第一戒 遵法精神(法律を守る精神) JTAは、日本国の構成員であり、日本国憲法の理念に基づく法律を遵守しなけらばならない。 JTAの役員、師範・師範代・正指導員・クラブ長等の指導者層及び有段者は遵法精神を堅持し、 公私にわたり範を示さなければならない。 第1条 法律を犯して刑事被告人となった者は次の通り処分する。 第1項 有罪が確定し、服役した時点で破門とする。刑期終了後もJTAへの復帰は認めない。 第 2 項 逮 捕 ・ 拘 留 ・ 起 訴 ・ 公 判 中 は 、「 疑 わ し き は 被 告 人 の 利 益 」 の 原 則 に な ら い 処 分 を 留 保 す る 。 ただし、自己の不徳を恥じ自主的な謹慎が望ましい。 第3項 有罪が確定するも情状酌量等により刑の執行が猶予された場合、 社会的良識に照らし合わし罪の軽重に応じて退会勧告以下の処分とする。 第2条 不起訴や示談となり刑事被告人にならない場合、社会の良識に照らし合わし次の通り処分する。 第1項 暴力事件(含む家庭内暴力)を起した場合、起訴猶予や示談になっても、破門以下の処分とする。 第2項 悪質な脱税は、罪の軽重に応じて除名以下の処分とする。 第3項 その他社会的許容度を超えた破廉恥な行為(軽微な薬物服用・痴漢・飲酒運転・盗撮・万引等) は、除名以下の処分とする。 第3条 無実時の復権及び武道家としての「情状酌量」 第1項 冤罪として無実が立証された場合あるいは無実が推定されるに足る充分な証拠がある場合、 すべての処分を取り消す。当事者に対しJTAが謝罪し、本人が望む場合、復帰・復職させる。 第2項 正当防衛等を主張する充分な事情があっても法律上は裁判官が認めにくい場合がある。 この場合、当該事件の端緒や状況証拠に基づき武道家としての良識に照らしあわせて JTA内部では「情状酌量」する場合がある。
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