昭和大学横浜市北部病院 皮膚科

昭和大学横浜市北部病院 皮膚科
Ⅰ.研修科の長
衣笠 えり子
Ⅱ.臨床研修責任者
保
坂 浩 臣
Ⅲ.臨床研修指導医数(厚生労働省認定) 1名
Ⅳ.認定医数・専門医数・指導医数
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医··············································· 1名
Ⅴ.主な診療実績(H25年度)
皮膚・皮下腫瘍切除術
177例
Ⅵ.診療科の特徴
3人の常勤医で皮膚科疾患全般について扱っています。午前中は初診・再診患者の診察
を行っています。外来診療では他院からの紹介患者が多く、重症症例や希少疾患症例に遭
遇する機会も少なくありません。その際、皮疹撮影用のデジタル一眼レフカメラ、ダーモ
スコピー、病理組織写真撮影および画像ディスプレイが可能な顕微鏡などを活用していま
す。陥入爪の手術では侵襲が少ない新しい方法を取り入れています。入院診療では8A 病棟
に病床を持ち、1グループとして診療に当たっております。
Ⅶ.研修の概要
・外来診療
午前中は初診患者を中心にした OJT(on the job training)が行われます。初診医の指導の
下、問診、診察を行い、その場で評価され、フィードバックを受けます。
午後は、外来手術や皮膚生検、他科病棟の往診、皮膚アレルギー検査(Prick test、Patch
test)等から、興味のある分野を中心に見学を行うことができます。
・入院診療
病棟回診と入院患者の処置は午後に行っています。病棟では、帯状疱疹等のウイルス
性疾患、蜂窩織炎等の皮膚疾患の入院管理を学ぶことができます。
Ⅷ.研修の特徴
・一般目標《GIO》
皮疹を適切に捉えることで、代表的な皮膚疾患の病態を把握する。
実際にチームの一員として診療に携わることにより、遭遇する頻度の多い皮膚疾患の診
断や治療、小手術について必要な知識と技術を修得する。
・具体的目標《SBOs》
(1)皮膚疾患の診断に必要な病歴を聴取することができる。
(2)皮膚病変を発疹学に従い、正しく把握できる。
(3)皮膚疾患の診断に必要な基本的手技(真菌直接鏡検、パッチテスト、 ダーモスコピー、
皮膚生検)を学習する。
(4)頻度の多い皮膚疾患や、救急外来で遭遇しやすい皮膚疾患について
診断と治療ができる。
(5)適切な軟膏処置、包帯法等を施行できる。
(6)小腫瘍の切除、皮膚生検にともなう縫合をできる。
(7)チームの一員として能動的に診察に参加する。
(8)患者あるいは家族に対する指導医の説明に同席することにより、患者や家族の考えや
立場を理解し、社会人として自覚を持って全人的に対応する。
・研修方略
LS
方法
1
外来研修
該当
SBOs
対象
場所
媒体
皮膚科外来
カルテ
指導医
1~8
1.2.5.7.8
外来手術
3.6
外来時間
カルテ
指導医
8A病棟
研修医
3
指導医
時期
毎日
研修医
指導医
病棟研修
学習
時間
指導医
研修医
2
人的資源
3時間
毎日
午後
臨床研修実技
研修医
カルテ
指導医
対象
測定者
時期
方法
知識、技能、
指導医
観察記録
看護師
研修中
態度
研修中
観察記録
皮膚科外来
3時間
毎日
午後
・研修評価
SBOs
目的
1,5~8
形成的
2~4
形成的
1~8
形成的
知識、技能
指導医
研修医
知識、技能、
指導医
態度
研修医
研修診療時
大学評価表
Ⅸ.カンファレンス
定期的にはなく、検討が必要な時、カンファレンスします。
Ⅹ.当 直
研修医なし。
週間予定表
月
火
水
木
金
土
午前
午後
外来
外来手術、病棟
外来
外来手術、病棟
外来
外来手術、病棟
外来
外来手術、病棟
外来
外来手術、病棟
外来、病棟