数学B 4STEP (演習問題P127~128) 平面上のベクトル [改4SB演1]ベクトルa,bの関係から内積,なす角の余弦を決定"改訂版 4STEPB001~010# (1) EF=AF-AE= 2 つのベクトル a,b は, a + b = U 7 , a - b = U 3 , a = t b (t はある正の数) を 満たしている。 (3) a + b と a - b が垂直であるとき,cos h の値を求めよ。 = t 2+1 2 s (1) 1 (2) cos h = (3) 5t 5 2 2 +2a・b + b 2 a - b = U 3 から a - b よって a 2 -2a・b + b 2 =7 2 EF ・ AB= =3 …… ② 1 = 10 よって a 2 よって cos h = a・b a b = a・b tb 2 2 2 +b 2 8 =5 よって cos 4BAC = 1 [改4SB演4]ベクトルの等式と実数s,tの決定"改訂版 4STEPB001~010# 9 一直線上にない 3 点 O,A,B がある。OP= sOA,OQ= tOB (s,t は正の数) を満た 2 す点 P,Q を考え,線分 BP と AQ の交点を R とする。 OR= よって EF ・ EP= 1 9 3 - + t・ 0=3 2 2 8 9 12 10 ,t = 5 3 1 OP= sOA 0 s >01 から OA= OP s [改4SB演3]三角形の内角の大きさ(内積利用)"改訂版 4STEPB001~010# 2 ゆえに a = b したがって t =1 とし,線分 CD,BE の交点を P とする。 12+1 2 = このとき,③ から cos h = 5 5・1 (1) AP を AB,AC を用いて表せ。 [改4SB演2]平行四辺形の辺の分点とベクトル表示,内積" 改訂版 4STEPB001~010# よって OR= 1 1 AB+ AC (2) 60, 3 2 解説 (1) BP:PE= s:0 1 - s1 ,CP:PD= t:0 1 - t1 とすると A 3 sAC …… ① 4 D ①,② から 1 3 2 sAC= tAB+ 0 1 - t1 AC 4 3 AB ' 0,AC ' 0,ABTAC から 1- s = これを解いて s = s = B 2 3 t, s =1- t 3 4 2 1 ,t = 3 2 2 1 1 を ① に代入して AP= AB+ AC 3 3 2 3 2 2 AP= tAD+ 0 1 - t1 AC= tAB+ 0 1 - t1 AC …… ② 3 0 1 - s1 AB+ 8 9 4 2 12 + =1 ゆえに s = 5s 3 5 4 2 1 4 2 OA+ OQ = OA+ OQ 5 3 t 5 3t 8 9 4 2 10 R は線分 AQ 上にあるから + =1 ゆえに t = 5 3t 3 分する点を E,辺 AD の中点を F とするとき,次の問いに答えよ。 AP= 0 1 - s1 AB+ sAE= 0 1 - s1 AB+ 4 1 2 4 2 OP + OB= OP+ OB 5 s 3 5s 3 1 OQ= tOB 0 t >01 から OB= OQ t (2) AB=3,AC=4,AP= U 7 のとき,4BAC の大きさを求めよ。 s (1) AP= よって OR= R は線分 BP 上にあるから 平行四辺形 ABCD において,AB=3,AD=2,4A=60, とする。辺 AB を 2:1 に内 解説 4 2 OA+ OB であるとき,s,t の値を求めよ。 5 3 s s = △ABC において,辺 AB を 2:1 に内分する点を D,辺 AC を 3:1 に内分する点を E 1 2 3 AD- AB (2) 0 (3) 2 3 2 6 1 = 2 3・4 解説 2 s (1) EF= AB AC = 1 8 3 AB +tBC9= 3 EF・AB+tEF・BC (3) 0a + b150a - b1 であるから 0a + b1 ・ 0a - b1 =0 よって a - b =0 (3) 辺 BC 上の任意の点 P に対して,内積 EF・EP を求めよ。 AB ・ AC また,(2) から EF ・ BC=0 1 t 2+1 = = …… ③ 5 5t t・ 2 t +1 (1) EF を AB と AD を用いて表せ。 (2) 内積 EF・BC を求めよ。 1 AB ・ AC+4 3 したがって,0, < 4BAC<180, から 4BAC=60, 1 2 1 2 AD - AB ・ AB= AB ・ AD- AB 2 3 2 3 2 2 ゆえに AB ・ AC=6 1 2 9 = ・ 3 ・ 2cos 60, - ・ 3 2 =2 3 2 5 これに a = t b を代入して t b + b =5 ゆえに b = 2 t +1 2 C ここで,(1) から =3 2 B 1 2 2 ・ 2 - ・ 3 ・ 2cos 60, =0 2 3 したがって EF ・ EP=EF ・ ①-② から 4a・b =4 したがって a・b =1 (2) ①+② から 20 a + b これに ③ を代入すると 7=1+ 1 1 EP=EB+BP= AB+ tBC 3 =7 …… ① 2 E 2 - AB ・ AD 3 2 1 1 1 1 1 2 AB + AC = AB + AB ・ AC+ AC 3 2 9 3 4 2 また AP = (3) BP= tBC 0 0 (t ( 11 とすると 解説 (1) a + b = U 7 から a + b 2 (2) 条件から AB =3, AC =4, AP = U 7 …… ③ 2 9 1 = AD 2 u メネラウスの定理を用いてもよい。 D 60, (2) (1) から 8 (2) a と b のなす角を h とするとき,cos h を t で表せ。 F A 1 2 EF ・ BC= AD - AB ・ AD 2 3 (1) a と b の内積を求めよ。 