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消費者支援機構福岡 定時総会 記念講演
「諸外国の消費者団体の活動や役割」
多様化・複雑化する現代社会では、専門家集団としての消費者団体が私たち消費者
の暮らしにおいて果たす役割が益々重要になってきています。
現在の日本では、消費者団体訴訟制度(差止請求)の認定を受けた全国12の適格
消費者団体が消費者被害の未然防止・拡大防止のため、日々活動をしています。
2013年12月には、消費者の被害回復(救済)制度が成立し、その制度の担い
手である特定適格消費者団体には、これまで以上に、専門的な知識経験を活かして消
費者の利益の擁護のために大きな役割を果たすことが期待されています。
そこで、諸外国の消費者団体のとりくみを知ることで、私たちの消費生活を取り巻
く現状との相違点等を学びたいと考えています。具体的には、ギリシャ、オーストラ
リアそしてシンガポールのそれぞれにおいて、消費者団体がどのような活動をし、ど
のように資金を集め、社会的にどのような評価を受けているのかなど、日本における
消費者団体制度の今後の在り方を検討するに当たって参考になる諸点について分析・
検討を行う予定です。
日 時:6月27日(土)13:10~14:40(開場12:00)
アイピー
シティ
会 場: I P CITY HOTEL Fukuoka 2 階 Selena(福岡市博多区中洲 5-2-18)
講 師:カライスコス
アントニオス
氏
関西大学法学部准教授(民法)/ 博士(法学)
<プロフィール>
アテネ大学法学部卒業後、アテネ大学大学院法学研究科修士
課程を修了。修士課程在学中にギリシャ共和国司法試験に合
格し、アテネ弁護士会所属の弁護士として実務に携わる。そ
の後、文部科学省の国費留学生として日本へ留学し、早稲田
大学で博士号(法学)を取得。京都学園大学専任講師、立正
大学准教授を経て、現在、関西大学法学部准教授。
参 加:参加費は無料です。事前のお申し込みは不要です。
ただし、定員100名、先着順とさせていただきます。
主 催:適格消費者団体 特定非営利活動法人 消費者支援機構福岡(CSO ふくおか)
TEL:092-432-2330(10時から16時)
FAX:092-432-2340