3 出産したときの保険給付 直接支払制度や受取代理制度を実施していない医療機関等で出産する場合 (①・②を利用しない場合) 医療機関等へ出産費用の全額をお支払いください。後日、当組合へ出産育児一時金の申請手続きをしてください。 健康保険では、被保険者や被扶養者が出産したときに「出産育児一時金」が支給されます。 また、被保険者が出産のため会社を休み、給与の支払いがない場合に「出産手当金」が支給 (必要書類) 〇出産育児一時金・同付加金支給申請書 〇医療機関等と取り交わした「直接支払制度を利用しない」旨の合意文書(写) 〇医療機関等から交付された「出産費用の領収明細書」 (写) されます。 ☆出産育児一時金・家族出産育児一時金☆ ☆出産手当金☆ 支給額は1児につき、42万円(産科医療補償制度※対象外の出産については40 出産手当金は、出産のため会社をお休みした期間のうち、出産の日(実 際の出産が予定日後のときは出産予定日)以前42日(多胎妊娠のときは 万4千円)です。また、当組合では3万5千円の付加金が出産育児一時金にプラス 98日)前から出産の日後56日までの間で、給与の支払いがないときに1日 して支給されます。 (付加金は資格喪失後の出産については支給されません) 手続き方法は以下の3通りあります。 「直接支払制度」や「受取代理制度」を利 につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給される制度です。 例 1 用すると、医療機関等での窓口負担が軽減されます。利用できる制度は医療機関 予定日に出産した場合 産前42日 産後56日 等によって異なりますので、実際に出産される医療機関等にご確認ください。 計 ◀◀ 98日分 ◀◀ い医療機関等もあります。) 出産日 2 出産日が予定日より3日遅れた場合 遅れた 3日間 産前42日 出産育児一時金・家族出産育児一時金額 計 産後56日 ◀ 101日分 ◀◀ 出産までの妊娠期間 予定日 出産日 3 産科医療補償制度への加入 出産日が予定日より3日早まった場合 早まった (3日) 産前39日 出勤3日 出産日 産後56日 計 ◀◀◀ 95日分 ご注意 ください ◦出産育児一時金・同付加金 → 出産日の翌日 ◦出産手当金 → 労務に服さなかった日ごとにその翌日 申請書は当組合ホームページからダウンロードできます。 問合せ 給付・申請に 関する書式 入 機 関 未 加 入 機 関 1 健康保険の給付には時効があり、保険給付を受ける権利は2 年で消滅します(健康保険法 第 193 条) 。時効の起算日は下記のとおりです。 申請書&記入例 ▶ 加 計88日分 妊娠12週 (84日) 以下 妊娠12週超 (85日以上) 妊娠22週到達日 21週満了 (147日まで) (148日) 以降 出産育児一時金は 40. 4万円 42万円 受けられません 40. 4万円 40. 4万円 予定日 ※出産日は産前の42日間に含まれます。 ※出勤した日は支給されません。 ! ※産科医療補償制度:病院・診療所および助産所などの分娩機関が加入する制度で、通常のお産で重度の脳性麻痺となった赤ちゃんとご 計98日分 家族の経済的負担が補償されます。 (・掛金相当分は1児につき1万6千円。 ・妊娠22週到達日以降に該当。 ・制度に加入していな 本 部 給付課 TEL 03‒3663‒1361㈹ 城南支部 給付係 TEL 03‒5537‒2400㈹ 城西支部 給付係 TEL 03‒3342‒8821㈹ 城北支部 給付係 TEL 03‒3980‒1501㈹ ―5― 直接支払制度は、出産育児一時金の請求と受け取りを、被保険者に代わって医療機関等が行う制度です。これ により、医療機関等が出産費用のうち出産育児一時金支給額を限度に当組合へ請求しますので、退院時、窓口で の出産費用の支払いが軽減されます(医療機関等からの請求額に付加金は該当しません) 。 ただし、付加金や医療機関等からの請求額が出産育児一時金に満たなかった場合の差額の支給につ いては、申請手続きが必要になるため「出産育児一時金差額支払・同付加金(申請書)依頼書」を必ず当 組合へ提出してください。 【*時効にご注意ください。 】 2 ▶ 出産育児一時金・同付加金支給申請書 ▶ 出産育児一時金差額支払・同付加金(申請書)依頼書 ▶ 出産育児一時金・同付加金支給申請書(受取代理用) ▶ 出産手当金支給申請書 申込書 直接支払制度を利用する場合(事前に当組合への連絡・申請は必要ありません。) 受取代理制度を利用する場合(事前に当組合へ申請が必要です。) 受取代理制度は、直接支払制度を実施していない一部の診療所や助産所が実施している制度です。被保険者が 医療機関等へ出産育児一時金の受け取りを委任して、事前に当組合へ申請することで出産育児一時金(付加金も 含む)を当組合から直接医療機関等へ支給することができるため、退院時、窓口での出産費用の支払いが軽減さ れます。 被保険者(被扶養者)の出産予定日2カ月前以降に、当組合へ受取代理用の申請書を提出してください。 ダウンロード ―4―
© Copyright 2024 ExpyDoc