カナディアン・ソーラー ダブルガラスモジュール取扱説明書 (インスト

カナディアン・ソーラー
ダブルガラスモジュール取扱説明書
(インストレーションマニュアル)
For professional use only
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
目次
1.0 はじめに ...........................................................................................................................3
1.1 免責事項.........................................................................................................................3
1.2 責任の
責任の制限 .....................................................................................................................3
する注意事項
注意事項 ....................................................................................................3
2.0 安全に
安全に関する
3.0 機械的/
機械的/電気的仕様 ........................................................................................................5
4.0 モジュールの開梱
モジュールの開梱と
開梱と保管 ..................................................................................................5
5.0 モジュールの設置
モジュールの設置 ............................................................................................................6
5.1 モジュールの結線
モジュールの結線 ............................................................................................................8
5.2 接地 ................................................................................................................................9
けに関
する説明
説明 ......................................................................................................9
6.0 取り付けに
関する
7.0 メンテナンス ...................................................................................................................12
改正版及び
改正版及び改定年月日 ...........................................................................................................12
2
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
1.0 はじめに
本書では、カナディアン・ソーラー製ダブルガラスモジュールの設置、保守および取り扱いに関する
重要な安全情報が記載されています。
設置施工者は、本書を熟読し、本書の指示を遵守してください。これらの指示に従わない場合、死
亡、負傷、物的損傷を引き起こす恐れがあります。
太陽電池モジュールの設置には専門的な技能が必要であり、資格を有する者のみが行ってくださ
い。
また、設置施工者はエンドユーザー(消費者)に上記について通知する義務があります。
本書で使われる「モジュール」または「PVモジュール」という言葉は、カナディアン・ソーラー製ダブル
ガラスモジュールのことを指します。
本書はダブルガラスモジュールCS6K-P-FG、およびCS6X-P-FGのみに適用されます。
本書は後日参照できるよう、お手元に保管してください。なお、最新版については当社ホームペー
ジにて定期的にご確認ください。
1.1 免責事項
本書に記載されている情報は、カナディアン・ソーラーによって予告なしに変更される場合がありま
す。
カナディアン・ソーラーは本書に記載されている情報に関して、明示的にも暗示的にもいかなる種
類の保証も行いません。
1.2 責任の
責任の制限
カナディアン・ソーラーは本書に記載されている指示の遵守または非遵守に関わらず、あらゆる身
体障害を含む傷害、およびモジュールの取り扱いや結線、システム設置による物的損害などの、どの
ような損害についても一切責任を負いません。
する注意事項
注意事項
2.0 安全に
安全に関する
