた表情がとてもユーモラス。「ねば ねば ぎゅう
しろくまちゃんがホースを持ってきたことから、おもしろさはエスカレー
ぎゅう」と、ふんとうするなっとうさんたちを見ていると、いつの間にか、
ト・・・。どんなみずあそびになるのでしょう?
なっとうに親しみがわいてきます。
『 14ひきのあさごはん 』
いわむら かずお/さく
童心社
14ひきのねずみの家族のお話です。
朝起きて、みんなで協力しておいしいあさごはんをつくります。
誰が一番はやおき?
ころんでいるのは誰?
どんなお手伝いをしているかな?
楽しいあさごはんが始まるまでワクワクします。
「14ひきの~」シリーズで、他にもありますので読んでみて下さいね。
できるようになることも増えてきますが、台所を汚してしまうことも多いです。
< とっても大事なポイントです!! >
お母さんの気持ちと時間に余裕がある時にしましょう!!
・粉が飛び散るような料理はたくさん時間の余裕があるときに
・台所、テーブルなど作業の場所を汚してもいいように準備する
・子どもの洋服、エプロンも汚れてもいいものを準備する
子どもが自分からやりたがる時が、
料理を教える一番のチャンスです。
できることから、親子で楽しんでください。
(読売新聞H27/4/24日号参考)