評価領域 研 究 重 点 目 標 個々の授業力の向上(教材研究の強化

評価領域
重 点 目 標
現
状
具体的な目標
研
究
個々の授業力の向上(教材研究の強化)
・昨年度から、研究主題「『つくる活動』の授業づくり」の下、授業
改善に取り組んできた。研究授業を通して授業改善が図られてきた
が、個々の授業力の向上、日々の授業の改善までに至っていない。
・研究の視点に沿った教材研究を行い、日々の授業実践に生かす。
P
目標達成のた
めの方策
具体的な取組
状況
達 成 状 況
○授業研究会の実施
・各学級(小学部)、各作業学習班(中学部・高等部)が年1回授業提示
○日々の授業実践での取組
・年間指導計画の作成と検討
・「日々の授業改善協議」での授業提示と協議
・職員研修会、作業学習実技研修会の実施
・題材・単元ごとの評価
○授業研究会の実施状況
・学習指導案説明会で目標設定のポイントを確認
・各学部の研究授業・授業研究会へ他学部職員が参観・参加
・ワークショップ型グループ協議による改善案についての意見交換
・県教委「授業改善プロジェクト」冊子の活用(チェックリストへの記入)
○年間指導計画の作成と評価
・昨年度の年度末に今年度の計画を立案(成果と課題の引き継ぎ)
・題材・単元ごとの評価を年間指導計画の評価欄に記載
○「日々の授業改善協議」の実施(一人年2回授業提示、放課後に協議)
・教育専門監による助言の活用
○職員研修会の実施
・専門家・専門職等から学んだ知識、技能の活用
・長期休業中の教材研究
・学部授業研究会16回、全校授業研究会3回の実施
・職員が自ら研修を企画し、教材研究を行った。
・「日々の授業改善協議」で研究対象の指導の形態の授業提示が増え、研
究の視点に沿った授業が多く見られるようになった。
D
(評価)
自 己 評 価
B
↑
評価基準
↓
自己評価及び
学校関係者評
価に基づいた
改善策
・研究の視点が分かりやすく示されたことで、 視点に沿っ
て職員が積極的に研修や教材研究を行った。その結果、日
々の授業実践で児童生徒のねらいに沿ったより細かい手立
てが講じられ、児童生徒の変容へつながった。
・個々の授業力は向上したが、学部間や教師間で指導内容・
方法を生かし合うための取組は不十分であった。
C
A:具体的な活動がなされ目標を達成できた
B:具体的な活動はなされているが、目標は達成できていない
C:具体的な活動がなされておらず、目標も達成できていない
(評価)
学校関係者評
価と意見
(根拠)
A
(意見)
・二年間の研究で、ものづくりに向かう児童生徒の集中力が
高まり、できあがった製品の質も良くなった。
・つくることをとおして、作品や製品を完成させるまでの過
程、個別の手立てに関する教員の教材研究が深まり、授業
改善につながった。
・作業学習のない小学部においては、生活単元学習において
つくる活動を取り入れ、様々な素材に触れたり、様々なも
のをつくったりすることをとおして、素材の感触を楽しん
だり、集中してものづくりに取り組む力が身に付いた。
・授業づくりでは、十分な教材研究が児童生徒の変容につながることを
職員間で共通認識し、今後も教材研究に一層力を入れていく。その際
に、有効な指導内容・方法を生かし合えるよう、学部間協議や学部会
を活用して研究部から情報発信をしていく。
・学習活動の中で児童生徒が自ら選んだり、考えたりなど、より主体的
な取組の姿を目指していくために、場の設定や教師の働き掛け(支援
の量や発問の仕方等)などの手立てについても検討する。今年度使用
したチェックリストを日々の授業実践でも活用し、客観的な評価と改
善を積み重ねていく。
C
A
評価領域
地域支援
重 点 目 標
・地域の幼稚園・保育所、 小・中・高等学校 への特別支援教育に関す
る支援の充実
現
・地域の幼稚園・保育所、小・中・高等学校から支援の要請を受け、
対応しているが、まだ十分とは言えない状況である。
状
具体的な目標
目標達成のた
めの方策
具体的な取組
状況
達 成 状 況
