平成 27 年度 事業計画

平成 27 年度
事業計画
昨年度より当保育園の目指す所が明確ではなく職員が迷っている所がありました。その為、今年は明確に打ち
出すことが必要になってまいります。理念・方針は理解していても具体的に見えてこない事が多々ある為「大き
な心、たくましい体」このテーマに基づき心身の調和のとれた発達の基礎を培いながら保育を進めてまいりたい
と考えます。子どもの基本は体を動かして沢山遊び、お腹がすいたらたくさん食べ、しっかり休憩と睡眠をとる
事だと考えます。そこの遊ぶ部分を当園の目指す所として「大きな心、たくましい体」を明確に打ち出していき
ます。文部化科学省から 24 年 3 月に取りまとめた「幼児期運動指針」の指導参考資料から内容を基に幼児期に
は生涯にわたる運動全般の基本的な動きを身に付けやすく、身体を動かす遊びを通して動きが多様に獲得される
とともに動きを繰り返し実施することによって動きが上手になる洗練化も図られていきます。また意欲を持って
積極的に周囲の環境に関わる事で社会性に発達や認知的な発達が促され心と体が相互に密接に関連し合いなが
ら総合的に発達していく時期です。幼児期の運動については適切に構成された環境の下で幼児が自発的に取り組
む様々な遊びを中心に体を動かす事を通して生涯にわたって心身ともに健康に生きるための基盤を培う事にな
ります。そのことを考えると子どもにとっての遊びは必要不可欠であり、生活の一部でもあります。この遊びを
通して卒園するまでに生活の自立が出来、自分で考え判断できる子どもに成長していく事を目指します。
【保育】
・運動遊び
① 多様な動きが経験出来る様に様々な遊びを取り入れる。
*この時期に多様な運動刺激を与えて体内の様々な神経回路を複雑に張り巡らせていく事が大切です。それが
発達するとタイミングよく動いたり、コントロールが出来生活で必要な動きが出来とっさのときの身を守る
動きもできます。
② 楽しく体を動かす時間を確保する事
*文部科学省、WHOも指標として一日 60 分以上体を動かすことを望ましいと目安として示している。
③ 発達の特性に応じた遊びを提供する事。
*今年はこのような3つのポイントを押さえ運動遊びを中心に考え心と身体を育て自ら健康で安全な生活を
作り出す力を養って行くことに取り組んでい行く。
・昼寝
昨年度に引き続き子どもたちの最善の利益を第一に考えると発達に応じた生活の仕方としてご家庭と相談しな
がら 4 月より少しずつ無くしていくようにする取り組みをする。
・選択の保育
0 歳児から幼児まで発達に合わせて選択が出来る保育を目指します。職員はその子どもたちの遊びの少し先を考
えての環境づくりをして発達を促します。子ども一人ひとりを見守っていくように取り組みます。
・日案
更にレベルアップの内容にしていく為に単にその日の主活動を書くだけでなく、「ねらい」が子どもたちの発達
に対して伴った内容になっているかその日を振り返り次に繫げて行くよう取り組む。
・移行について
5 歳児は小学校にいく事に期待が持てる保育をする。その保育をする場所の検討
・食育
「育てる事(どうすれば実がなり食べられるところまで育つか学ぶ)
、食材を触る・剥く・切る・調理する事(話
をよく聞く)・食べる事(姿勢を良くして時間内に食べ終わる)を体験し、いろいろな食材に興味を持てるよう
に子どもたちと一緒に取り組んでいく。
・行事について
各行事を保護者に「どう見てほしいのか、どう伝えるのか」を保育士は考えながら子どもたちに環境の設定をし
発達の保障も考えて、1 年間を通して連続性のある取り組をしていく。
【防災対策】
・相模原市の園長会での災害時乳幼児支援ステーション開設・運営マニュアルの確立。
*各地域の園がグループを作って災害時に連携をして助け合えるように設置、更にこの連携が機能するように
レベルアップを進める。
・災害時の備蓄食料、用具を追加の必要性がある為、再度確認し職員に周知。
・災害時の対応等や避難場所再度保護者への発信と周知。
【課題解決】
昨年度よりご意見を頂き改善を行い、今年もご意見を頂いた時には真摯に受け止め早期の解決をしていく事が保
護者との信頼関係の構築になります。継続的に取り組みます。
【環境整備】
① 砂場に砂を補給する。
② もりぐみ、ランチルームのカーテンを設置。
③ 駐輪場の屋根の設置
以上を予定しています。
上記の事を年頭に置いて全部の計画が目標達成できるよう努力し子どもたち、保護者にとって安心・安全な保
育園を目指していきます。
以上が27年度の事業計画です。上記を計画通り1年間で進めて行きたいと思います。