(第3時限:1 0 0分) 2 0 1 5年度 ! 数 学 (理 問 題 系) (全4ページ) 注 意 事 項 1.試験開始の合図があるまで,この問題冊子の中を見てはいけません。 2.問題文の にあてはまる適当なものを,解答用紙の所定の欄 に記入しなさい。 3.解答用紙1枚・下書用紙2枚は,この冊子の中に折り込んであります。 4.試験終了後,問題冊子・下書用紙は持ち帰りなさい。 ! (Mab ) 数 学 ! ",#,$の設問について問題文の 次の , にあてはまる適当なものを, 解答用紙の所定の欄に記入しなさい。 " 座標平面上の点 P ( p ,q ) を通る傾き m の直線と放物線 y = x2 が接している とする。このとき m は m2 + m+ ア イ =0 を満たしている。 点 P から放物線 y = x2 に異なる2本の接線 l1 ,l2 が引けるための,p,q が満 たすべき必要十分条件は ウ である。l1 と l2 が直交するとき,点 P は直線 y= エ 上にある。 以下では,p,q が ウ を満たし,かつ q < エ とする。 l1 ,l2 と放物線 y = x2 との接点をそれぞれ Q,R として, ∠QPR を θ (0< θ < π ) とおくとき,tan θ は p,q を用いて表すと tan θ = オ である。 いま,点 P が θ = π を満たしながら動くとき,点 P は方程式 3 x2 − カ # %y+ によって表される双曲線上の y ≦ ク , ケ ケ $& = 2 キ ク の範囲を動く。 $& # % カ , キ , は x,y を用いずに答えよ。 ― 1 ― ! (Mab ) " 整数 m に対して,m が3の倍数であることは,m2 が3の倍数であるための必 ! a "の一般項が 要十分条件である。よって,数列 n an = n2 と表されるとすると,最初の20項 a1 ,a2 , ・・・,a20 のうち,3の倍数となる項は コ 個含まれている。それら3の倍数の項の総和は サ ! b "の一般項が s を自然数として,数列 である。 n bn = ( n − s )2 と表されるとする。最初の2 0項 b1 ,b2 , ・・・,b20 のうち,3の倍数となる項の個数 は,s が3の倍数のとき シ が3で割って2余る数のとき 個,s が3で割って1余る数のとき セ ス 個,s 個である。 b1 ,b2 , ・ ・ ・,b20 のうち,3の倍数となる項の総和を s の関数と見なして f ( s ) と おく。自然数 t に対して,f (3t ) を t で表すと f (3t ) = ソ である。また, f (3t −1) − f (3t ) = タ f (3t −2) − f (3t −1) = である。よって,f ( s ) は s = ツ , チ において最小値 テ をとる。 ― 2 ― ! (Mab ) " c を実数とする。関数 f ( x ) に対して, ! !f ( x ) − c!dx, T = !" f ( x ) − c #dx 1 S = 1 2 0 0 とおく。 〔1〕 f ( x ) = x と す る。c = c= ニ ハ の と き,S は 最 小 値 のとき,T は最小値 〔2〕 f ( x ) = e x と す る。c = c= ト ネ のとき,T は最小値 ヌ ナ を と り, ノ を と り, をとる。 の と き,S は 最 小 値 ヒ をとる。 〔3〕 2以上の自然数 n に対して,f ( x ) = x n とする。f ( x ) の x ≧0 での逆関数 を g( x ) とおくと, !" f ( x ) − c #dx = !" g( x ) − c #dx 1 1 2 0 0 が成り立つのは,c = lim cn = n →∞ ヘ 2 フ のときである。このときの c を cn とおくと, である。 ― 3 ― ! (Mab ) " 空間に,立方体 PQRS−TUVW がある。この立方体に外接する球の中心を O と する。 〔1〕 2点 A,B が立方体 PQRS−TUVW の8個の頂点のいずれかに位置するとき を考える。ただし,各点は同じ頂点に位置する場合もある。2点 A,B が同一 の頂点にある場合の数は 通りである。2点 A,B が同一直線上にある ホ 場合の数は,2点 A,B が同じ頂点にある 頂点にある マ ホ 通りと2点 A,B が異なる 通りの合計として求められる。また,3点 O,A,B が同 一直線上にある場合の数は ミ 通りである。 〔2〕 3点 A,B,C が立方体 PQRS−TUVW の8個の頂点のいずれかに位置する ときを考える。ただし,各点は同じ頂点に位置する場合もある。3点 A,B, C が同一直線上にある場合の数は ム 同一直線上にある場合の数は 通りであり,同一平面上にない場合の数 は モ メ 通りである。4点 O,A,B,C が 通りである。 〔3〕 4点 A,B,C,D が立方体 PQRS−TUVW の8個の頂点のいずれかに位置 するときを考える。ただし,各点は同じ頂点に位置する場合もある。4点 A, B,C,D が同一直線上にある場合の数は あって,かつ同一平面上にある場合の数は ヤ ユ 通りであり,異なる頂点に 通りである。 ― 4 ― ! (Mab )
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