・センター的機能についての理解推進を図りつつ、地域の学校等の特
別支援に関わる実態や情報を収集し、ニーズに合った支援をする。
・地域の幼稚園・保育所、 小・中・高等 学校や関係機関等とのネット
ワークづくりを推進する。
P
・センター的機能についての事業説明(年度初めの挨拶回り)
・各学校等からの相談内容の把握の徹底
・地域のニーズに基づく研修の場の設定
・本校児童生徒と地域の学校等との交流及び共同学習、居住地校交流
の推進
①センター的機能紹介リーフレットを持参して、大仙市、美郷町、仙北市
の幼稚園・保育所、小・中学校、高等学校、関係機関を訪問
②相談シート(相談内容や子どもの実態等)の提出依頼
③地域のケース会への参加
④本校主催の特別支援教育研修会および講演会の実施
⑤合同遊び、共同学習、居住地校交流等の実施とそれに向けた連絡調整
①挨拶回り:133カ所(大仙美郷仙北地区の幼保小中高の全園校他)
②相談内容について、電話で話を聞いた後、可能な限り訪問前に書類
で提出してもらった。
③・大仙SENネット会議への参加(月1回:計11回)
・かわ舟の里角間川「愛・あいルーム」ケース会参加(6月)
④特別支援教育研修会:1回、特別支援教育講演会:2回実施
上記の3回の会に、地域の学校関係者他 計139名参加
⑤・「愛・あいルーム」「なかよし教室」「中学校特別支援学級合同
学習」他、大仙市、美郷町、仙北市のたくさんの小・中・高等学
校と活動することができた。
・「愛・あいルーム」との合同遊びは、大仙市児童家庭課、南教育事
務所や美郷町教育委員会の特別支援担当職員にも参観してもらった。
・居住地校交流:小学部児童5名(5校計8回)新規に実施
D
(評価)
自 己 評 価
B
↑
評価基準
↓
自己評価及び
学校関係者評
価に基づいた
改善策
・要請のあった学校等を訪問した際には、相談シートを活
用しながら、子どもの様子観察等を経て、支援の方法を
担当者と一緒に考えることができた。支援の方法につい
ては地域支援担当のさらなる研鑽が必要と考える。
・地域のケース会では、支援に関する情報を関係者と共有
することができた。
・研修会・講演会のアンケートでは、「具体的な説明が分
かりやすかった」等の意見が多く、実施の効果を感じら
れた。
・地域の療育支援事業や特別支援学級等と一緒に活動する
機会が増えたことで、特別な支援を必要とする地域の子
どもたちの様子を本校の職員が知ったり、双方の職員が
それぞれの支援の仕方を直接見て学ぶことができた。
・本校と地域の園や学校・関係機関等が面識をもったこと
で、その後の支援に発展したケースがあった。つながって
いないところもまだ多いので、地域との関係が今後も広
がるような取り組みを継続したい。
C
A:具体的な活動がなされ目標を達成できた
B:具体的な活動はなされているが、目標は達成できていない
C:具体的な活動がなされておらず、目標も達成できていない
(評価)
学校関係者評
価と意見
(根拠)
A
(意見)
・地域の特別な支援を必要としている児童生徒に対して、
センター的機能を発揮し、有益なる情報提供や指導法の
改善につながる具体的な支援を行った。
・入学のための教育相談や入学を視野に入れた数年前の進
路相談、さらには保護者による教育相談と早期に相談に
訪れて、児童生徒の将来について早い段階から計画的に
進めようとする意識が強くなった。
・地域の就学前の児童を対象とする相談、交流活動を通じ
て本校教育の理解促進を図った。
・地域の特別な支援を必要とする子どもの担当職員を対象に、支援の
際に参考となる内容の図書等を備えた「地域支援文庫」を準備し、
管理・貸出を行う。
・美郷地域で今年度立ち上げられたケース会「美郷SENネット会議」
に次年度より参加し、美郷地域との連携を深める。
・次年度も外部から講師を招き、特別支援教育講演会を実施する。
・仙北地域では、文部科学省委託事業「早期からの教育相談・支援体制
構築事業」と連携して、子育てに関する講演会を実施する予定。
C
A