ノルベルト・ロッソウ ノルベルト・ロッソウ 博士 は、2006年からニーダーザクセン州立=ゲチンゲン大 学図書館(SUB)館長を務めている。以前は、ビーレフェルト大学の指導的司書であ り、イギリスのオックスフォード大学のオクスフォード・デジタル図書館の創設責任者、 また、ゲッチンゲン大学図書館SUBのゲチンゲン・デジタル化センターの創設責任者で あった。 ノルベルト・ロッソウ氏は、ビーレフェルト大学図書館の指導者として、ビーレフェル ト国際会議の総括責任者であった。これは、ヨーロッパの学術図書館の戦略フォーラム である。彼の活動領域は、先進的デジタルサービスの開発、学術出版プロセスおよびコ ミュニケーションプロセスの新たなパラダイム、学術情報基盤、e-サービスおよび国際 協力のための大学の戦略などを包括している。ノルベルト・ロッソウ氏は、多くのドイ ツおよび国際的な団体の会員である。とくに情報マネージメント小委員会(DFG)、ネッ トワーク情報ドイツ・イニシアティヴ理事長(DINI)、D-Grid管理委員会、SPARCヨーロ ッパ理事会、SBMシュプリンガー出版ヨーロッパ図書館諮問委員会、ドイツデジタル雑 誌(DigiZeit)提供連盟会長。ロッソウ氏は現在、ヨーロッパプロジェクトDRIVER(ヨー ロッパ学術研究デジタルリポジトリ基盤計画) の学術コーディネーターであり、オープ ン・アクセスのためのドイツ全国協力運営情報プラットホーム のプロジェクトリーダ ーでもある。 逸見 勝亮 2005 年 5 月から北海道大学附属図書館長に就いている。理事・副学長として、総括、 評価、広報、情報公開、リスク管理、同窓会等の業務を担当し、評価室長、大学文書館 長を兼任。研究テーマは、少年兵史、浮浪児・戦争孤児、戦没者遺児保護策など。 「職員の館長紹介」(北海道大学附属図書館HP)には次のようにある。 ◇これまでのメールは、最長で 12 文字。これほど文章の短い人を見たことがありませ ん。(礼儀知らず?) ◇夏はパナマで涼しげに、冬はベレーのシックな装いでカウンターに現れる、お洒落 な 図書館利用者です。(気障!) ◇学生が大好きという印象です。私が卒論で取りあげた俵屋宗達にも詳しそう。(宗 達? それはないでしょう) ◇得意技は、保育園児や観光客などに声をかけ、一瞬にしてうち解けること。(寂し いのかも) ◇利用者に優しく職員に厳しい、書庫利用の常連さんです。(そんな暇が?) ◇怒られっぱなしの2年半でした。(気の毒に) ◇ラフなスタイルが多いのですが、実はとてもお洒落で、私の「大学の先生」のイメ ージを一変させました。(ヘエー) ウルリッヒ・コーヴィッツ ウルリッヒ・コーヴィッツ博士は、生物学、地理、哲学、教育学を学ぶ。大学卒業後、 ケルンの大学図書館兼市図書館およびケルンの図書館、ドキュメンテーション制度専科 大学で学術司書資格の課程を修了する。 1983年から1987年にかけて、リューベック大学中央図書館の館長を勤める。そ の後、ケルン医学中央図書館(ZB MED)に移り館長代理を務める。1996年以降、ド イツ連邦共和国の医学、健康、食料、環境、農業関連の中央専門図書館であるケルン医 学中央図書館(ZB MED)の館長として活動している。 ウルリッヒ・コーヴィッツ博士は、長年にわたり医学図書館制度活動グループ(AGMB) の代表として活動し、また、長年にわたってヨーロッパ健康情報および図書館協会 (EAHIL)の顧問の一人でもある。彼は、数多くの論文を発表し、2008年ヨーロッパ 健康情報および図書館協会(EAHIL)功労賞を受けている。 坪内政義 坪内政義氏は、1978年以来、愛知医科大学医学情報センター(図書館)に勤務。図書、 相互貸借、学内雑誌編集などを担当。1999年には、愛知医科大学医学情報センター(図 書館)事務長に就任する。 この間、NPO法人日本医学図書館協会の役員として活動する。 1998年5月から2008年5月まで、組織・制度担当理事、組織・制度委員会委員長。認定資 格運営委員会委員。2008年6月以降、専務理事として活動する。 バルバラ・シュナイダー-ケンプフ バルバラ・シュナイダー-ケンプフは、1973年から 1981年にかけてマインツ、ハノーバ ー、アーヘンの各大学で建築を学ぶ。その後カルフォルニアでの留学し、ケルンで司書 教育を受けた後、1981年から 1984年にかけてハノーバー技術情報図書館の建築および 建築技術専門担当者として勤務した。その後、デュイスブルク大学の多くの研究部会の リーダーとして活動する。1992年には、新たに設立されたポツダム大学図書館の館長と なった。その後、ベルリン国立図書館に移り、2004年からは、館長として活動している。 バルバラ・シュナイダー-ケンプフは、多くの委員会のメンバーとなっており、また専 門家グループでも活躍している。特にIFLAの常設「マネージメントおよびマーケッテイ ング」委員会、ゲーテ・インスティトゥートの情報・図書館分野の顧問、文字文化維持 連盟の代表として活動している。 早瀬 均 現職:国立情報学研究所学術基盤推進部次長 生年月日 昭和 24 年 1 月 2 日生 学歴:岡山大学法文学部卒 職歴: 1971-1973 岡山大学附属図書館 1974-1991 筑波大学図書館 業務電算化システムの開発・運用、参考業務等に従事 1990 在外研究員として米国(スタンフォード大学等)に派遣 米国の図書館自動化システムについて調査 1992-1994 鹿児島大学附属図書館 情報サービス課長 1995-1997 学術情報センター(現国立情報学研究所)事業部システム管理課長 1998-2000 東北大学附属図書館 情報サービス課長 2001-2002 北海道大学附属図書館 情報管理課長 2003-2004 東京学芸大学附属図書館 事務部長(2004- 東京学芸大学学術情報部長) 2005-2006 名古屋大学附属図書館 事務部長 2007- 国立情報学研究所学術基盤推進部次長 委員等(最近数年): 2002国立大学図書館協会 国際学術コミュニケーション委員会委員 2004-2006 国立大学図書館協会 人材委員会委員 2005-2006 国立情報学研究所 目録所在情報サービスを対象とする講習会等に関する 検討ワーキンググループ主査 尾城孝一 1983年に、名古屋大学附属図書館に勤務。当時、運用が開始されたNACSIS-CATを利用し たオンライン目録作成業務に従事する。1988年に、東京工業大学附属図書館に移る。電 子図書館システムの開発等を担当する。また、1996年には、文部省在外研究員として、 英国ラフバラ大学図書館情報学科に約3か月間滞在し、英国合同情報委員会(Joint Information Systems Committee: JISC)の電子図書館プログラム(eLib)について調 査研究を行った。その後、2000年から国立国会図書館に出向し、同図書館の電子図書館 サービスの初期開発に携わった。2002年には、千葉大学附属図書館に移り、全国に先駆 けて機関リポジトリの構築を開始した。2005年からは、現職である国立情報学研究所の 学術コンテンツ課長として、最先端学術情報基盤(Cyber Science Infrastructure: CSI)構想の一翼を担う次世代学術コンテンツ基盤整備を進めている。 現在、国立大学図書館協会学術情報委員会および東京都立図書館協議会の委員を務めて いる。
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