よって a 1 2 AD- AB 2 3 1- s 1- t s E P t 1 C [改4SB演5]内積の等式から,正三角形 の証明"改訂版 4STEPB001~010# OA= a,OB= b とすると 平面上の △ABC において,AB・BC=BC・CA=CA・AB が成り立つとき,△ABC は OC= sa,OD= tb 正三角形であることを示せ。 また,BP= m BC,AP= nAD とすると A C AB・BC=BC・CA から AB・0AC -AB1 = 0AC -AB1・0-AC1 2 2 ゆえに AB・AC- AB =- AC +AB・AC 2 2 したがって AB = AC すなわち AB = AC よって AB=AC …… ① また,BC・CA=CA・AB から BC・0BA -BC1 = 0BA -BC1・0-BA1 2 2 ゆえに BC・BA- BC =- BA +BC・BA 2 2 したがって BC = BA すなわち BC = BA よって BC=BA …… ② ①,② から AB=BC=CA したがって,△ABC は正三角形である。 OP= sOE+ tOF また s + t( 1,s) 0,t) 0 0< s <1,0< t <1 であるから 0< st <1 よって,点 P は △OEF の周および内部を動く。 1-t 1-s ,n = よって m = 1 - st 1 - st 2 図3 境界線を含む。 (2) (ア) △OAB と △OAD において, 1 - t1 s 1 - s1 t ゆえに OP= 0 a+ 0 b 1 - st 1 - st k+ 2 1-k よって AP= AB+ AC 6 6 点 P が △ABC の内部にあるから k+ 2 1-k k+ 2 1-k >0, + >0, <1 6 6 6 6 第 1 式から k >-2 第 2 式から k <1 第 3 式は常に成り立つ。 よって PR=OR-OP= 0 a + b 1 -OP= A F 2a + b a -b O B b よって 1 倍 1-s 1-t a+ b …… ③ 1 - st 1 - st PQ=OQ-OP= 0sa + tb 1 -OP= (イ) OG=2a を満たす点 G をとり,線分 AG と 線分 EF の交点を H とすると st0 1 - s1 st 1 - t1 a+ 0 b 1 - st 1 - st G AH=HG 1-t 8 1-st a+ 1-st b9 …… ④ ゆえに OH= よって,△OAB と△OHE は高さが等しいから したがって,P,Q,R は一直線上にある。 △OAB:△OHE=OA:OH=2:3 3 △OAB …… ① 2 E H 3 OA 2 ③,④ から PQ= stPR F A O B また,△OAB と△OHF は高さが等しいから △OAB において OA= a,OB= b とする。 △OAB:△OHF=OA:OH=2:3 A ゆえに △OHF= (1) 実数 s,t が条件 s + t( 1,s ) 0 ,t ) 0 を満たしながら 動くとき,次の条件 (ア),(イ) を満たす点 P の存在範囲を それぞれ図示せよ。 したがって 3 倍 (ア) OP= sa + t0a + b1 O (イ) OP= 0 2s + t1 a + 0 s - t1 b (2) (1) の (ア),(イ) それぞれの場合に,点 P の存在範囲の 面積は △OAB の面積の何倍か。 s (1) (ア),(イ) "図# 境界線を含む [改4SB演7]条件を満たす3点P,Q,Rが一直線上にある条件" 改訂版 4STEPB001~010# 2a △OAB の辺 OA,OB 上に,それぞれ点 C,D を OC= sOA 0 0< s <11 , A OD= tOB 0 0< t <11 となるようにとり,AD と BC の交点を P とする。また,2 点 Q, R を四角形 OCQD, 四角形 OARB が,それぞれ平行四辺形となるようにとる。この a とき,3 点 P,Q,R は一直線上にあることを証明せよ。 O A a+b b B (2) (ア) 1 倍 (イ) 3 倍 解説 2a + b a-b a -b O b B 3 △OAB …… ② 2 ①,②から △OEF= △OHE+ △OHF= a (ア) (イ) 解説 a-b 辺 OAが共通で,OASBD であるから △OAB= △OAD ゆえに,求める k の値の範囲は -2< k<1 s 略 E 2a a' 0,b' 0,aTb であるから ms =1- n,1- m = nt [改4SB演8]ベクトルの終点の存在範囲,図示,面積比" 改訂版 4STEPB001~010# -3AP+20 AB -AP 1 + 0 AC -AP 1 = k0 AC -AB 1 B b ると s -2< k <1 3PA+2PB+PC= kBC から O OE=2a + b,OF= a - b を満たす点 E,F をと ①,② から msa + 0 1 - m 1 b = 0 1 - n1 a + ntb 1-s a+b (イ) OP= s02a + b1 + t0a - b1 ゆえに △OHE= 解説 a 2 図3 境界線を含む。 B D また OP=OA+AP= 0 1 - n1 a + ntb …… ② [改4SB演6]ベクトルの等式から点Pが△ABC内にある条件決定"改訂版 4STEPB001~010# が △ABC の内部にあるように,k の値の範囲を定めよ。 O D よって,点 P は △OAD の周および内部を動く。 ゆえに OP=OB+BP= msa + 0 1 - m1 b …… ① = st △ABC と実数 k に対して,点 P は 3PA+2PB+PC= kBC を満たす。このとき,点 P A また s + t( 1,s) 0,t) 0 Q P AP= n0 OD -OA 1 = n0tb - a 1 解説 (1) (ア) OD= a + b を満たす点 D をとると OP= sa + t0a + b1 = sOA+ tOD BP= m 0 OC -OB 1 = m0sa - b 1, s 略 R b B 3 3 △OAB+ △OAB=3△OAB 2 2
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