CHEMOT HERAPY Cefuroximeの 嫌気性 菌に朗す る抗菌作用 渡 辺

CHEMOT
50
Cefuroximeの
渡
辺
渡
辺
泉 ・江
邦
HERAPY
JULY 1979
嫌 気性 菌に 朗す る抗 菌 作 用
孝
行 ・今
村
博
務 ・甲
富
敬
宇 ・上
野
一
恵 ・鈴 木 祥 一 郎
友 ・二
崎
畑
俊
郎
岐 阜大学医学 部微生物学教室
保 存 菌 株 お よ び 臨 床 材 料 由 来 の 嫌 気 性 菌111株
ridine,
Cephalothin,
Cefuroximoの
Cephaloxin,お
に 対 す るCefuroximeの
よ びCefaxolinと
抗 菌 力はB.fragilis,Fusebacterium属
Cephalexin,Cefazolinよ
に 対 し て はCephaloridine,
対 し25μg/ml以
はCephaloridine,
Cephalothin,
上 の耐 性 で あ った 。 グ ラム陽 性 樫 菌 お よび 球 菌 に 射 し て
Ccphalcxin,
Cefazolinよ
陽 性 桿 菌 で は 供 試 菌 株 の88%は3.13μg/ml以
下 のMICを
CefuroximeのB.distasenisの
下 のMIC値
成cephalosporin
Haemophilus
C系
抵 抗 性 を 有 す る半 合
Neisseria属
baclerium
vitroに
薬 の嫌 気
染 マ ウ ス に 対 す るin
vivo
の 治 療実 験 を 検 討 した ので 報 告す る。
I.
1.
実
験
方
菌111株
法
2.
供試薬
野 義 製 薬)Cefazolin(CEZ,藤
沢薬
濃 度 に 希 釈 し,被
天 培 地(日
Heart
In-
サ ギ 血 液 加Brucella
用 い て比 較 検 討 した。
及 ぼ す 影 響 は,GAM寒
天培 地 を用
菌 後 の 培 地pHを,pH5.8,7.2,8.0に
お のお
及 ぼ す 影 響 は,基
寒 天 培 地 を 用 い た 。 被 検 菌 は,18時
5.
礎 培 地 にGAM
問 培 養 菌 と そ の102
希 釈 した 菌 液 に つ い て検 討 し た。
殺菌作用の検討
ss.distasonis(Clin99B)を
用 い てCXM
検 菌 を 接 種 し た 。48時
被 検 菌 株 に 対 す るCXMのMIC量,そ
量,4倍
量 お よ び8倍
イ ヨ ン 培 地 を 作 製 し,各
chamber内
イ ヨ ン(日
せ た 後,そ
釈 液7)に てMCFARLAND
水)を
6.
目的 ア パ ラ ッ ツ ス に て 被
chamber内(ガ
の1/2倍
星
量 の 薬 物 を 含 有 す るGAMブ
濃 度 の 培 地9mlに
で,2,4,6,8
被 検 菌 液
つ 接 種 し た 。anaerobic
,12お
よ び24時
間作用 さ
れ ぞ れ の 生 菌 数 の 変動 を定 量培 養 法 に よ って
測 定 した 。
基 礎培 地 とした 平 板 希 釈 法
間anaerobic
環 境 は,N280%,CO210%,H210%)で
水)で24
検 菌 液 とした 。
に て 薬 剤 含 有 平 板 を 作 製 し,多
判 定 した。
よ び5%ウ
(4×109CFU/ml)を1mlず
薬 剤感 受 性 測 定 法
GAM寒
天 培 地,
サ ギ 血 液 加BraiR
agar(BBL)お
培 地pHのMICに
2倍
用 いた 。
時 間 嫌 気 培 養 し た 被 検 菌 を,希
MICを
,
野 義 製 薬),Ce-
渡 辺 の 方 法 に 従 っ た5,6)。GAMブ
Ne.1/2の
fusion
変 動 は,GAM寒
研),5%ウ
の殺 菌 作 用 を 検 討 した 。
鳥 居 薬 品 工 業),Cephalothin(CET,塩
3.
