教育研究業績書 平成 27 年 6 月 30 日 氏名 研究分野 生活科学、社会心理学 永柄 真澄 研究内容のキーワード 生活文化、ライフスタイル、生涯発達、カウンセリング、産業・組 織 教育上の能力に関する事項 事項 1 教育方法の実践例 年月日 概要 H15.4.1~ メイクテクニックⅠ~Ⅳ H21.4.1~ メイクテクニックⅠ~Ⅳ、ホスピタリティ論、福祉 メイクⅠ・Ⅱ、福祉メイク実習、基礎ゼミ・ゼミ・ 卒業研究担当 H22.4.1~ メイクテクニックⅠ~Ⅳ、ホスピタリティ論、福祉 メイクⅠ・Ⅱ、福祉メイク実習、美容文化論、キャ リアデザインⅠ担当、基礎ゼミ・ゼミ・卒業研究担 当 H26.4.1 ~ 現 メイクテクニックⅢ・Ⅳ、メイク基礎理論Ⅰ・Ⅱ、 在 メイクテクニック(基礎)旭の精神とホスピタリテ ィ、福祉メイクⅠ・Ⅱ、福祉メイク実習、美容文化 論、キャリアデザインⅠ・Ⅱ、基礎ゼミ・ゼミ・卒 業研究担当 2 作成した教科書・教材 キャリアノート 3 教育上の能力に関する大学等の H15.4.1~ 自己点検・評価、学生による授業評価、教員による 評価 4 相互評価毎年実施 実務の経験を有する者について H15~ 生涯学習センター講座毎年(~H25 まで)担当 の特記事項 5 その他 職務上の実績に関する事項 事項 1 資格,免許 年月日 概要 2004 年 4 月 AFT 色彩検定 2 級 2008 年 2 月 キャリアカウンセラー(日本キャリア開発協会認定 CDA) 2011 年 5 月 2 特許等 産業カウンセラー 3 実務の経験を有する者について の特記事項 4 その他 研究業績等に関する事項 著書、学術論文等の名称 単著・ 発行又は 発行所,発表雑誌等 共著の別 発表の年月 又は発表学会等の名称 2005 年 佐賀女子短期大学 概要 著書 (学術論文等) 1. 佐 賀 女 子 短 期 大 単著 学・トータルメイクコ 研究紀要,第 39 ースの 経過と今後 の 集, 51-60 課題 -社会活動,地 永柄真澄,総頁9頁 平成 15 年 4 月、佐賀女子短期大学人間 生活学科に生活専攻・トータルメイク 域活動を通して コースが設置された。美容を学問とし てカリキュラムの中に取り入れた短期 大学として、設置に至った背景とその 意義、設置 2 年目の経過について考察 した。 2.化粧に対する意識 共著 2008 年 佐賀女子短期大学 永柄真澄,総頁9頁 の地域差―佐賀県と 研究紀要,第 42 平成 15 年 4 月、佐賀女子短期大学人間 大阪府のグループ比 集,39-46 生活学科に生活専攻・トータルメイク 較― コースが設置された。美容を学問とし てカリキュラムの中に取り入れた短期 大学として、設置に至った背景とその 意義、設置 2 年目の経過について考察 した。 3.介護福祉専攻学生 共著 2010 年 佐賀女子短期大学 永柄真澄・杉本国子・玉置育子,総頁 の美容 実習効果に 関 研 究 紀 要 , 第 44 8頁 する研 究―施設入 所 集, 85-94 化粧に関する基礎的知識に関する意識 高齢者 の心身に及 ぼ 調査を、佐賀県近郊及び大阪府近郊の す影響 2 つの地域で実施し、比較を行った。2 つの地域間で意識の差は尐ないもの の、習慣化した日常行動レベルに差が みられた。 4.人事 異動等の職 場 単著 2010 年 佐賀大学大学院・ 永柄真澄 総頁数 14 頁 環境の 変化によっ て 医学系研究科・医 人事異動をきっかけとした職場不適応 引き起 こされる職 業 科学専攻 や健康障害の関連要因についてはこれ 性スト レスに関す る まで十分な調査が行なわれていないこ 研究(修士論文) とから、自動車部品製造企業の従業員 890 名を対象に、2009 年 10 月の人事 異動の前後 2 回にわたり、自記式質問 紙調査を行った。期間中、異動のあっ た正規雇用の対象者 15 名の異動直後 群においては、人事異動の心身への影 響と考えられる有意差はみられなか ったが、ソーシャルサポート及び人事 異動満足度が人事異動の心身への影響 を左右する重要な要因であるこ とが示唆された。 5.病院における死後 共著 2011 年 佐賀女子短期大学 永柄真澄・高木京子・副島彩加・杉本 の処置 及び 化粧に つ 紀要 国子・堀川悦夫, 総頁数 10 頁 いて― 現状と看護 職 第 46 集,11-17 美容行為が高齢者の心身に影響を与え 員からの評価分析 るセラピーとしての効果を持つといえ るのかを検証することを目的として、 高齢者施設において、1週間に 1 回の 定期的な学生による美容施術を行い、 施術前後の気分の変化を測定した。 その結果、学生という美容の技術にお いては未熟な者が行う施術において も,高齢者の気分に有意な変化がみら れ、高度な技術に依存するものではな いということが示唆された。 