平成24年度 愛媛県立農業大学校評価システムシート 1 農業に携わる者としての自覚を持ち、農業に取り組む自信と誇りを醸成する。 2 農業経営・農家生活に必要な専門知識、高度な技術及び幅広い教養を備えた 教育目標 人材を養成する。 3 地域社会のリーダーに必要な判断力、企画力、マネージメン ト力を養成する。 4 社会情勢の変化に対応できる視野と創造力・適応力を養成する。 目標 課 題 現 状 評価項目 ・本校の教育方針 に基づき教育計 画を作成してい る。 ・本校の教育で比 学生のニー ・学生の 重の高い実習や ズに合った 満足度 専攻科目につい 教育 て、学生の満足 度を把握してい ない。 ・学生のニーズが 多様化している。 具体的方策及び評価指標(実績) 1 愛媛農業から求められる人材の育成 2 入学生の確保 重点目標 3 進路内定率の向上 4 社会人教育の充実 5 情報の発信 達成度 ・学生アンケート及び講義に関するアン ケートを実施し、講義内容の把握に努 め、講師やカリキュラムの検討を行う。 ・特別講座を開設する。 ○評価指標 学生の満足度普通以上の合計 80%以上 (88%) 特別講座の開設 2回以上 (2回) ・テスト結果に基づき基礎学力及び農業 知識を把握する。 ・農業技術検定に年2回取り組む。 ・学生の受験意欲を高め、各種資格の 取得を支援する。 ・入学時において ・北海道実習等の校外実習の拡充強化 学生間で農業に 学生の知 ・知識・技 を図る。 関する基礎的な 識・技術の 術の向 ○評価指標 知識、技術に格 向上 上 農業技術検定受験者率及び合格者率 差が見受けられ 受験者率30%以上 (35%) る。 合格者率30%以上 (23%) 各種資格受験者数 100人以上 (150人) 校外実習 4件以上 (4件) 達成度: A:80%以上達成 B:80~60%達成 C:60~40%達成 D:40%以下達成 A A 1 A B A A 次年度の課題と改善策 外部評価 <学生ニーズに即した課 業推進> ①内部講師の講義内容の 見直し ②外部講師の変更検討 ③シラバス作成 ④図書の充実及び情報処 理室の有効活用 ⑤紅まどんな施設の導入 による実習内容の充実 ⑥実践力を向上させる特別 講義や実習の実施 ①講義アンケートや学生ア ンケートの結果を踏まえ、 講師変更やシラバス作成 等、適切な方向付けが出 来ている。 ②特別講義の内容は、学 生の要望を反映する方向 で検討願いたい。 ③紅まどんなの施設導入 は、実習の質の向上につ ながるので、是非対応願 いたい。 <学生の自主性、学習意 欲の喚起> ①農業技術検定3級の受験 啓発 ②各種資格取得支援 ③受入れ農家等の評価を 反映した校外実習の実 施 ④地域との連携強化に向 けた総合農学科のJAで の実習の検討 ①入学当初、農業科と普 通科出身者の能力差を認 識し、講義や実習指導を 心掛けていただきたい。 ②学生の社会性の向上を 図るために、校外実習に おける農家の声は重視す べきである。 ③学生の実習受け入れを しているが、近年、学生の 質は大幅に向上している。 ④各種資格取得に関し て、学生の適切な誘導が 出来ている。 目標 課 題 現 状 評価項目 具体的方策及び評価指標(実績) 達成度 ・高校訪問、ガイダンス、オープンスクー ル、就農啓発講座等を実施する。 ・常時学校見学者を受け入れ、進学希 望者に対して情報発信をする。 総合農学科 2 応募者の確 保 ・高校生の絶対数 ・学生の が減る中で、総合 応募状 農学科の定数割 況 れが生じている。 ・進路決定につい て意識が薄い学 生がいる。 進路指導の ・卒業後ただちに ・進路内 3 充実 就農する学生が 定状況 少ない。 ・就職活動の遅れ が見られる。 ○評価指標 総合農学科応募者数55人以上(57人) 高校訪問、ガイダンス実施校数 40校以上 (53校) オープンスクール参加者数 50人以上 (64人) 就農啓発講座 30人以上 (28人) A A A A ・就農に役立つ就農給付金制度等を周 知させる。 ・個別進路相談を実施する。 ・就職ガイダンス、研修を実施する。 ・ハローワーク利用説明会を実施する。 ・就職活動の早期取り組みを促す。 ・管理職による企業等の訪問を実施す る。 ○評価指標 卒業時就農率 20%以上 (38%) 就職ガイダンス、研修、ハローワーク 利用説明会等実施回数 5回以上 (17回) 進路内定率 100% (96%) A A A 次年度の課題と改善策 外部評価 <農大教育の積極的PR> <質の高い学生募集> ①訪問高校数の拡大 ②就農意欲の高い学生募 集 ③オープンスクール等の実 施内容検討 ④ホームページの活用 ⑤積極的な広報活動 ①学生募集はきめ細かな 対応が出来ている。在校 生の状況等を出身高校へ 情報提供することにより連 携強化が図れる。 ②ホームページに在学生 のコメントを掲載すると親 近感が高まり、受験者の 確保につながる。 ③農業高校等に農大の紹 介パンフレットを置くのも一 方策である。 <就農への誘導> <就職活動の早期取り組 み支援> ①就農給付金制度、就農 支援資金等を有効活用 した就農への誘導 ②営農計画の作成支援 ③非農家出身者の就農支 援 ④農業法人協会等との連 携 ⑤保護者、ハローワークと の連携強化 ⑥個別面談の早期実施 ⑦各種求人情報の提供 ⑧生活信条の徹底 ①就農率、進路内定率は 昨年より大幅に向上してお り、その取り組みは高く評 価で出来る。特に、農業法 人とのマッチング活動は、 今後も継続していただきた い。 ②就農給付金や就農支援 資金に関する情報は、学 生だけでなく、高校へも情 報提供することが望まし い。 ④就職に際して、社会人と しての基本的マナーである 挨拶の励行が徹底されて いる。 ⑤社会性を身に着けるた めの寮生活は厳しく指導し ていただきたい。 目標 課 題 現 状 評価項目 具体的方策及び評価指標(実績) 達成度 ・書類審査等により就農意欲の高い受 講生を選定する。 ・HP、報道機関等を利用して、塾生を募 集する。 ・新規就農者や 就農予定者等 を対象とする「 農業担い手支 社会人教育 援塾」、農業に 4 の充実 関心のある一 般県民を対象 に「えひめ農業 入門塾」等を実 施している。 農業大学校 の教育内 5 容、成果等 の周知 ・入塾者数 ○評価指標 農業担い手支援塾 20人 (25人) えひめ農業入門塾 40人 (38人) ・受講生 の満足 度 ・農業大学校の活 ・広報活 動の内容が農業 動の取 関係者以外には 組 十分に知られて いない。 A A ・農業大学校ならではの取り組みをホー ムページ等を活用してPRする。 ・各種イベントの開催、参加を通じ積極 的に情報発信する。 ・広報誌や番組を活用し広く周知する。 ○評価指標 ホームページ更新 6回以上 (17回) イベント開催時のPR 3回以上 (3回) 即売市の開催 40回以上 (37回) A A A 外部評価 <就農意欲の高い受講生 の確保> ①HP等による塾生募集 ②書類審査による塾生の 選考 ③塾生の就農状況追跡調 査 ①就農意欲の高い受講生 を募集するにあたって、 ホームページだけでなく普 及現場との連携を図る必 要がある。 ②講座の成果を把握する ために受講生の追跡調査 は、是非実施していただき たい。 <受講生のニーズに即した 研修内容の充実> ①受講生ニーズの把握 ②実践力向上につながる 効果的な講義、実習内容 の見直し ①担い手支援塾や農業入 門塾では受講対象者とな らない60歳以上の定年退 職者や高齢者のニーズが ある。これら現場のニーズ への対応策を検討願いた い。 <情報発信と地域との連 携強化> ①ホームページによる情報 発信 ②地域の農業者と連携した 農家実習の検討 ③マスメディアの有効活用 ④各種イベントへの積極的 参画 ⑤大学校紹介パンフレット の有効活用 ⑥農業大学校PR看板の設 置 ①伊台地域だけでなく、団 地などへ出向く出張販売も 農大のPRにつながる。 ②即売は、地域との連携 をとるために安価に販売す るのではなく、接客を通じ たコミュニケーション力の 向上や原価計算による経 営感覚の向上につなげて 欲しい。 ③地域との連携を推進す るに際し、学生ニーズと農 家やJAの機能をマッチン グするよう仲介して欲し い。 A ・農業に必要な知識・技術が取得できる ようカリキュラムを構成する。 ・アンケート調査を実施する。 ○評価指標 受講生の満足度 80%以上 (92%) 次年度の課題と改善策
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