地(栄
B.fragilis
であ る。
Cefuroxime(CXM,Glaxo社),Cephaloridine(CER
品 工 業)を
TEP培
倍 希 釈 お よ び104倍
芽 胞 グ ラム陽
有 芽 胞 グ ラ ム 陽 性 菌8株
phalexin(CEX,塩
及 ぼ す 諸 因 子 の影 響
接 種 菌 量 のMICに
在 細 菌叢 由来 の 嫌 気性
芽 胞 グ ラ ム陰 性 菌70株,無
性 菌33株
MICに
の 調 整 して検 討 した 。
を用 い た 。
内 訳 は,無
4.
い て,滅
供 試 菌株
教 室 保 育 株 お よ び 臨 床 材 料,常
間 ま
効 な治 療 効 果 が 得 られ た心
agar(BBL)を
お け る 抗 菌 力 お よ びFuso-
necrophorum感
度 で6∼12時
培 地 の 差 異 に よ るMICの
そ して腸 内細 菌
群 に す ぐれ た 抗 菌 力 を 示 す1∼4)。著 者 ら は,本
性 菌 に 対 す るin
ラ ム 陽 性 球 菌 で は93%が
増 殖 に お よぼ す 影 響 で は,4MIC,8MIC濃
の 抗 生 物 質 で あ る。 本 薬 は,
infiuenzae,
を 示 し,グ
ラ ム
間 以 上 で は 再 増 殖 が 認 め られ た 。
マ ウ ス 実 験 的 嫌 気 性 菌 感 染 症 の 治 療 実 験 で は,有
β-lactamaseに
り若 干 劣 っ て い る ゆ し か し,グ
示 した 。
で は 殺 菌 効 果 を 示 し た が,24時
Cefuroximeは
Cephalothin,
り もす ぐ れ て い る 。 臨 床 材 料 由 来 のB.fragilis,ss.fragitisの73%
以 上 はCefuroximeに
3.13μg/ml以
抗 菌 作 用 をCephalo-
比 〓 した 。
ス
嫌 気 培 養 後,
実 験 的 嫌 気 性 菌 感 染症 に対 す る 治療 効 果
マ ウ ス に お け る 実 験 的 嫌 気 性 菌 感 染 症 に 対 す るCXM
の治 療 効 果 を 検 討 した。
感 染 菌 株 にFusobacterium
necrepherum(S-45)を
用 い た 。 こ の 菌 株 は,dd-N系
マ ウ ス に105CFU/ml以
上 を 皮 下 接 種 す れ ば,2∼3日
で局所に厚い被膜を もっ
VOL.27
CHEMOTHERAPY
S-6
51
た膿 瘍 を 形 成 す る8)。本 菌 株 に 対 す るCXMのMICは
力 をCER,CET,CEXお
0.19μg/ml以
Table1に
dd-N系
mlを
下 であ った 。 本 実 験 で は,体 重約309の
マ ウ スにF.necrophorum(S-45)の107CFU/
皮 下 接 種 し,3日
後,触
MIC値
診 に よ っ て膿 瘍 形 成 を 認
よ びCEZと
示 し た 。CEXを
ち 、B.fragilis
ss.fragilis
とし,試 験 薬 の 投 与
ss ovatusはCXMに
量 を,0.5mg/マ
ウ ス!日,お
っ た 。 し か しB.fragilis
mg/マ
ウス/日 と し,1日1回
よ び2
皮下 接 種 した 。 未 治 療 群
も5匹 とした 。 膿 瘍 の消 失 お よび 縮 小 の程 度 を触 診 で 観
察 した 。 ま た7日 間 の投 薬 後,翌
日に1群5匹
の うち2
ss.vulgatusは,1,56∼3.13μg/mlと
感 受 性であ っ
た。
同 様 に 嫌 気 性 グ ラ ム 陽 性 菌 に 対 す る成 績 をTable2に
を屠 殺 剖 検 し,菌 接 種 局所,脾,腎,肝,肺,心
し50μg/mlで
m1以
II.実
1.抗
験
成
績
1
Antibacterial
あ っ た の を 除 き,他
下 のMICで
activity
of CXM
抗菌
and other
は 、 供 試 し た15株
cephalosporin
2
Antibacterial
anaerobes
は す べ て6.25μg/
気性 グ ラ ム陰 性
示 し た 。B.fragilis
ss.fragilis
の う ち11株(73%)が25μg/ml以
antibiotics
against
anaerobes
Table
gram-negative
(μ9/ml)
activity
of CXM and other
