尿導電率異常が出た場合について

FAQ(一般(尿)
)
尿導電率異常が出た場合について
Q 尿導電率異常が出た場合に注意すべきことは何ですか。
A
尿導電率は、尿浸透圧に相関があるとされる項目です。尿導電率異常は、その測定値が3.0mS/cm以下
または、39.1mS/cmを越した場合に表示されます。大まかには、3.0mS/cm以下は極端な低浸透圧尿、
39.1mS/cmを越した場合は極端な高浸透圧尿と推定することができます。従いまして、鏡検で再検する
場合には、浸透圧異常の尿であることを想定し、特に3.0mS/cm以下の場合には、赤血球の溶血、擬似
尿に注意しながら観察することが必要です。