疾病の早期発見・治療から 疾病予防へ 実施主体が変わりました 受診に

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実施主体が変わりました
これまでの健康診査は市町村主体で実施さ
れましたが、市町村から各医療保険者(市町
村国保、協会けんぽ、単一健保など)に実施
義務が移行しました。これにより医療と保健
が一体的に管理できるようになったことがメ
リットです。
健康診査を受ける際は、自分が加入してい
る医療保険を確認しておきましょう。
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疾病の早期発見・治療から
疾病予防へ
これまでの健康診査は、老人保健法により
生活習慣病(糖尿病、高血圧など)の早期発
見・早期治療を目的としていました。特定健
診は、将来生活習慣病に罹るリスク(高血圧、
高血糖、脂質異常、運動不足、喫煙など)を
早期に発見し疾病予防へ繋げることを目的
としています。
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受診には受診券と保険証が必要
健診後のサポートがより充実
年 1 回は国民健康保険加入者及び被用者保
険の被扶養者には健診案内(受診券)が送付さ
れます。自己負担金と健診有効期限の確認を
忘れずに。受診場所は、地区公民館や集落セ
ンターもしくは病院になります。
ただし、被用者保険の被扶養者の方は受診
券の申請を行わなければならない場合もある
ため、医療保険者に問合せ確認しましょう。
生活習慣の改善を重視し、約6ヶ月間にわ
たり、専門家(医師、保健師、看護師、管理
栄養士など)のアドバイスを受けることがで
きます。
どのように生活改善すればよいか分からな
い方、生活改善しようと思っていてもなかな
か実行に移せない方は、この機会にぜひ受け
てみましょう。
1.尿 検 査(蛋白、糖)
2.身体計測(身長、体重、BMI)
3.血圧測定
4.腹囲測定(おへそまわり)
5.血液検査 脂質(中性脂肪、HDL コレステロール、
LDL コレステロール)
糖尿(GLU、HbA1c)
肝機能(GOT、GPT、γ‐GTP)
医師の指示により心電図、眼底、貧血あり
(医療保険者により一部健診内容が異なります。)
将来、脳卒中や心臓病などの致命的な疾病を防ぐために、そ
の危険因子となる高血圧や高血糖・脂質異常を早期に発見し、
更には喫煙や運動不足・食べすぎなどの生活背景をみながら、
生活改善の必要度に応じて、動機づけ支援レベルと積極的支援
レベルに分けます。
それぞれのレベルに応じて、指定機関の専門家(医師・保健
師・管理栄養士など)が、一人ひとりの生活に合った改善策を
一緒に考え、実行に移せるよう支援します。
初回に面接を行い、自分の生活習
慣をどう改善すればよいのかを知
り、目標を立て、実際に行動にうつ
せるようサポートし、半年後に効果
を確認します。
約 6 ヶ月間にわたり、自分が実践できる
目標を立て、継続的に実行していけるよう
サポートし、半年後に効果を確認します。
サポートは個人面接・電話・メール・手紙
など状況に合わせた対応が可能です。
医療保険者から利用券が届いたら、積極的
に各案内窓口に申込みをしましょう。
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初
初回面接から6ヵ月後の最終評価まで個別にて対応します。
(必要に応じて5人以下のグループによる支援を実施します)
特定保健指導は、医療機関での受診が必要な方を除き、生活改善が
必要な方に実施します。
初回と最終時には、血液検査を実施し実践効果を確認します。
【血液検査項目】
脂質関係(中性脂肪・善玉コレステロール・悪玉コレステロール)
糖質関係(血糖・HbA1c)
尿酸(UA)
社会資源を有効活用し、運動定着化に向けた具体的な運動教室への
参加等、仲間づくりにも配慮します。
初回面接を行ってから1ヶ月に一度は、個別面接や電話等により
支援を行います。
厚生労働省の標準支援ポイント:180ポイント
本会実施支援ポイント:210ポイント
回
(40分)
2週間後
電話支援 B
(5分)
1ヵ月後
電話支援A
(10分)
2ヵ月後
電話支援 B
(5分)
3ヵ月後
個別支援A
(30分)
4ヵ月後
電話支援 B
(5分)
5ヵ月後
電話支援A
(10分)
個別面接(評価)
(20分)
6ヵ月後(最終)
※
初回面接
A:積極的関与タイプ
行動目標・計画の策定
状況確認と励まし
状況確認と行動計画の再設定
状況確認と励まし
中間評価と行動計画の調整
状況確認と励まし
半年後の最終評価に向けての状況確認
身体状況や生活習慣に変化が見られたか
確認・評価
B:励ましタイプ