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皮膚科臨床研修プログラム
皮膚科臨床研修プログラム
Ⅰ.一般目標
2年間の初期研修中に、皮膚科での研修を希望する研修医が、1~2 ヶ月間
で皮膚科全般にわたる基礎知識を習得することを目的とする。
Ⅱ.指導医氏名
けいゆう病院皮膚科
河原
松井
由恵 部長(日本皮膚科学会認定専門医)
はるか医長(日本皮膚科学会認定専門医)
Ⅲ.研修期間
1ヶ月間、研修医の希望により延長可能。
Ⅳ.行動目標
1)診療計画を立て、基本的行動、治療ができる
2)適切な問題対応能力を持つ
3)患者・家族と医師との関係を正しく築くことができる
4)医療現場における安全管理ができる
5)各種医療記録の作成を適切に行なえる
Ⅴ.研修内容と経験目標
1)皮膚病理組織学(総論、各論)
2)皮膚免疫アレルギー学(湿疹、皮膚炎、蕁麻疹、自己免疫性水疱症など)
3)皮膚真菌学(白癬、皮膚カンジダ症、など)
4)皮膚細菌学(癤、蜂窩織炎、など)
5)皮膚科的検査法
6)外用療法
7)内服療法
8)皮膚外科療法
9)皮膚科救急療法
10)熱傷の治療
11)プライマリーケア
12)患者への説明(インフォームドコンセント)
これらを日常診療の中で実地に指導を受け、研修する。8割以上の知識の
習得を目標とする。
Ⅵ.勤務時間
原則としてけいゆう病院の勤務時間内とするが、病棟勤務ではその限りで
はなく、患者の容態により延長されることもある。またカンファレンス等に
より延長される場合もある。
Ⅶ.標準的な週間スケジュール
8
9
10
11
12
1
2
3
月
病棟
又は 外来
特殊外来→外来手術→病棟
火
病棟
又は 外来
特殊外来→外来手術→病棟
水
病棟
又は 外来
特殊外来→外来手術→病棟
木
病棟
又は 外来
中央手術室→病棟
金
病棟
又は 外来
特殊外来→外来手術→病棟
土
病棟
又は 外来
4
5
6
臨床写真
カンファレンス
Ⅷ.指導体制
外来においては、初診診察医および再診診察医により指導を受け、部長によ
り統括される。
病棟においては、処置当番医の指導を受ける。