第6回子ども博物学士講座

平成 25 年度
龍郷町「子ども博物学士」講座
日
場
講
時:平成 25 年11月23日(土)8:10~11:40
所:ヒラキヤマ・戸口厳島神社~行盛神社~大勝厳島神社
師:小野恭一先生(県立大島養護学校教諭)
小野純子(龍郷町教育委員会学芸員)
参加者:児童 23 人(幼児 2 人)保護者・教員 13 人 計 38 人
戸口地区振興センターでの講師の説明
行盛神社入り口の鳥居
左馬頭平行盛君の墓(行盛神社)
大勝厳島神社の境内
ヒラキ山遺跡から出土された陶器
♪歴史を秘めしひらき山 連なる海の白浜
に 朝夕とどろく波の音 行盛公をしのびつ
つ♪ (戸口小校歌)
平家伝説の一人「平行盛」の名前が記されて
いる戸口小学校の校歌の紹介で,第6回講座の
歴史をめぐる旅がスタートしました。
源平合戦や平行盛についての説明のあと,ヒ
ラキ山遺跡から出土された陶器のかけらの実
物を目の当たりにして,子どもたちは驚きの声
をあげていました。
行盛神社では,神社の裏手にひっそりとたた
ずむ墓が平行盛の墓で,墓碑の側面に記された
墓移転のいきさつについての説明に戸口の人
たちの行盛に対する熱い思いにも触れること
ができました。
行盛神社のある戸口小6年生の植田音々さ
んは「一度,行盛神社のことを調べたこともあ
ったが,行盛の墓のことや墓に記されている文
章など,初めて分かったこともあった。最後の
ノロ墓のことも気になったので,これから調べ
てみたい。」と話していましたし,大勝小5年
生の米山広大君は「最初に本物の土器や陶器を
見たり,触れたりできてうれしかった」と話し
ていました。
最後に中央公民館では,講師の小野先生が,
「今,君たちは歴史の出発点におり,その扉は
開かれています。地域の人々にいろんなことを
聞いて,歴史を探ってください。」と,話して
6回講座をしめくくりました。