2月号 - AQLUB

2月豆知識
『ミネラルの働き』について
■ミネラルとは■
ミネラルの主な種類は鉄やカルシウム、亜鉛など微量な鉱物ですが人間の体を調節する重要な働きがあります。こうしたミネラルは残念なこと
に人間の体内で作り出すことができないため、肉や魚、野菜、海藻などの食物から補うことが必要になります。
ミネラルの鉄が不足すると「貧血」に、カルシウムが不足すると「骨租しょう症」骨が弱くなることなどです。このようにミネラルが不足すると体に
はさまざまな不調が起きてきます。加工食品に頼りがちな現代の食生活では、知らないうちにミネラル不足になってしまう恐れがあります。 下記
の表は主なミネラルの種類と不足した場合の『欠乏症』、そしてそのミネラルを含む食品例です。参考までに。
ナトリウム 《塩》
主な働き
体液の量を調節し、筋肉を弛緩させます
欠乏症状
疲労感や倦怠感、吐き気や筋力低下などを起こします
過剰症状
高血圧や動脈硬化など、血管障害を起こします
含む食品
干物、、インスタントラーメン、漬物、佃煮、梅干、塩、醤油、粉末だし、固形スープなど
塩素
主な働き
胃腸の働きを活性化して消化を良くします。また、体内の不要な二酸化炭素を回収します
含む食品
干物、、インスタントラーメン、漬物、佃煮、梅干、塩、醤油、粉末だし、固形スープなど
カリウム
主な働き
ナトリウムを排出して体液の量を調節し、筋肉を収縮させます
欠乏症状
疲労感や倦怠感、吐き気や筋力低下などを起こします
過剰症状
高血圧や動脈硬化など、血管障害を起こします
含む食品
干物、、インスタントラーメン、漬物、佃煮、梅干、塩、醤油、粉末だし、固形スープなど
カルシウム
主な働き
丈夫な骨や歯を形成し、筋肉や神経などの働きにも関係します
欠乏症状
骨が弱くなり、骨粗しょう症や骨軟化症、骨折などを起こしやすくなります
含む食品
牛乳などの乳製品、じゃこなどの小魚、豆腐などの大豆製品、ごま、海藻類など
マグネシウム
主な働き
骨や歯を形成し、各種の酵素反応に関わります。筋肉や神経などの働きにも関係します
欠乏症状
心臓の血管障害や神経障害などの原因ともなります
含む食品
豆腐などの大豆製品、玄米、ごま、アーモンド、海藻類など
リン
主な働き
骨や歯を形成し、筋肉や神経などの働き、エネルギー代謝などにも関係します
過剰症状
カルシウムの働きを弱めるため骨が弱くなります。腎臓や甲状腺などの機能低下も
含む食品
煮干し、スルメ、しらす干し、鰹節、桜海老、焼きのり、粉チーズなど
鉄
主な働き
赤血球の成分となり、血液として流れて全身に酸素を供給します。
貧血です。女性は月経があるために不足しがちで、さらに妊娠中は不足しますので、不足しない
ように適量の摂取を心がけないといけません
欠乏症状
含む食品
牛・豚・鶏のレバー、鮪、鰹、秋刀魚、鰯、アサリ、牡蠣、小松菜、ホウレン草、ひじきなど
銅
主な働き
鉄の利用を促進して貧血を予防します。皮膚や骨を健康に保ち、成長を促進します
欠乏症状
貧血を起こしやすくなり、骨や皮膚などが弱くなります
含む食品
牛・豚・鶏のレバー、海老、タコ、イカ、ごま、茶葉、種実類など
■ミネラルの働き■
人間の体は酸素・炭素・水素・窒素の主要元素で体重の約96%が作られています。残りの約4%がミネラルです。ミネラルは体液や神経の調節
をし、骨や歯を作るなど体の基本的な構造に深く関わってきます。この他、ビタミンと同様に三大栄養素のタンパク質・糖質(炭水化物)・脂質を効
率良く、体で機能させるために必要です。このように体に含まれるのはごく微量ですがその働きはとても重要です。
■ミネラルを含む栄養補助食品とは■
多忙な日常では、食生活も乱れがちです。バランスよく栄養補給をするうえで、巷には様々な栄養補助食品があります。時としてその食品を摂
取することも必要かもしれません。そして、人間が本来、持ちあわせている自然治癒力、免疫力を高め、病気の予防、改善に繋がれば殊更です。
それだけに栄養は重要な役割をもちます。
代表的なバランス栄養補助食品として大塚製薬の『カロリーメイト』があります。
この『カロリーメイト』はビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・糖質(炭水化物)といった『五大栄養素』をバランスよく手軽に補える食品です。ビタミン
類やミネラルが含まれる為、糖質や脂質の代謝(分解や燃焼)を活性させる効果があります。カロリーメイト以外にも現在様々な栄養補助食品が
あります。ご自身の食生活に何が不足しているか?確認して、栄養補助食品を活用してはいかがでしょうか。