警告:全ての指示を読み、十分に理解してからモジュールの取り付け、結
線、稼働、および保守を行ってください。
モジュールが太陽光などの光源にさらされると、モジュール間の結線には直
流電流が流れます。
モジュールが接続されているか否かにかかわらず、端子などの電気的に通
電する部分に接触すると、負傷または死亡するおそれがあります。
全ての設置作業は、地方、地域、国、または国際電気標準などの、該当する全ての法規に準拠し
て実施される必要があります。
3
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
一般的安全事項
30V以上のDCへの直接的
な接触を防止するため、ま
た、設置作業中の切傷から
手を保護するために適切な
保護用品(ノンスリップ手袋、
衣服など)を着用して下さ
い。
小雨や朝霧、強風時にモ
ジュールを設置したり、取り扱
ったりする場合には、モジュー
ルへの損傷や作業者の負傷
を避けるために適切な安全
対策を取らなければなりませ
ん。
通電中の回路への偶発的
な接触を防ぐため、金属製の
アクセサリー類等を設置作業
前に外してください。
モジュールの設置場所や
保管場所に子供や関係者以
外の方が近づかないようにし
てください。
感電のリスクを低減するため、電気的に絶縁された工具を使用してください。
モジュールの設置や結線の作業中は、開閉器、過電流保護装置(OCPD)での遮断、もしく
はインバータをOFFにし、発電を停止させてから作業してください。これらの方法を取れない場
合はモジュールの表面を遮光性の素材で覆ってください。
破損したモジュールを使用、または取り付けを行わないでください。フロントガラスが破損して
いる、またはバックガラスが破損している場合、モジュールへの接触による感電の恐れがあり
ます。
ジュール設置施工者やユーザが修理できる箇所はありません。モジュールのいかなる箇所
へも修理を試みないでください。
ジャンクション・ボックスのカバーは常に閉じておいてください。
モジュールを分解しないでください。また、製造者によって取り付けられたモジュールの部
品の取り外しについても行わないでください。
太陽光を人為的にモジュール上に集光させないでください。
モジュールまたは外部電源からの通電中はモジュールの接続または切断を行わないでくだ
さい。
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3.0 機械的/
機械的/電気的仕様
モジュール電気定格はAM1.5スペクトル、放射照度1kw/㎡、セル温度25℃の標準試験条件
(STC)で計測しています。
結晶系シリコンモジュールの電気的、機械的な特徴は、各製品仕様書、または各データシートを
参照してください。
主な電気的特性能は、各モジュールの銘盤にも表示されています。
ダブルガラスモジュールの最大システム電圧は1500Vになります。
特定条件下では、モジュールは標準試験条件(STC)定格電力以上の電流または電圧を発生す
る場合があります。したがって、構成されたシステムの定格および容量を算出する際には、STC で
のモジュールの短絡電流と開放電圧に1.25 を乗じる必要があります。
各国や地域の規則によって異なりますが、導線とヒューズのサイズを決定するために短絡電流にさ
らに1.25 の乗数(合計1.56)を与える場合があります。
4.0 モジュールの開梱
モジュールの開梱と
開梱と保管
NOTICE
注意事項、
、および
および安全事項
注意事項
安全事項
モジュールを保管する場合、モジュールが太陽光に晒されなく、コネクタが湿気に晒されな
いよう、乾燥、換気されている環境で保管してください。
モジュールパレットは注意して開梱し、パレットに示されている開梱方法に従ってください。モ
ジュールを開梱、運搬、保管する際は慎重に行ってください。
モジュールを梱包箱から取り出す場合は必ず2人で行ってください。また、モジュールを取り
扱う際は必ず両手でモジュールの縁を掴んでください。
モジュールの上
にのったり、
んだり、
いたり、
ねたりしないでください。
モジュールの
上にのったり
、踏んだり
、歩いたり
、跳ねたりしないでください
。
モジュールを頭の上に載せて運ぶことはしないでください。
モジュールの上に物を落としたり、置いたりしないでください(例:工具など)
モジュールを運ぶ時は、ケーブルやジャンクション・ボックスを持たず、モジ
ュールの縁を持って運んでください。
モジュールを積み重ねないでください。
モジュールに過度の負荷をかけたり、モジュールを曲げたり、モジュールを捻ったりしないでく
ださい。
鋭利なものでモジュールに傷をつけないでください。
モジュールを支えなしで、または安全ではない状態で放置しないでください。
バイパスダイオードの配線を変更しないでください。
全ての電気的接点を清潔で乾燥した状態に保ってください
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製品識別コード
製品識別
コード
各モジュールには同じバーコード(固有のシリアルナンバー)が2つ取り付けてあります(1つは
表面ガラスの下に、もう1つはモジュールの背面に)。各モジュールのシリアルナンバーは13
桁もしくは14桁です。
また各モジュールの背面側に銘盤付いています。銘盤はモジュールタイプ、主な電気的特
性および安全特性を示しています。
5.0 モジュールの設置
モジュールの設置
注意事項、
、および
および安全事項
注意事項
安全事項
モジュールを設置する前に、設置場所、設置内容、検査等の許可およ
び要件について、関係当局に連絡し、確認してください。