6.介護職におけるス 共著 2011 年 トレスと 健康への影 介護福祉士 永柄真澄・大谷久也,床島絵美,堀川 No.17, 48-54 悦夫,総頁数 7 頁 響に関する予備的研 介護職の不眠の実態と関連する職場の 究 心理社会的な要因を明らかにすること は、介護職の健康と人材を確保してい くために重要であることから、介護施 設に勤務する勤労者を対象にサンプル 調査と分析を行った。 男性では、努力報酬比(職業性ストレ ス)の高低によって平均値に有意な差 のみられる項目はなかった。女性では、 職業性ストレスを強く感じている努力 報酬比の高いグループは、不眠評価の 平均値が有意に高く、心理的な仕事の 負担(質)及び身体愁訴の項目の平均 値が有意に高く、今後の調査と分析の 方向性を知る手掛かりとなった。 7.高齢者ケア施設・療 共著 養病棟に勤務してい 2013 年 インターナショナ 久木原博子・安藤満代・内山久美・小 ル Nursing Care 幡順子・馬場才悟・永柄真澄,総頁数 る職員の高齢者に対 Research 第 11 巻 9頁 する知識とエイジズ 第 1 号,13-21 エイジズム(高齢者に対する偏見と差 ム 別)低減への教育に関する示唆をえる ために、高齢者介護施設職員における エイジズムに関する調査を行った。正 答率が低かった項目を重点項目とし て、高齢者に関する正しい知識教育が 必要であることが示唆された。 8.要介護高齢者及び 共著 2012 年 インターナショナ 永柄 真澄・春口 好介・久木原 博子 自立生活高齢者に及 ル Nursing Care ぼす美容の心理的効 Research 第 11 巻 美容が認知機能低下の程度や自立の異 果 第 3 号,31-37 なる高齢者の精神と肉体に影響を及ぼ すかどうかを明らかにするため、福祉 を学んだ短期大学生が施設入所高齢者 の 12 人と地域在住高齢者の 14 人にネ イルの施術を行い、ネイル施術前後の 気 分 の 変 化 に つ い て 、 POMS ( Mood Status プロフィール)30 の項目の尺度 を用いて評価した。施設入所者と地域 在住の対象者の2群間に有意な差は認 められず、美容の心理的な効果につい ては、異なる環境の高齢者においても 差がないことが示唆された。 9.学生のキャリアデ 共著 2013 年 ザイン力を高める地 佐賀女子短期大学 永柄真澄・夏目朊之 研究要,47,87-93 短期大学の教科目(キャリアデザイン) 域総合科学科カリキ の授業ワーク及び学外活動として、身 ュラムと授業の検討 近な職業人への職業インタビュー、グ ループ企業見学を実施し、職業意識や 仕事の価値観形成への影響・効果につ いての評価を行った。仕事の価値観に ついての 42 項目中有意な変化にみら れた3項目は、仕事の価値の内在的な 面及び外在的な面の両側面の認識が高 まったことを示唆するものであった。 10.中学生の職業意識 共著 2014 年 佐賀女子短期大学 永柄真澄・横田秀策 調査から見えるキャ 紀要 一時は教育困難校と呼ばれた福岡市内 リア教育の課題 第 48 集,41-46 の対象校は、近年の生徒指導の取り組 みで現在では落ち着いた学校とな っ た。その教育指導の軸の1つともなっ たキャリア教育の一環として、職業に 関する生徒の意識や能力に関する実態 調査を行い、生徒の課題に即した教育 内容の取り組みについて考察した。 11.企業人材育成プロ 単著 2015 年 佐賀女子短期大学 永柄真澄 グラム を活かした 中 紀要 第 49 集,11 中学校教育における職業体験の場とし 学校の キャリア教 育 -16 て、企業の社員研修を組み合わせたキ の試みとその効果 ャリアコンサルタントの実践プログラ ムにおける中学生へのキャリア教育効 果を検証した。 (その他)学会発表 1.パネリスト 単独 2008 年 日本キャリア開発 メンタルヘルスに問 協会第 8 支部研修 題を抱えたクライア 会コーディネータ ントへの対応 ー 2.口頭発表 病院に 共同 2009 年 佐賀大学医学部ヒ おける死後の処置及 ューマンケアイノ び化粧について-現 ベーションシンポ 状と看護職からの評 ジウム(産官学地 価分析 域連携プロジェク ◎永柄真澄 ◎永柄真澄・杉本国子・堀川悦夫 ト) 3.口頭発表 人事異 共同 2009 年 動と職業性ストレス 第 17 回日本産業 ◎永柄真澄、 堀川悦夫 精神保健学会 に関する研究 4.