岡山理科大学化学物質取扱要領 Ⅰ.薬品・試薬全般 岡山理科大学

岡山理科大学化学物質取扱要領
Ⅰ.薬品・試薬全般
岡山理科大学(以下「本大学」という。)の研究・教育に必要な薬品・試薬の取り扱い
については、岡山理科大学化学物質取扱要領(以下「本要領」という。)に準拠する。
1 薬品取扱責任者は、研究室を主宰する教員とする。
2 薬品取扱責任者は、入手した薬品を薬品管理システム(CRIS)に登録し、管理バーコ
ードを薬品容器に貼付け、使用済又は薬品廃棄まで管理しなければならない。
3 薬品取扱責任者は、年度当初に、PRTR(Pollutant Release and Transfer Register、
化学物質排出移動量届出制度)対象物質の購入量・使用量・在庫量を確認し、加計学園
水質管理室(以下「室」という。)に報告しなければならない。
4 不要になった薬品、空容器等の廃棄物は、関連法令に基づき、廃棄する。必要があれ
ば、室からの助言を得る。
5 薬品容器の破損事故が起こった場合は、薬品取扱責任者に報告後、速やかかつ安全に
薬品を回収し、環境への汚染がないことを確認する。必要があれば、室へ速やかに連絡
する。
Ⅱ.医薬用外毒物・劇物
本大学の研究・教育に必要な医薬用外毒物及び劇物(以下「毒物・劇物」という。)の
取り扱いについては、毒物及び劇物取締法並びに本要領に準拠する。
1 毒物・劇物取扱責任者は、研究室を主宰する教員とする。
ア 各学科等において、取りまとめ責任者を置く。取りまとめ責任者は、水質管理委員
とし、委員不在の学科は学科長とする。
イ 取りまとめ責任者は、年1回学科等の毒物在庫量を確認の上、別紙1の報告の流れ
に従って室に報告する。
ウ 毒物・劇物取扱責任者は、年度当初に、その在庫量を確認し、帳簿の日付と量を確
認の上、取りまとめ責任者へ別紙2の毒物在庫確認票を提出する。
エ 取りまとめ責任者は、年に1回、別紙3の毒物・劇物取り扱い及び化学物質保管状
況点検表に基づき保管状況を点検する。
2 入手した毒物は、研究室内の専用の保管庫に保管しなければならない。
ア 保管庫は、施錠機能を有し、堅固な構造で、かつ容易に移動できないものとする。
イ 保管庫、容器及び被包には、赤地に白色をもって「医薬用外毒物」の文字を外部か
ら明確に識別できるように表示する。
ウ 毒物の薬品管理システムへの登録時には、保管場所と確認用番号を付記する。直接
の容器には、管理バーコードを貼付し、確認用番号を記載し管理する。
エ この保管庫に保管するものは毒物のみとする。
オ 毒物の保管庫・保管施設には必要時以外は施錠する。
3 不要になった毒物は、関係法令等の諸手続に従って廃棄処分する。必要があれば、室
からの助言を得る。
4 毒物に取得・使用・廃棄等による数量の増減が生じる都度必要事項を記入する毒物使
用管理台帳を常備し、在庫量を把握する。ただし、薬品管理システムに必要事項を登録
した場合は、それを以て毒物使用管理台帳に替えることができる。
5 毒物が不明になるなどの事故が発生した際は、室及び大学事務局に速やかに報告し、
大学事務局を通じて、警察・保健所に届け出る。
6 特定毒物を使用する際は、都道府県知事に申請書を提出し、許可を得なければならな
い。その際は、室に連絡する。
7 入手した劇物は、研究室内の特定の場所に保管し、「医薬用外劇物」の表示を行う。
8 劇物についても、毒物に準じて保管・管理し、劇物が不明になるなどの事故が発生し
た際は、室及び大学事務局に速やかに届け出る。
Ⅲ.改廃
本要領の改廃は、岡山理科大学水質管理委員会の審議を経て、学長が決定する。
附
則
1 この要領は、平成27年4月1日から施行する。
2 薬品・試薬 取扱要領(平成11年5月1日施行)は、平成27年3月31日をもっ
て廃止する。
別紙 1
報告の流れ
薬品取扱責任者(教員)
取りまとめ責任者
(水質管理委員・学科長)
学部事務室
水質管理委員会事務局
水質管理室 データー保管・整理
毒物在庫確認票
理・工・総・生地 学部
毒物所持者 提出
学科
確認
瓶番号
薬 品 名
別紙2
年
月
購入年月日
日
規格
薬品取扱責任者
購入時重量
在庫量
(容器を含む) (容器を含む)
印
在庫量
確認年月日
(容器を含む)
確認年月日
備考
1
年
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日
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日
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2
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3
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日
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日
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日
4
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月
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5
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月
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日
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6
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7
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月
日
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日
年
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8
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日
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9
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10
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11
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12
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15
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16
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17
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18
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19
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20
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全教員 提出
毒物・劇物取り扱い 及び 化学物質保管状況点検表
理・工・総・生地 学部
点検年月日
年
月
日
薬品取扱責任者
別紙 3
学科
㊞
㊞
取りまとめ責任者名
研究室または施設名
化学物質(試薬・毒物・劇物を含む)を持っている
はい
いいえ
上記で「はい」と答えた方は、下記点検事項についてお答えください。
点 検 事 項
貯蔵・保管設備
取り扱い責任者を決めている
保管設備には鍵が掛かる
容易に移動できない保管設備である
十分な保管容量がある
ガラス等破壊されやすい構造ではない
表示
毒物・劇物の保管設備には「医薬用外毒物・劇物」の表示がある
直接の容器、被包に表示がある
保管状況及び廃棄 専用の保管設備に保管している
薬品管理システム(CRIS)を使用して登録管理している
毒物を他の薬品等と混置していない
廃棄の基準を守っている
不用の化学物質は廃棄している
薬品管理システム(CRIS)を使用して廃棄・使用済み登録管理している
事故等発生時
事故発生時の届け出義務を知っている
の措置 盗難発生時の届け出義務を知っている
1年以内に、盗難にあった事がある
ある場合は内容
点検結果
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
在庫量の点検
はい
在庫量の定期的な点検を行い、使用量の把握を行っている
*化学物質の取り扱いについては、「岡山理科大学 安全対策マニュアル 第4章」を参照して下さい。
いいえ
備考