モジュールが設置される建築物または構造体(屋根、外観、支持架台
など)がシステムの重量に耐えうることを保証するために、該当する建築法規を確認してくださ
い。
ダブルガラスモジュールは、適用等級 ClassA (安全等級ClassⅡに相当)に認定されてい
ます。このClassの定格を持つモジュールは、一般的な接触が予想される場所において、電圧
が50V以上、または電力が240W以上のシステムで使用してください。
PLEASE NOTE
注意:いかなる場合であっても、モジュールの上に立ったり、踏んだりしないでください。
局所的に高負荷がかかった場合、セルの深刻なマイクロクラックを誘発する可能性があります。
上記の注意に従わない場合、カナディアン・ソーラーの保証対象外となります。
火災等級
ダブルガラスモジュールの火災等級は、取り付けマニュアルに従って製品が取り付けられて
いる場合にのみ有効です。
カナディアン・ソーラー製CS6K-P-FGおよびCS6X-P-FG太陽電池モジュールは、CSAより
防火性能Type 3を認定されています。
ダブルガラスモジュールを屋根上に取り付ける場合、用途に合った定格の耐火性屋根材の
上に取り付けしてください。
UL2703認定取り付けシステムに取り付けられ、UL1703認定モジュールで構成されている
太陽光発電システムは、屋根と同じ防火分類を満たすために、UL1703規格に従って屋根材
と一緒に評価されます。
防火クラス(クラスA、B、またはC)の取り付けシステムは、防火性能Type 3(クラスA)の太陽
電池モジュールと共にテストされている場合、使用許可とみなされます。ただし、取り付けシス
テムが本マニュアルの他の要件に違反していないことが条件です。
特定のシステムの防火クラスを保つために必要な取り付け制限は、システムサプライヤーの
取り付け指示およびUL2703認定書に準拠してください。
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環境条件
モジュールは「IEC 60721-2-1: 環境条件の分類ー第2-1部:自然環境の条件ー温度及
び湿度」に定められている通り、一般的な屋外の気候での使用を目的としています。
モジュールを特別な気候下で使用する場合、詳細についてはカナディアン・ソーラーのテク
ニカルサポート部門にご連絡ください。
火のそばや可燃性物質の
近くにモジュールを設置しな
いでください。
モジュールを水没させたり(真水ま
たは海水)、常時濡れる場所(真
水または海水)(噴水や海の飛沫
など)に設置したりしないでくださ
い。
塩分(海岸)や硫黄(硫黄源、火山など)にさらされる場所では、腐食のリスクがあります。
上記の指示に従わない場合、カナディアン・ソーラーの保証は無効となります。
設置条件
モジュールがシステムの技術的要件全てに適合することを確認してください。
他のシステム部材が、モジュールに有害な機械的または電気的影響を及ぼさないことを確
認してください。
モジュールは電圧を高めるために直列に、または電流を増加させるために並列に接続でき
ます。直列に接続する場合は、モジュールのプラス端子からのケーブルを次のモジュールの
マイナス端子に接続してください。並列に接続する場合は、モジュールのプラス端子同士、マ
イナス端子同士をそれぞれ集約し、接続してください。
システム内で使用されているインバータの電圧仕様に適合した数量のモジュールを接続し
てください。地域の想定される最悪の温度条件下であっても、システムで許容されている以上
の高電圧を生じないようにモジュールを接続してください。
アレイの電気的ミスマッチの影響を避ける、または最小限に抑えるために、類似した電気的
性能を持つモジュールを同じ直列で接続してください。
誘導雷などによる危険性を最小限に抑えるため、モジュール間の配線がループ状にならな
いようなシステム設計をしてください。
推奨される最大直列ヒューズ定格は各製品仕様書、または各データシートを参照してくださ
い。
モジュールは風雪を含む、あらゆる予想される負荷に耐えるために適切な方式でしっかりと
固定する必要があります。モジュール間のクリアランスの最小値は、モジュールの熱膨張を考
慮し、6.5mm以上のクリアランスが必要となります。
最適方位と
と傾斜
最適方位
年間発電量を最大化するために、お住まいの地域の太陽電池モジュールの最適な方位と
傾斜をお調べください。太陽電池モジュールに対して太陽光が垂直に当たるとき、発電電力
量が最大になります。
影の回避
わずかな影(ほこりの付着など)でも発電量の低下が生じます。モジュールは、年間を通じて
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表面全体が影に遮られない場合に「影なし」とみなされます。また、1 年を通じて日射時間が
最短の日であっても、遮られることのない太陽光はモジュールに到達します。
確実な
な通気
確実
冷却のための空気がモジュールの背面を循環できるように、モジュールと設置面との間には
十分な間隔(最低10cm)が必要です。この間隔により結露または湿気の消散も可能になりま
す。
架台メーカーにより火災等級を維持するための特定の間隔が要求される場合は、そちらを
優先してください。
5.1 モジュールの結線
モジュールの結線
適切な
な結線方式
適切
システムを起動する前に結線が適切に行われていることを確認してください。測定された開
放電圧(Voc)と短絡電流(Isc)が仕様と異なる場合には、結線に問題がないか確認してくださ
い。
プラグコネクタの適切
適切な
な接続
プラグコネクタの
適切
