パイプインパイプ(PIP)工法

工業用配水管（PIP）
JW200*120m（さや管φ300）
発進坑
上水・農水・工水施工事例
水道配水管（PIP）
JW150*15m（さや管φ200）
到達坑
バット融着
水管橋（PIP）
JW150*12m（さや管φ200）
管内清掃
PE特殊施工
黒PE350*486m
バット融着
配管設置
農業用配水管（トンネル更生水路）
その他工法のご紹介
・ノーディパイプ工法
パイプインパイプ(PIP)工法
バット融着
雨水配水管（PIP）
JW200*25m
発進側
到達坑
黒PEφ400*25m
引込み（トンネル内）
バット融着
管引込み
既設管内部にFRPパイプを構築する非開削の更生工法
樹脂を含浸した更生材料を既設管の内部に反転挿入し、樹脂を硬化させることにより施工
ノーディパイプ工法の特徴
・非開削で施工ができる・高い水圧に対応できる・埋設強度を有する・水質が安全である
・リードドリル工法
パイプの撓みを利用して弧状の孔を掘削する
リードドリル工法の特徴
・超長距離が可能・大口径に対応・工事が短工期（高速施工）
・ほぼ全ての地質に対応・立坑不要（補助工法不要）
ドリルパイ
プ
掘削泥水
測定器ビット
泥水の浸透
適用範囲
従来工法リードドリル工法
管径（mm）小型機（m）中型機（m）大型機（m)
100～300 ～300 ～1,000 ～2,000
300～500 ～150
～800 ～1,500
500～750
～500 ～1,200
750～1000
～1,000
（施工・技術担当）セキスイ管材テクニックス株式会社民需・ビジネスVC
民需・ビジネスVC推進部
VC推進部調査・診断・工事Ｇ
営業担当：
〒520-3081 滋賀県栗東市野尻７５ TEL：077-553-1370
第8版　2015,04,24
積水化学工業㈱
セキスイ管材テクニックス㈱
パイプインパイプ工法の概要（以下、ＰＩＰ工法と呼ぶ）
老朽化した水道管を更新する際に既設管をさや管とし、その中に新しい管を挿入し管路の更新を図る工
法です。ＰＩＰ工法は発進立坑と到達立坑を設け、陸上もしくは立坑内で新管の接合作業を行いながらさや
管(既設管）に挿入します。
パイプインパイプ工法工事手順
管路内調査
管路内の状況を確認する
②ウインチ設置
発進坑より通線ロッドを挿入し、ワイヤーの引込みを
する
到達坑へウインチの設置をする
③管内洗浄
マンドレルを使用し、管内の洗浄をする（必要時）
④管内錆コブ除去
⑥管引込み
スクレーパーを使用し、数往復させ管内の錆コブを
除去する（必要時）
融着を開始する
ヒーターをあて、溶けた管の端部同士を圧着させる
ウインチを使用し、管の引込みする
⑦真空試験
接続部の異常の有無を確認する
①引込みワイヤー
⑤バット融着
◆ＰＩＰ工法の特徴
１：交通量その他の要因で開削工事が困難な場合でも施工が可能
２：開削が立坑部のみなので周辺環境への負荷が少ない
３：施工後の復旧が立坑部のみなので通常の開削工事に比べローコストですむ
４：一般的な敷設替えと比較して短工期
５：既設管をさや管とする為、他の工事で新管を損傷する可能性が低い
６：既設管をさや管とする為、工事中に他の既存埋設物と干渉する心配がない
バット融着の場合さや管の１～２サイズダウンで施工可能（下表参照）
③管内洗浄（必要時）
管内洗浄用マンドレル
φ50
63
82(2)
63(1)
φ75
90
114(2)
90(1)
φ100
125
156(2)
125(1)
φ150
180
220(2)
180(1)
φ200
250
310(3)
250(2)
φ250
315
390(3)
315(2)
φ300
355
445(3)
355(2)
φ350
400
500(4)
400（2）
◆管路調査
不断水内視鏡カメラ調査
断水を行わずに水道本管の状況が簡単に観察・調査・検証ができます。
大口径管（Φ７５～８００）の調査が可能。既存の地下式消火栓や空気弁下の
ボール式補修弁を介してカメラを挿入するので工事が不要です。
調査イメージ
通線ロッド・先端
通線ロッド挿入
②ウインチの設置
ウインチ設置
管内洗浄作業
④管内錆コブ除去（必要時）
接合部外径比較　（　）内数値はサイズダウン
PEサイズ　呼び径
管外径
EF継手外径
バット部外径
①新設管引込み用ワイヤー
調査状況
φ400
450
560（4）
450（2）
φ450
500
630（4）
500（2）
φ500
560
715（4）
560（2）
錆コブ除去作業
スクレーパー
発進抗
到達抗
⑤バット融着
管内状況
融着状況
錆コブ
※冷却完了後、
ビードは専用治具で切除
⑥管引込み
事前に管内状況を把握しておくメリット
①調査は事前に不断水で完了しているので不測の事態が起こる可能性が低い
②管内状況を把握しておくと適切な工法が選択でき、事前準備にも無駄がない
＝現場での作業時間が短く、コストも抑えられる
スクレーパー
管路更生をご検討の際は、事前調査をおすすめします。
管引込（発信坑）
管引込（到達坑）
⑦真空試験
試験圧力：
試験時間：
-0.07Mpa
1.0h
試験治
P
試験治具

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