cephalosporin
対
あ った 。
桿 菌 の 成 績 をTable3に
保 育 菌株:嫌 気 性 グ ラ ム陰 性 菌 に対 す るCXMの
Table
lentumに
臨 床 材 料 お よ び 常 在 細 菌 叢 分 離 株:嫌
菌 ス ベ ク トラ ム
上 の耐 性 で あ
ss,distasonisとB.fragilis
示 し た 。CXMのMICは,Eubacterium
臓を培
う
2株 とss.thetaiotaomicron,
対 し て25μg/ml以
匹 のマ ウス を,さ らに 投 薬 中 止 後7日 後 に3匹 の マ ウ ス
養 した。
はほぼ同 様 の
を 示 し た 。 供 試 し たBacteroides fragilisの
め た もの を実 験 に 供 した。1群5匹
ウ ス/日,1mg/マ
比較 した成 績 を
除 き 他 の4薬
antibiotics
against
gram-positive
(μ9/ml)
CHEMOTHERAPY
52
JULY
Table
3
Antibacterial
activity
of CXM
against
anaerobic
gram-negative
rods
Table
4
Antibacterial
activity
of CXM against
anaerobic
gram-positive
rods
Table
5
Antibacterial
activity
of CXM against
anaerobic
cocci
1979
VOL.27
Fig. 1
CHEMOTHERAPY
S-6
Correlation
with
Fig. 2
of antibacterial
CER against
activity
of CXM
Fig. 3
activity
of CXM
Fig. 4
Correlation
of antibacterial
with CET against
anaerobes
中33株(75%)が6.25μg/ml以
,Fusobacteriumに
以 下 のMICで
た。
の う ち15株
は 、44株
対 し て は 、 す べ て125μg/ml
示 した 。 供試 し た
下 で発 育 が 阻 止 さ れ
of antibacterial
CEZ against
activity
of CXM
activity
of CXM
anaerobes
同 様 に 球 菌 の 成 績 をTable5に
示 し た 。 供 試 し た24
株 に 対 し て,CXMは6.25μg/ml以
下 のMICを
示 し
た。
2.他
あ った 。
が3.13μg/ml以
Correlation
with
下 の 感 受 性 を示 し た。
グ ラ ム 陽 性 桿 菌 の 成 績 をTable4に
18株
Correlation
of antibacterial
with CEX against
anaerobes
anaerobes
上 の 耐 性 で あ っ た 。 そ の 他 のE.fragilisで
一方
53
のCephalosporin系
抗 菌 薬 とCXMの
抗菌 力
の相 関
成 績 をFig.1∼4に
は,B.fragilisに
示 し た 。CERとMICの
対 し て は,CERと
の比 較 で
ほ ぼ 同 等 で あ る。
CHEMOT
54
Fusobacteriumに
対 し ては,CXMが
HERAPY
す ぐれ て い る。 グ
ラ ム陽 性 桿 菌 お よび 球 菌 に 対 し て は,CERの
Table
JULY
6
Influence
of inoculum
1979
size on MIC of CXM
方が 若干
す ぐれ て い る。
CETと
の 比 較 で は,B.fragilisな に 対 し て は,CXM
の 方 が若 干 す ぐれ て い る。Fusobcteriumと
グ ラ ム陽
性 桿 菌 に対 して は ほ ぼ 同等 で,グ ラ ム陽 性球 菌に はCET
の方 が若 干 す ぐれ て い る。
CEXと
の 比較 では,供
し,CXMの
試 した す べ て の嫌 気 性 菌 に 対
CEZと
方 がCEXよ
りす ぐれ てい る。
teriumに
の 比 較 で は 、B.fragilisお
対 しては,CXMが
よびFusobac-
若 干す ぐれ てい る。
しか し,グ ラム陽 性 桿 菌 お よび 球 菌に 対 し て はCEZ
が す ぐれ て い る。
3.