コネクタの接続は緩みがなく、しっかりと固定されていることを確認してください。プラグコネク
タが外部から応力を受けないようにしてください。コネクタは回路の接続にのみに使用し、電力
のオン/オフのために使用しないでください。
適切な
な部品
部品の
の使用
適切
地域の消防、建築、電気法規に従って、専用のソーラーケーブルと適切な端子部品を使用
して下さい(配線は、耐光性の導管に配線する必要があり、露出している場合は耐光性ケー
ブルを使用してください)。また、それらのケーブルが電気的および機器的に問題が無いことを
確認してください。
許容されているタイプのPVケーブルは、導体が銅、断面積2.5~10㎟(2~8sq)、耐熱温度
90℃および最大システム開放電圧に耐えうる適切な絶縁性能を有する製品です(例:太陽
光専用PVケーブル、もしくはTUV 2PfG1169 認証製品)。導体の素材は銅である必要があり
ます。電圧降下を抑えるため適切な導体径を選択してください。
ケーブルの保護
ケーブルの
保護
UV 耐性のケーブルタイを使用して、ケーブルを架台に固定してください。適切な予防措置
を用いて露出したケーブルを損傷から保護してください(導管内を通すなど)。直射日光にさら
さないようにしてください。
ジャンクション・ボックスのケーブルを架台などへ配線する場合、最小曲げ半径は60㎜として
ください。
ケーブル(特にコネクタ)を雨水などの水分が溜まる場所へ配置しないでください。
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コネクタの
の保護
コネクタ
紫外線にさらされるコネクタは、適切な予防措置を講じて、直射日光などによる損傷から保
護してください。
5.2 接地
ダブルガラスモジュールの伝導部は外部に晒されません。したがって、モジュールを接地す
る必要はありません
現地の電気規則、および規制に準拠するため架台に関しては適切な接地が必要となりま
す。
けに関
する説明
説明
6.0 取り付けに
関する
ダブルガラス((暫定名
暫定名))太陽電池
太陽電池モジュール
ダブルガラス
モジュール
ダブルガラスモジュールの理解を深めるために、下図を参照してください。
番号
名称
①
ガラス
②
ジャンクション・
ボックス
③
④
コーナー
プロテクター
ケーブル※1
及びコネクタ
標準のケーブル長は1000mmとなりますが、オプションにて350mm(-極)、500mm(+極)の変更
も可能となります。(モジュールを縦置きに配置する場合に限る)
詳細についてはカナディアン・ソーラーのテクニカルサポート部門にご連絡ください。
安全な作業、事故の防止、および安全な作業場の確保に関して適
用される規制を遵守してください。
作業員、および工事関係者は、安全保護具の着用や適切な転落防
止装置を講じなければなりません。
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架台の設計を実施するためには、必ず専門技術者の承認を受ける必要があります。架台の
設計およびその手続きは、国・地域の法規および管轄権を有する全ての機関に従う必要があ
ります。
モジュールは、両側から合計4ヶ所以上をしっかりと固定してください。カナディアン・ソーラー
では幅60mm以上の取り付けレールを推奨いたします。
架台設計者により指定されたトルクに従ってクランプをレールへ取り付けてください。システム
設計者、工事担当者は、システムの荷重計算および支持構造体の適切な設計に対して責任
を負うものとします。設置にはトルクレンチを使用してください。締め付けトルクはボルトのクラス
によって異なりますが(推奨するクラスは8.8)、M8 x 1.25並目ネジのボルトの場合、20~
26Nm(23Nmを推奨します)でなければなりません。
適切な腐食防止金具を使用してください。全ての取り付け金具(ボルト/スプリングワッシャ
ー/フラットワッシャー/ナット)は、ステンレス製を使用してください。
クランプ材は、アルマイト処理されたアルミ合金、または適切な等級の鋼材を使用してくださ
い。また、クランプとガラスの間には緩衝ゴム材(EPDMを推奨)を入れないといけません。
不適切なクランプまたは取り付け方法が発見された場合はCanadian Solar Inc.の保証の対
象外となることがあります。
クランプを取り付ける場合は下記に注意してください
1.モジュールを過度に曲げないこと。
2.セルに影を落とさないこと。
3.ガラスの表面を損傷させたり、キズを付けたりしないこと。
4.クランプと太陽電池モジュールを 13 ㎜~15 ㎜重ね合わせること。
5.クランプの材質の厚さは最低 3 ㎜を確保すること。
クランプ
〈上部〉
スプリング
ワッシャー
クランプ
〈下部〉
ナット
ダブルガラス
モジュール
平座金
ボルト
ゴム
レール
10
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平座金
レール
スプリング
ワッシャー
ボルト
ナット
端部クランプ
〈上部〉
端部クランプ
〈下部〉
ゴム
ダブルガラス
モジュール
クランプの位置は、確実な取り付けに非常に重要です。クランプの中心線が負荷に応じて、
添付Bで指定されている固定範囲内に収まるように配置してください。
ダブルガラスモジュールは、添付Bの指示どおりに取り付けられている場合においてのみ
UL1703に準拠しているとみなされます。フレーム(ラミネート)のないモジュールは、UL1703の
要件を満たしているとみなされません。ただし、本規格に基づきモジュールと共にテストおよび
