2014 年 http://ww5.tiki.ne.jp/~kawa-shoni/ 熱中症について 熱中症は、高熱、多湿の状況下の中、発汗、血液 循環の異常をきたし、全身に様々な症状を引き起こ す状態です。5歳以下の小児や高齢者は脱水になり やすく、起こしやすいと言われています。子どもたち では、炎天下や室内での運動、車の中での置き去り などが原因になります。 今までは、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病 と分類されていました(後になるほど重症)が、新しく 1度(軽度)、2度(中等度)、3度(重度)となり、熱失 神、熱けいれんが1度、熱疲労が2度、熱射病が3度 に分類されるようになりました。 熱失神は脱水から脳への血流が減り、短時間の失 神(意識消失)を引き起こします。熱けいれんは塩分 が不足することにより、下肢、腹筋などのけいれん (こむらがえり)を起こします。この程度であれば、涼 しいところに寝かせて、足を高く挙げる、塩分を含む 水分を飲ませるぐらいでよくなったりします。 熱疲労は血液循環が悪くなり血圧が下がり、顔色 蒼白、めまい、倦怠感、頭痛、嘔吐などの症状を引 き起こします。このような状態だと点滴治療が必要に なりますので、救急車を呼んだ方がよいでしょう。 熱射病は汗が出なくて体温調節ができなくなり、熱 が急上昇します。意識消失、ショック状態になりま す。こうなると命に関わりますので急いで救急車を呼 ぶ必要があります。 熱中症ではいきなり発熱(熱射病)から始まること はめったにないと思います。運動などした後に熱が 出たので熱中症ではと言われる人がいますが、意識 がしっかりしていれば、かぜなどによる発熱と考えた 方がよいでしょう。 予防には、運動時や炎天下での水分補給として 塩分を含んだスポーツドリンク、経口補水液(OS-1、 アクアライトなど)が適しています。症状が現れた時 には、スポーツドリンクは塩分が少なく乳幼児だと水 中毒を起こす可能性があるので経口補水液の方が よいでしょう。お茶や水、ジュースは塩分を含まない のであまりお勧めではありません。 トイレトレーニング / 練習開始の目安 ★2才過ぎて言葉数も増え、親の言うことが理 解できる。 ★おしっこの間隔が 2 時間以上あく ★トイレに興味を持つ ○才になったから、と始めるのではなく、一人一 人の発達に合わせましょう。そろそろかな?という 頃におまる(トイレ)に誘ったり座らせてみたりして、 おまるに慣れることからはじめましょう。 落ち着かない様子や、前を押さえる、モジモジし たり小走りしたり、という尿意のサインを見つけ、出 る前がわかったり、トイレに成功したら必ずほめま しょう。 トイレトレーニングはスムーズに進むものではな いので、負担に感じたらいったんお休みしても大丈 夫です。 (四葉のクローバー) ・・・・・・・・感染症情報(6 月1日現在) ・・・・・・・・ ★ノロ、ロタ、アデノウイルスによる胃腸炎が流 行しています。 ★5月終わりからヘルパンギーナが流行し始め ています。 ★インフルエンザはほとんど見られなくなりまし た。 わたし しんじてるの 作・絵 宮西 達也 お父さんとお母さんをたすけ たい… トリケラトプスの子の強い思 いがティラノサウルスの気持ち を動かす奇跡の物語です。 (しずく)
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