CXMの
抗 菌 作 用 に 及 ぼす 諸 因 子 の影 響
接 種 菌 量 がMIC値
に及 ぼ す 影 響 をTable6示
供 試 した 菌 株 の う ち,B.fragilis
vulgatusの2株
で はMIC値
は,18時
した 。
ss.fragilis,
ss.
間 培 養 菌 と102倍 希 釈 菌 液 と
a) : 18 hours culture in GAM broth was used as
inoculum suspension.
に大 き な変 動 が見 られ た。
Cephalosporin系
抗 菌薬 では 一 般 に接 種 菌 量 に よ って
抗菌 作 用 が 影響 され や す い が,本 薬 も同様 に 若 干 そ の傾
含 の 対 照 に比 し静 菌 的 に 作 用 して い る。2MICで
向 が見 られ た。
間 後 に 若 干 の菌 数 の減 少 が 見 られ るが,12時
Table7は
基礎 培 地 に よる影 響 を 見 た成 績 で あ る。 培
菌的 に作 用 して い る。 一 方,4MIC,8MICの
地 の差 に よる一 定 の 傾 向は 見 られ なか った 。
Table8に
培 地pHに
は,6時
よ る影 響 を示 した 。 酸性 側 で 若
CXMの
5.
殺菌効果
成績 をFig.5に
濃 度 で
間 目 まで 菌 数 は 著 し く減 少 して い る が,そ の 後
は菌 の増 加 が見 られ た。
干 強 い抗 菌 力 を 示 し た。
4.
は6時
間か らは 静
実 験 的 嫌 気 性菌 感 染症 に 対 す る 治療 効 果
薬 物 投 与 後1週 間後 の 屠殺 剖 検 所 見 の成 績 をTable9
示 した。1MIC,1/2MICで
Table
7
Influence
は薬物不
of
kind
of
に示 し た。CXM非
basal
a) : Brain heart infusion agar with 5% rabbit blood
b) : Brucella agar with 5% rabbit blood
c) : No growth
medium
on
治 療 群 で は膿 瘍 が残 存 し てい るが,
MIC
of
CXM
VOL.27
Table
8
CHEMOTHERAPY
S-6
Influence
of medium
pH on MIC
of
55
Fig. 5 Bacteriocidal
ss. distasonis
CXM
治療 群 で は1mg/マ
effect of CXM on B. fragilis
(MIC 100 air/ml)
ウ ス/日 を除 き,著
しい 膿 瘍 の 縮 少
が 認 め られ た。 治 療 群 の 各臓 器 か ら回 収 され たF.necrophorum(S-45)のMICを
a): No growth
測 定 した が 、 耐 性 の上 昇
は見 られ なか った。
さ らに薬 物 投 与 を 中 止 して1週 間 後 に 屠 殺 剖 検 した所
見 で は,治 療 群,非 治療 群 とも各 臓 器 お よび 局所 の菌 は
Table
* Mice
9
Chemotherapeutic
effect
of CXM
were
sacrificed
and autopsied
afier
** Mice were
sacrificed
and autopsied
after
on subcutaneous
7 days
abscess
of mouse
administration.
the next
week
without
therapy.
due to F. necrophorum
CHEMOT
56
HERAPY
JULY
す べ て 消 失 し た。 しか し,非 治療 群 では 局 所 に痂 皮 が 残
Antibacterial
存 し,治 療 群 に比 べ て 劣 った。
cephalosporin
III.
B.fragilisに
JONES4)ら
考
も検 討 して い る が,い ず れ も,本 薬 はB.fr-
3)
O'CALLAGHAN,
antibiotic
上の
4)
JONTS,
嫌 気 性 菌 に 対す る抗 菌 力 は,B.fragilisお
よ びCEZよ
りす ぐれて い るが,グ
ラム陽 性 桿 菌,球 菌
よびCEZよ
5)
文
Comparative
terial
activity
of
cephaloridine.
EYKYN,
&
the
S.
in
cefoxitin,
SEEBERG
vitro
Agents
7)
and
8)
Chemother.
; C. JENKINS,
A.
comparison
887
clini
KING
&
ACTIVITY
AGAINST
SYKES
Anti
microb.