査定された装置にモジュールが取り付けられている場合、あるいは現場の検査官によりそのモ
ジュールがUL1703準拠と認定されている場合は、その限りではありません。
ダブルガラスモジュールは、クランプにより支持構造へ取り付けることができます。推奨する
取り付け方法および荷重に関しては、添付Bを参照してください。詳しくは、お近くの営業所に
問い合わせてください。認められた取り付け方法を行わない場合はCanadian Solar Inc.の保証
の対象外となることがあります。
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7.0 メンテナンス
モジュールの構成部品を変更しないでください(ダイオード、ジャンクション・ボックス、コネクタ
等)。
雪、糞害、種、花粉、葉、枝、塵および埃などをモジュールから除去するためには定期的な保
守が必要とされます。
十分な傾斜(最低15°)がある場合、通常、モジュールの清掃は必要ありません。降雨により
一定の清掃効果が期待できます。モジュール表面に汚損付着物の顕著な蓄積が見られる場
合には、水と柔軟な清掃道具(スポンジなど)を使用して、涼しい時間帯に洗浄してください。
微細な擦り傷の原因となるため、乾燥した汚れをこすったり、掻き落としたりしないでください。
雪が積もっている場合には、柔らかい毛のブラシでモジュールの表面を清掃することができま
す。
モジュールの洗浄に関しての詳細はクリーニングガイドラインを参照してください。
全ての結線と支持架台に問題がないか、定期的にシステムを点検してください。
電気的または機械的点検または保守は、感電による危険や負傷を回避するために、有資格
者が実施してください
改正版及び
改正版及び改定年月日
・JP-Rev IM/IEC-AM-EN-D/1.0 (日本版初版)
Canadian Solar Inc.
545 Speedvale Avenue West, Guelph, Ontario, Canada N1K 1E6
www.canadiansolar.com
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-5 ラウンドクロス新宿5丁目8階
Tel:03-5291-8591 Fax:03-5291-8596
12
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
添付 A: 機械的、電気的特性
標準試験条件(STC)とはAM1.5スペクトル、放射照度1kw/㎡、セル温度25℃の条件です。下記
の電気的な特性は、ワット(0~5w、その他は±10%公差があります。各特性は予告なしに変更さ
れる場合があります。
STC条件下のダブルガラスモジュール製品仕様:
品番
公称
最大
出力
<W>
<W>
公称最大
出力
動作電圧
<V>
公称最大
出力
動作電圧
<A>
公称開放
電圧
<V>
公称短絡
電流
<A>
CS6K-245P-FG
245
30.0
8.17
37.1
8.74
CS6K-250P-FG
250
30.1
8.30
37.2
8.87
255
30.2
8.43
37.4
9.00
260
30.4
8.56
37.5
9.12
265
30.6
8.66
37.7
9.23
270
30.8
8.75
37.9
9.32
275
31.0
8.88
38.0
9.45
280
31.3
8.95
38.2
9.52
290
35.9
8.08
44.4
8.64
295
36.0
8.19
44.5
8.76
300
36.1
8.30
44.6
8.87
305
36.3
8.41
44.8
8.97
310
36.4
8.52
44.9
9.08
315
36.6
8.61
45.1
9.18
320
36.8
8.69
45.3
9.26
325
37.0
8.78
45.5
9.34
330
37.2
8.88
45.6
9.45
CS6K-255P-FG
CS6K-260P-FG
CS6K-265P-FG
CS6K-270P-FG
CS6K-275P-FG
CS6K-280P-FG
CS6X-290P- FG
CS6X-295P- FG
CS6X-300P- FG
CS6X-305P- FG
CS6X-310P- FG
CS6X-315P- FG
CS6X-320P- FG
CS6X-325P- FG
CS6X-330P- FG
最大
直列
ヒュ
ーズ
定格
<A>
外形寸
法
<mm>
質量
<kg>
15
1650 ˣ 992
ˣ 5.8 mm
(65.0 ˣ
39.1ˣ 0.23
in)
without
j-box and
23
15
1968ˣ 992
ˣ 5.8mm
(77.5ˣ 39.1
ˣ 0.23
in)without
junction-box
and corner
protector
27.5
13
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
添付 B: ダブルガラスモジュール製品の取り付けに関する補足
別途説明がない限り、本インストールマニュアルにある基本要求はこの補足に適用します。
下表に記載されている架台クランプ製品はダブルガラス製品CS6K-P-FG との取り付けが検証さ
れました。
CS6KCS6K-P-FG取
FG取り付けクランプ
工
法
クランプ写真
クランプ写真
クランプ
タイプ
2-A
SA-TOK-UA
(End clamp) /
SA-KOK-UA
(Middle clamp)
2-B
K2 frameless
clamp,4-7.2mm,
100mm
メーカー
NISSEI
METALS
CO.,LTD.
