平成26年度 1 大阪偕星学園高等学校 評価報告書 めざす学校像 人(生徒)は皆、星であり、生徒一人ひとりの個性を大切にし、かけがえのない存在としてその可能性を 伸ばし、鍛えていく。生きる力を養う教育、個性を大切にする教育、共生教育。 2 Y 常に教務の研鑽に努め、生徒一人ひとりの学力向上を図る。 Y Y 生徒の個性と人権を尊重し、全人的な教育を実践する。 学園内の整備と美化に努め、より充実した教育環境を提供する。 Y 進学・就職など、卒業後の生徒の進路を全力でバックアップする。 Y 保護者の方々の意見を尊重し、学園運営に反映させる。 学校教育自己診断における結果と分析[ 平成26年11月 実施分 ] 例年通り、実施対象は全学年生徒、保護者とした。回答は無記名、質問はアンケートと自由記述で実施した。 保護者の回答率はこの3年間で最も高かったが、肯定的と捉えることができるAとBの和がほとんどの項 目で7割以上に達しており、満足度はかなり向上していると言える。数値に関しても、この3年間で最も 高かった。また、生徒の回答でもほとんどの項目で改善が見られ、肯定的回答がほとんどである。しかし ながら、保護者に比べると満足度は決して高くはなく、肯定的回答が7割以上となっているのは数項目しか ないという状況である。生徒からの意見を精査し、更なる向上に努めなければならない。 回答率(回答数/在籍数) 生 徒 保護者 3 1年:98%(379/386) 1年:91%(353/386) 2年:97%(348/358) 2年:91%(327/358) 3年:99%(286/288) 3年:95%(274/288) 合計:98%(1013/1032) 合計:92%(954/1032) 本年度の取組内容及び自己評価 本年度の 重点目標 具体的な取組内容 取組内容の自己評価 取 学力の充実 ① 成績・出席不振者への追指導のシンプル化を図 ① 登校日を1日にし、出席不振者の 組 と進路希望 み の実現 る。授業見学の活性化等、横のつながりを強化 対応など、昨年に比べシンプル化を図 し、集団で個に対応する。学校情報システムを ることができた。組織力強化について ① 効果的に活用する。 は学年、教科によって隔たりがあった が、学校情報システムについては、事 務所との連携が構築されてきた。 ② 進路未決定0%を目指す。 ② 進路決定率 90.6 %、進路未定及び アルバイトが 27 名、全体の 9.4 %と昨 年より改善されたが、課題を残す結果 となった。 ③ 各学年の進路希望調査から、生徒個々の希望を ③ 年度途中に再検討し、行事を削減 把握し、各学年・コースに対して、適切な時期 していくこととなった。次年度に向け に適切な内容の行事を実施できるように、計画 て、再度、検討が必要である。 を練り直す。 取 生徒指導の ① 組 充実 学校医との連携を大切にし、生徒の健康状態や ① 担任等と連携することで、生徒の 状況の理解を深める。事例研究を積み重ね、救 状況を把握し対応することができた。 み 急処置の研修を深める。 ② また、生徒の疾病等を研修することに よって、緊急時の対応方法を知ること ができた。 ② 前年度同様に基本的な生活指導をきめ細かく実 ② 践し、特別指導生徒の別室での更正をめざす。 遅刻防止指導・授業巡回・登下校 指導等、生徒指導部以外の教員の協力 により、一定の効果は出ている。頭髪・ 身だしなみ指導等に関しては、教員に より温度差を感じる。特別指導生徒の 別室指導により、少なくとも指導期間 中の緊張感は維持させることができる ようになった。課題の遅れ・他人の手 が加わることは減った。 取 学校組織運 ① 総務部の校務円滑化 組 営の活性化 み ・保護者、外部に対する丁寧な対応を心がけ(各 できていた。今年度、初めて大阪府育 種奨学金等の案内、説明)、各奨学金係の横の 英会返却説明会を行ったが、あまり効 ① 保護者、生徒ともに丁寧な対応が ③ つながりを密にする。 果がでなかった。教育後援育友会とは ・教育後援育友会や同窓会との連携を強化する。良い関係ができている。 (かいせい新聞発行等) ② 各部署との連携を強化し、生徒の成績状況、ク ② 各部署間の連携は強化できた。昨 ラブ実績等、タイムリーな情報を発信、進化し 年に比べ、吸い上げた情報をタイムリ 続ける学校をPRする。また、女子生徒を意識 ーに発信できていた。女子向けリーフ した広報をする。 レットなども作成し広報強化してきた が、新たな戦略が必要である。
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