日高市立武蔵台中学校 保健室 No18. 平成27年 3月18日発行 薬物乱用防止教室 特別号 3月17日(火)の6時間目に薬物乱用防止教室が行われました。 講師は埼玉県薬物乱用防止指導員の石井さん、埼玉ダルクの辻本さんの お二人に約1時間、講演をしていただきました。 埼玉ダルクという団体は、薬物依存症からの回復を望む人たちを支援する 団体で、グループセラピーなどを行っているそうです。その代表の辻本さん のお話は実体験であり、説得力がありましたね。みなさんの感想を一部抜粋 して紹介します。 ○お酒やガス、鎮痛剤、かぜ薬なども、取りすぎたりすると薬物依存症になりかねないという話を聞いて驚きまし た。体験談から、薬物を1回やってしまうとやめようと思ってもやめられず、もしやめられても一生後遺症に苦し んでしまうことになることが分かりました。これからも薬物には絶対手を出さないことを決め、今回のことを今後 も生かせたらいいと思いました。 ○薬物には友達との友情関係、普段の生活も関係していると分かりました。薬物は自分で止めることができないの で、最初から手を出していけないとみんなに分かってもらいたいです。私はご飯をしっかりと食べ、心の友達と楽 しく、薬物にかかわらないように生きていきます。 ○今までは危険ドラックという言葉聞いても私には関係ないとずっと思っていましたが、今では危険ドラッグが簡 単に手に入り、私より年下の子も使ってしまっていると聞いて、全く関係のないことではないと知りました。もし、 友達や先輩に誘われてしまったら、『人間やめるか、覚せい剤やめるか』という言葉を思い出して、キッパリと断 りたいです。 ○いつもの薬物乱用のお話とは違う体験した話だったので、生々しくリアルで、説得力のある話でした。 薬物を使った人がどんな風になるのか、どんな風に誘われるのかとても勉強になり、そんな危険なものが出まわっ てる世の中で気をつけて生活しようと思いました。 ○薬物は一度やってしまったら、次の物がほしくなって、人生が壊れてしまう恐ろしいものだということが分かり ました。依存性も高くて後遺症もつらいと聞いて、とても怖いと思いました。僕は絶対に薬物乱用をしません。 ○これまでの薬物乱用防止教室では、ただ薬物は危ないもので使わない事と言われており、少しぐらいならいいん じゃね?と思っていましたが、先生の実体験を聞き、これまで自分がどれだけ恐ろしいことを考えていたんだろう と思いました。とても勉強になりました。これからは身近な友達関係や普段の生活をしっかり改めていこうと思い ます。 ○薬物と言ったら麻薬とかだと思っていましたが、ビールやガス、自分たちも使ったことのあるかぜ薬なども薬物 とは思いませんでした。私は薬物乱用しないよう、かぜ薬などを使う時にはしっかり説明を読んでから使い、友達 からやろうと誘われても断ることができるようになります。何かあったら誰かに言えるようになりたいです。 ○「自分が自由に生きられるように」これを忘れないで1日1日を大切に過ごしていきたいです。 トラブルが起こった時「嫌なことは嫌」と相手を責めずに’伝える’こと。孤独感や劣等感・無力感などに押しつぶされ そうなとき、誰かひとりでもいいので、打ち明けてみよう、と辻本さんは話していましたね。 そうやって人間関係を築いていけば、人生を捨てるような選択(薬物乱用)はしないと思います。 「どうせ自分なんて」と思わずに、自分自身を大切に、毎日の生活を大切に、生きていってください! そしてどんなに親しい人に誘われても、今日の話を思い出して、きっぱり断ってください。
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