長さ
(mm)
クランプ
取り付け
範囲
荷重性
能(Pa)
認証機
関
120
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤2400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
100
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤2400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
200
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤5400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
100
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤2400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
200
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤5400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
100
A=380
mm, four
clamps
Downforce
load≤2400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
200
A=380mm,
four
clamps
Downforce
load≤5400
Pa Uplift
load
≤2400 Pa
VDE/CSA
K2 Systems
GmbH / Everest
Solar Systems,
LLC
2-C
K2 frameless
clamp,4-7.2mm,
200mm
2-D
Profi clamp, wide,3-8mm,
100mm
Schletter Inc. /
Schletter GmbH
2-E
Profi clamp, wide,3-8mm,
200mm
Schletter Inc. /
Schletter GmbH
2-F
GS-IC-L100
(Middle clamp) /
GS-EC-L100
(End clamp)
Xiamen Grace
SolarTechnology
co.,ltd.
2-G
GS-IC-L200
(Middle clamp) /
GS-EC-L200
(End clamp)
14
JP-Rev IM-FDM-EN1.1
下表に記載されている架台クランプ製品はダブルガラス製品CS6X-P-FG との取り付けが検証さ
れました。
CS6XCS6X-P-FG取
FG取り付けクランプ
工法
クランプ写真
クランプ写真
3-A
3-B
3-C
3-D
3-E
3-F
クランプ
タイプ
K2 frameless
clamp,
4-7.2mm,
130mm
K2 frameless
clamp,
4-7.2mm,
250mm
Profi clamp,
wide, 3-8mm,
130mm
Profi clamp,
wide, 3-8mm,
250mm
GS-IC-L130
(Middle
clamp) /
GS-EC-L130
(End clamp)
GS-IC-L250
(Middle
clamp) /
GS-EC-L250
(End clamp)
メーカー
K2 Systems
GmbH / Everest
Solar Systems,
LLC
長さ
(mm)
クラン
プ取り
付け範
囲
130
A=440
mm, four
clamps
250
A=440
mm, four
clamps
130
A=440
mm, four
clamps
250
A=440
mm, four
clamps
130
A=440
mm, four
clamps
Downforce
load≤2400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
VDE/CSA
250
A=440
mm, four
clamps
Downforce
load≤5400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
VDE/CSA
Schletter Inc./
Schletter GmbH
Xiamen Grace
SolarTechnology
co.,ltd.
荷重性能
(Pa)
Downforce
load≤2400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
Downforce
load≤5400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
Downforce
load≤2400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
Downforce
load≤5400
Pa Uplift load
≤2400 Pa
認証機
関
VDE/CSA
VDE/CSA
VDE/CSA
VDE/CSA
PLEASE NOTE
上記表にある最大荷重性能には、安全率は考慮されていません。設計する際に、1.5安全係数
を推奨します。
架台の設計およびその手続きは、国・地域の法規および管轄権を有する全ての機関に従う必要
があります。システム設計者、工事担当者は、システムの荷重計算および架台の適切な配置に対
して責任を負うものとします。詳細について、国・地域の法規および管轄権を有する全ての機関、若
しくは専門の技術者に確認してください。
クランプ取り付け範囲
クランプはモジュールの長辺に取り付け、4か所固定し
ます。
架台のレールはモジュールの長辺と垂直になるように
取り付ける必要があります。
尚、取り付けクランプに規定されているクランプ取り付け
範囲(表内Aの数値)の許容範囲は±20mmとなります。
15
JP-Rev IM-FDM-EN1.1