宇治市教育委員会様京都新聞グループ宇治市校務ネットワークシステム構築学校ICT導入事例市内全小中学校 32校、教職員一人1台、約1000台のシンクライアントによる校務用PCが配備されました XenApp / XenDesktop シンクライアントシステムによる情報漏えい対策を強化した「何も持たない・持ち出さない・持ち歩かない」セキュアなシステム構築が完成いたしました。宇治市教育委員会学校教育課、教育指導課〒611-8501 京都府宇治市宇治琵琶３３ TEL 0774-22-3141（代）宇治市教育委員会様は、教職員一人１台のパソコン配備、校務のＩCＴ化の推進に際し、情報漏えいの防止とシステム運用管理工数の削減が最も重要な課題でした。この課題を解決したのが、Citrix XenAppシンクライアントシステムと SECUREMATRIXによるマトリクス認証ワンタイムパスワードです。当システムの構築に当り、文部科学省の情報化施策に則り、校務処理のＩCＴ化推進をめざし教職員一人１台のコンピュータ配備を段階的に計画されました。 http://www.uji.ed.jp/ 小学校 22校中学校 10校 (内・小中一貫校 1校）児童・生徒数教職員数システム導入に向けての課題・要件 16,000名 1,200名（2015年度の概数）システム化に際し「学校情報資産の安全対策」、「教職員の皆様の業務軽減と効率化」、「教育の質の向上」、運用管理工数の削減などが求められました。  教職員が、自宅にデータを持ち帰り仕事をすることがあり、ＰＣやＵＳＢメモリーの紛失や盗難、ウイルス等による情報漏洩のリスクがある。  教職員一人1台パソコン導入に合わせて、情報セキュリティ事故が起きない、起こさないセキュアなシステムを構築したい。  セキュリティ対策を実施しても「利便性」を大きく損ねたくない。  各小中学校には、児童生徒の個人情報はじめ情報データは保管しない。  システム管理者の運用管理コストを削減したい。など様々な課題・ご要望が挙げられました。シンクライアントによる仮想デスクトップ化およびマトリクス認証ワンタイムパスワードによるセキュリティ対策の強化、運用管理コストを削減・何も持たない情報漏洩対策（ICカードやUSBメモリーなどは使わない）・データの持ち出し抑止（〃、そのことで紛失、盗難の防止）・ストレスのない高レスポンスの確保、サーバ集中管理、PCのリモート管理・自宅からのセキュアな業務処理環境の確保導入後の効果・お客様の評価本システムは、小学校・中学校の各パイロット校にて実際の業務利用を通して評価され、お客様の目指された課題解決が実証されました。  成績処理のための個人情報の持ち出しが無くなり情報漏えいリスクを大幅に低減できた。利用者からもデータを持ち帰らず自宅で処理ができるため安心で便利になったと好評価。  従来のパソコン処理と同等のレスポンスが得られ、ストレスなく操作できる。  パイロット校導入による実際のシステム評価により、本稼働に向け安心して導入ができた。  小学校・中学校それぞれの実運用により、本来の負荷テスト、レスポンスの検証、アプリケーシヨン動作の検証など、本番に向けたさらなる改善ができた。京都新聞グループ「学校イントラネット」の再構築宇治市教育委員会様は、既に地域イントラネットの整備に合わせ「学校イントラネット」が構築されており、そのシステムを基盤として今回の校務ネットワークシステム構築が行われました。その狙いは、・・・・「情報漏えい対策・セキュリティ対策」の観点の追加・学校情報資産の安全対策、教職員の業務の軽減と効率化、教育の質の向上・高度なセキュリティを有する校務ネットワーク環境を構築学校ICT導入事例システム化のポイント ①サーバーは本庁サーバ室にすべて集約、シンクライアントシステムとの連携によりデータとアプリケーションを集中管理・仮想アプリケーション環境であるXenAppを中心に、セキュアで高い可用性と拡張性を実現・マウス、キーボードの操作情報と画面情報だけがクライアント側に配信されネットワーク経由でも快適なレスポンスを実現 ②認証システム・暗号化・パスワードは、マトリクス認証方式による一度限りの「ワンタイムパスワード」を採用。(特別なデバイス不要) ・クライアントとサーバー間の通信は暗号化され、盗聴による情報漏えいへの対策を実施 ③小中学校からは学校イントラネット経由でアクセス・暗号化通信をはじめ、情報漏えい対策・セキュリティ対策を施したネットワークで通信「学生ホールなう」「ふる～るなう」 ④自宅からの利用はインターネット経由（SSL認証によりセキュリティを確保）・自宅からの接続もマトリクス認証ワンタイムパスワード方式により、何も持たない、持ち出さないを実現 Twitterのつぶやきで案内中・さらにクライアント証明書による端末認証を行うことで、教育委員会から見て利用者のPC管理が行える ③メインとなる65インチのモニターシステム構成主なソリューション本システム構築に当っての主なインフラ系システム構成ソリューション。  シンクライアントシステム Citrix XenApp、Citrix XenDesktop  マトリクス認証ワンタイムパスワード SECUREMATRIX®  サーバ VMware 仮想ホスト、EMC VNXストレージ  ネットワーク負荷分散装置、レイヤ2/レイヤ3スイッチ  バックアップ環境、ログ取得、運用管理ツール等［お問合せ先］ ※Citrix、Citrix XenApp、Citrix XenDesktopは米国およびそのほかの国におけるCitrix Systems, Inc.の商標または登録商標です。 ※SECUREMATRIXおよびマトリクス認証は株式会社シー・エス・イーの登録商標です。 ※VMware は、米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標または商標です。 ※EMC、VNX、および EMC ロゴは、米国およびその他の国における EMC Corporation の登録商標または商標です。 ※その他、記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。〒 604-0857 京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町260番地ソリューション事業部学校ICT 営業担当 Tel：075-241-5552 岡住(オカズミ)・段野迄