E棟 現場通信10月号はこちらからご覧いただけます。

2015年10月号 第101号
【発行元】
営農支援部営農支援課 農場チーム
TEL:0531-23-3391
http://www.inochio.co.jp/
異常主茎発生時の農場での取り組み
栽培概要
作物
品種
ミニトマト
台木
スパイク
対策Ⅱ:資材の活用
①葉面散布を実施 …ファイトオーツー等
②葉の硝酸態窒素が高かった為、10/21,10/24に亜リン酸カリ液をし
ています。
定植日
2015年8月26日
使用肥料
栽培方式
ゴシキ処方
対策Ⅲ:作業管理
①脇芽を残して樹勢のコントロールを行っています。
②摘花(摘果)を行わずエネルギー消耗を試みました。
設備
引き続き
対策Ⅰ:潅水管理
①曇天時の潅水は午前中に排液を出したら切り上げ。
※8時にタイマー潅水1回
9時~15時を日射潅水5~6回(2000~3000KJ/㎡/回)
3000KJ/㎡設定時は潅水間隔を空ける為に行っています。
対策Ⅳ:環境管理
①日中ハウス内温度高く保ち、エネルギー消耗を試みています。
②日の入り1時間前から温度を下げ温度差を付けた。
チビクロバネキノコバエ対策
CF千果
オレンジ千果
TY小鈴
サンストリーム
ココフィールド
培地:Euro+15cm
アクアビート(潅水制御盤)
日射コントローラー
(住化農業資材製制御盤)
栽培管理(10月26日現在)
給液EC
2.0ms/cm
潅水量
150cc/株/回
潅水時間
8:00-14:00
潅水回数
7回
日平均温度
18.8℃
被害
幼虫が種子、根、茎を食害する。発生が多い場合には根を食い尽くし茎に
まで食入するため、株が萎凋し、ついには枯死する。
防除・対策
誘引源となる有機質肥料の施用を避ける。
薬剤(農薬)
ミニトマトでの登録薬剤はない。
チビクロバネキノコバエを確認したが、登録剤がない為黄色粘着板設置等
の対応を行っています。
異常主茎が終息してきた為、脇芽撤去を進め、樹勢を見ながら摘花(摘果)を進めてい
く予定です。
夜温が下がり出している為、暖房の機使用開始します。
現在、早くて9段開花中です。今後は温度差による裂果、病害に気を付けながら管
理を行っていきたいと思います。
現状10月26日