T.
a
ti ye
Agents
12
L. GAVA:';
new
in
& E. H.
parenteral
vitro
ce-
susceptibi-
cephalothin
against
isolate.
Antimicrob.
bacterial
Chemother.
J. E.
1976
Fuois,
born
&
cephalosporin
: 47•`50,
5,
1977
22:1459∼1465,
1974
嫌 気 性 菌 の薬 剤 感 受 性 試 験 の 標 準 化に
再 現 姓 に つ い て。Chemotherapy
1495∼1501,
1974
小 酒 井 望,
鈴 木 祥 一 郎:
医 学 書 院:
22∼23,
嫌 気 性 菌 と嫌 気 性 菌症 。
1968
vivoに
お け るMetronidazole
(Flagyl)の
嫌 気 性 に 対 す る抗 菌 作 用 に つ い て。
Clinical
Roport
5;737∼739,
1971
I. PHILLIPS:
ANTIBACTERIAL
vitro.
with
1
上 野 一 恵: In
1976
S.
lity
22:
:
antibac-
cefuroxime
Antimicrob.
9 : 506•`510,
2)
of
colla
B.
a new
: 511•`519,
; P. C.
つ い て, 第2報
BRORSSON
study
N.
渡 辺 邦 友:
献
J. E.
R.
: Cefuroxime,
therapy
6)
R.
9 : 690•`695
渡 辺 邦 友: 嫌 気 性 菌 の 薬 剤 感 受 性 試 験 の 標 準 化 に
つ い て, 第1報,
MICに
影 響 す る 因 子 。Chemo-
また,マ ウ スに て 実 験 的嫌 気 性 菌 感 染 症 の 治療 実 験 を
NORRBY,
H.
in
9
R.
Agents
り劣 った 。
行 ない,本 薬 は 有 効 な 臨 床効 果 を 得 た。
1)
C.
phalw,;porin,
対 し ては,CER,CET,CEXお
に対 して は,CER,CETお
that
cefamandole.
Chemother.
activity
GER
よ びFusobacteriumに
new
with
and
: Cefuroxime,
Chemother.
耐 性 で あ った。
CXMの
Agents
TIIORNTON
らの実 験 で も,臨 床 材 料か ら多 く分 離 され るB.fragilis
菌株 が 本薬 に25μg/ml以
a
compared
1976
agilisに 対 して あ ま り有 効 で な い と報告 して い る。 箸者
ss.fragilisの73%の
cefuroxime,
cephalothin
Antimicrob.
抗 菌 力 は,NORRBY1),
of
antibiotic,
of cephaloridine,
察
対 す るCXMの
activity
1979
OF
ANAEROBIC
CEFUROXIME
BACTERIA
IZUMI WATANABE,TAKAYUKI ESAKI, HIROMU IMAMURA, SHUNRO
KOUBATA,KUNITOMO WATANABE,KEIU NINOMIYA, KAZUE UENO
and SHOICHIRO SUZUKI
of Bacteriology, Gifu University,
School of Medicine
Department
Antibacterial
parison
activity
with
that
Antibacterial
cefazolin
and
was
effect
in
this
of
at
dose
superior
Genus
was
rods
25 ƒÊg/ml
0.5
strains
and
to
ana
or
mg/mouse/day
of
, while
coccus
more
for
the
,
cephalothin,
it
was
most
subcutaneous
.
7
bacteria
in
com-
inferior
cephalexin
to
and
cephaloridine,
.
to
on
necrophorum
anaerobic
cefazolin.
cephaloridine
investigated
Fusobacterium
of
111
Fusobacterium
positive
as
cefuroxime
against
cephalexin
was
activity
of
a
tested
and
Gram
level
challenge
mouse
drug
fragilis
against
low
subcutaneous
effective
was
cephalothin,
des
cefazolin
showed
Chemotherapeutic
to
of
Bacteroi
Cefuroxime
cefuroxime
cephaloridine,
activity
against
cephalothin
due
of
of
days
Subcutaneous
.
of
B . fragi
abscess
injection
lis
ss.fragilis.
of
dd -N
of
mouse
cefuroxime