2014。12.02 発行(中之条高校生物生産科だより) No029(第029 号) 11月23日(日)~24日(月) に青森県田舎 舘村で開催された「第 16 回米・食味分析鑑 定コンクール国際大会」 ・ 『全国農業高校・お 米甲子園』の表彰式に、植物コース・環境班 代表の A3B一場 克仁(かつひと)君(坂上中 出身) (上写真:左) 、A3A 藤田 祐摩(ゆうま)君 (中之条中出身) (上写真:右)が出席、堂々の 『特別優秀賞』を頂くことができました! 3 年連続して最終審査にノミネートされた 今回、できることなら「金賞」を獲得したかったところですが、惜しくも金賞には届かな かったようです。今回、全国 84 校から約 180 の「お米」がエントリーされ、 20 校のお米が最終審査にノミネートされましたが、5 校に『金賞』 、他 15 校に 特別優秀賞が授与されました。最終審査までの道のりは、次のとおりです。 ◎1次審査 静岡製機社製の「食味計」で、出品検体すべての玄米の数値(水分・タン パク・アミロース・脂肪酸)を計測、85 点以上のスコアで、2 次審査へ。 ◎2 次審査 玄米を白米に精米し、東洋精米機製作所の「味度計」で、改めて「食味値」 「味度値」を測定、合計点数が高かったものから、3 次審査ノミネート校が決定。 ◎3次審査(官能審査) 会場にて同一基準で炊飯し、30 名の審査員により 行う食味審査(実際に試食して判定)で、上位 5 校を決定。 ★ 表彰式に参加した、A3B一場 克仁君より、コメントを頂きました。 「第 16 回米・食味分析鑑定コンクール世界大会の、『全国農業高校・お米甲子園』部 門にエントリーしたところ、全国 84 校の 中から最終審査にノミネートされ、青森県 で行われた表彰式に出席してきました。 ノミネート 20 校中、1 次審査の段階で 中高は 2 番の値が出ていたようですが、 3 次審査の結果は惜しくも『特別優秀賞』。 来年、後輩たちには「金賞」できれば 『最高金賞』を取ってもらいたいと思い ます。 頑張ってください。」 11 月 27 日(木) 、11 月に開催された、 「第 17 回関東地区ホルスタイン共進会」で、 本校の「ラスト号」が第 8 部(経産牛 60 か月以上)で最優秀賞を得ただけでなく、経産 牛4部門の最優秀賞 4 頭の中でも最も素晴らしい牛、 『グランドチャンピオン』として表 彰されたことを受け、群馬県畜産協会ならびに吾妻農業事務所のご尽力により、県庁にて 「群馬県農政部長への結果報告会」をさせて頂きました。 報告会には、群馬県の農業行政のトップである農政部長 宮崎 一隆氏(右写真:右から2 人目)や、畜産行政のトップである畜産課長 野呂 明弘氏、群馬県団の団長を務められ、 自らも牛を出品された、酪農家の三輪 圭吾氏(右写真:左端)、第 6 部での最優秀賞および IMC を獲得した酪農家の千本木 裕氏(右写真:右から3 人目)などが列席されました。 本校からは、当日リードマンを務めた A2A 角田紗也佳(さやか)さん(高山中出身) (右写真: 左から3 人目) 、A2B武井香瑶子(かよこ)さん(吉岡中出身) (右写真:中央) 、動物コースの山口、 横山両先生が出席、相手が農政部長という緊張感の中で、共進会での様子や共進会当日に 至るまでの準備に関わる苦労話などを報告させていただきました。 (左写真) ◎ 報告会に参加した、A2B武井香瑶子さんよりコメントを頂きました。 「県庁の方に、関東共進会の結果報告を行ってきました。県庁 18 階の会議室で、農政 部長さんや畜産課長さんを前に、ホルスタイン部での毎日放課後の活動や将来の夢などに ついて話すことになり、とても緊張しました。 やはり関東共進会で最高位賞を取るのはとてもスゴイことだったようで、過去の成績を 見ても、群馬県の牛が最高位賞を取った例は数えるくらいしかないそうです。 来年には、北海道で第 14 回全日本ホルスタイン共進会が開催されるので、これからも 毎日牛を磨き、他県の牛に負けないくらいの牛を育てていきたいと思いました。 」 2 月に実施予定の「アーク溶接技能講習」に関する HR 連絡がありました。漢検や英検 などと共に、諸先生方より進路実現のためにも「資格取得」はとても重要なものだと聞い ていることだと思います。アーク溶接に限らず、まだいくつかの資格試験があるはず! 今年度、1つも資格を手にしていない人がもしも居たら、ぜひチャレンジしてみよう!!
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