口頭発表 美粧行 共同 2009 年 第 10 回日本認知 杉本国子、床島絵美、 症ケア学会 永柄真澄、 The HirokoKukihara, MinMin,SaigoBaBa, Knowledge and Image Gerontological KunikoSugimoto, MasumiNagae, of Dementia among society of EmikoYamaguchi, Etsuo Horikawa Community-Dwelling America 62nd Elderly People Annual 為が高齢者に及ぼす 堀川悦夫ほか 影響 5 ポスター発表 共同 2009 年 Scientific Meeting(Atlanta, Georgia ) 6.口頭発表「人事異動 共同 2010 年 第 17 回日本産業 ◎永柄真澄・堀川悦夫 と職業性ストレスに 精神保健学会 関する研究」 7.ポスター発表 共同 2011 年 Evaluation of 第 10 回国際家族 ◎永柄真澄・堀川悦夫・杉本国子 看護学会 Postmortem Care by Nurses for Deceased Patients in a Hospital. 8.ポスター発表「地 共同 2011 年 日本キャリア教育 域企業とつくる小学 学会 校のキャリア教育」 究セミナー 9.口頭発表 共同 2011 年 「介護職における職 ◎永柄真澄・権堂千栄美 第 29 回研 第 9 回日本介護学 ◎永柄真澄・大谷久也・床島絵美・堀 会 川悦夫 場のストレスと健康 への影響に関する研 究」 11.口頭発表 共同 2011 年 日本心理学会第 人事異動の満足要因 75 回大会(日本 と職業性ストレス 大学) 12.口頭発表 共同 2011 年 日本キャリア教 小学校キャリア教育 育学会 第 33 回 におけるキャリアコ 研究大会 ◎永柄真澄・堀川悦夫 ◎永柄真澄・権堂千栄美 ンサルタントの果た す役割と課題 13.口頭発表 共同 2012 年 高齢者に対する美容 第 10 回日本介 ◎永柄真澄・小橋実佐子・春口好介・ 護学会 大谷久也・堀川悦夫 の心理的効果 ―要介護高齢者及び 自立生活高齢者に及 ぼす効果 14.口頭発表 女子短期大学生の仕 事の価値観に関する 研究 -職業インタビュー のワークが仕事の価 単独 2012 年 第 34 回日本キャ リア教育学会 ◎永柄真澄 値観に与える影響- 15.口頭発表 共同 2013 年 日本人の製造業勤務 第 20 回日本産業 ◎永柄真澄・堀川悦夫 ストレス学会 者における職場環境 の変化が職業性スト レスと精神的健康に 与える影響 16.The Value of 共同 2013 年 ICDA Career Decisions and conference, The Career Developments Colours of in Japanese Career Organizations. Development ◎Nagae,M. Tatsuno,R. Ishikawa,Y. 2013 Faridabad, India 17.Changes in 共同 2013 年 NCDA's Global employees’ work Career values after Development personnel Conference 2013 relocations:Career Boston, USA ◎Nagae,M. Tatsuno,R. Ishikawa,Y. development in Japanese companies. 18.中学生の職業意識 共同 2013 年 日本キャリア教育 調査から見えるキャ 学会第 35 回研究 リア教育の課題 大会 19.The new career 共同 2014 年 The 2014 APCDA education program of Conference experiencing Honolulu, USA ◎永柄真澄、横田秀策 ◎Masumi Nagae, Chiemi Gondo companies exhibitions in Japan. 20. Collaborative 共同 2014 年 NCDA's Global career development Career strategies of Development employees' training Conference 2014 and adolescent's Long Beach, USA vocational experiments. ◎Masumi Nagae, Chiemi Gondo 21.製造業における生 共同 産調整期間の従業員 の環境の変化と精神 衛生に関する研究 2014 年 第 22 回日本産業 ストレス学会 ◎永柄真澄・堀川悦夫
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