大樹町小中高連携教育推進委員会 第1部会 「大樹学」NEWS 9/8,9 No.2 平成27年9月16日発行 大樹高生が京大・神戸大生と学習交流会を実施 町内の「メム メドウズ」を活用 公益財団法人 LIXIL住生活財団 環境技術研究機構 「メム メドウズ」とは ・・・ 「メム メドウズ」は町内の芽武(アイヌ語で「泉の湧き 出るところ」の意)にあります。旧大樹ファームの跡地で あり、厩舎やトレーニング場等の建物が以前に近いかたち で保存され活用されています。また、広大な敷地には、「LI XIL国際大学建築コンペ」で最優秀賞を受賞した作品が実験 住宅としてこれまでに6棟建築されており、建築や住環境 等に関する研究・議論・実証・学習の場として、利用され ています。 ハーバード大学設計 HORIZON HOUSE 学習交流会について ・・・ 参加者 内 容 第1日目 大樹高校2学年 全生徒 55名 京都大学大学院工学研究科建築学専攻 鉾井・小椋研究室 神戸大学大学院工学科建築学専攻 高田研究室 修士2年生、1年生 学部4年生 あわせて26名 大学生3~4名と高校生6~7名からなるグループを8グループ作ります。各グループは、 メム メドウズの実験住宅を研究材料として、研究テーマの設定・調査研究・結果のプ レゼンテーションまで主体的に取り組みます。高校生は、大学生から説明や指示を受 けながら共に調査研究に携わり、自然科学や工学に対する探究心を高め、科学的な思 考力や表現力の育成を目指します。大学生は、主体的・能動的な研究姿勢とともに高校 生への指導を通してリーダー性の涵養を図ります。また、地域・気候・環境の異なる 学生・生徒の交流を通して、コミュニケーション能力を高めるとともに、地域文化や住 まい方・暮らし方について相互に学習を深めます。 調査研究活動 住宅の開口部をどのように配置すれば 有効に換気できるか調査しています ~ 高校生は2日間、理科の授業として参加しました ~ 大学生の教えを受けながら、風速計を用いて、空気の流れを測定中 裏面に続きます 室内各所の温・湿度測定を行っています 第2日目 調査報告会 高校生が被験者となり、わら布団と羽毛布 団の温かさや快適さの違いを比較しました ~ 大学生に負けじと、高校生も次々と質問しました ~ 報告会はコンファレンス・センターで行いました グラフを指さしながらの鋭い質問 大樹高校生は、見学旅行中の10/27に京都大学の研究室を訪問し、大学での学びの様子を見学するとと もに、大学生との交流を図ります。 (文責:高校 福田)
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