SOGEN書芸塾ARC ●デザイン書道クラス・カリキュラム ● 第 2 期:2015. 12 月∼ 2016. 5 月(履修期間 6 ヶ月 / 全 12 回) 開催予定日 重点学習技法 テーマ ●デフォルメと文字バランス STEP1 12月12日(土) 商品ロゴ STEP2 12月26日(土) 店舗・施設ロゴ 線には長さ ・ 太さ ・ カタチ ・ 方向 ・ 重さがあり、これらをまとめて「筆線ベクトル」 と称します。本時では、商品ロゴをテーマに、筆線ベクトルを大胆自在に変化 させつつ、バランスのとれたデフォルメを生み出す秘訣を学びます。 ●イメージに則した線質の表現技法 あらゆる書表現の本質は線にあります。書はカタチだけでなく、線質のちがいにより、 伝わるイメージが変わります。本時では、店舗 ・ 施設ロゴをテーマに、 イメージ ・ コンセプトを伝えるために最適な線質をいかに書き表すかを学びます。 ●にじみ ・ カスレ ・ スプラッシュの技法 STEP3 1月9日(土) ポスター・パンフレットの書 美しいにじみ ・ カスレ ・ スプラッシュ(墨の飛沫)には、書にドラマを与え、 人々の目を惹きつける力があります。本時では、運筆の呼吸の妙による、 美しくインパクトある、にじみ ・ カスレ ・ スプラッシュの表現技法を学びます。 ●活字デザインの書への応用 STEP4 1月23日(土) 書籍題字 STEP5 2月13日(土) 命名書 STEP6 2月27日(土) 年賀状・カレンダーの書 活字は書をもとに造られたものですが、逆に活字をもとに書を創る、という逆転の 発想もあります。本時では、書籍題字をテーマに、活字からヒントを得たデザイン書 の制作実習を通して、活字と書のはざまで生まれる書世界を探求します。 ●墨の濃淡 ・ 彩書の表現技法 「墨に百彩あり」と言われるように、繊細微妙な墨の濃淡表現には、無限の色彩美が 秘められています。本時では、命名書をテーマに、美しい墨と彩書による表現技法、 ならびに文字全体の濃淡のバランスの図り方を学びます。 ●筆画の図象化 ・ 絵文字化の技法 書はもとを辿れば絵と同源です。本時ではそこに立ち返り、年賀状の書をテーマに、 筆画を図象化したり文字全体を絵文字化したりすることで、伝統書道とは異なる 斬新な書を生み出すための柔軟な発想法と表現技法を学びます。 ●指文字 ・ 英文字の表現技法 STEP7 3月12日(土) テレビ番組タイトル STEP8 3月26日(土) イベント・ディスプレーの書 STEP9 4月9日(土) 交通広告の書 指文字は、人の手になる温もりとともに、筆では表し得ぬグラフィカルな魅力を 表出します。また英文字の書には規則が無い分、面白さと難しさがあります。 本時では、テレビ番組タイトルをテーマに、指文字と英文字表現の秘法を学びます。 ●気脈の通し方 気の流れを「気脈」と言い、体内の血流と同様、書においても気が滞ることなく 全体に流れることが大切です。本時では、イベント ・ ディスプレーの書をテーマに、 気脈をいかに通しつつ書き表すかを学びます。 ●多字数空間の響かせ方 キャッチコピーのような文章を書く際には、一文字一文字への配慮と同時に、 文字の流れや行間の響き合いに留意する必要があります。本時では、交通広告 の書をテーマに、多字数の書をいかに魅力的に書き表すかについて学びます。 ●ロゴ性を高める文字組みの秘訣 STEP10 4月23日(土) ロゴマーク STEP11 5月14日(土) インテリアアートとしての書 STEP12 5月28日(土) Tシャツデザイン 複数の文字や図象から成るロゴ制作においては、一文字ずつの造形のみならず、 全体としてのまとまり、インパクト、可読性が不可欠となります。本時では、 ロゴマークの制作実習を通して、ロゴ性を高める文字組のあり方を学びます。 ●空間を演出する文字抽象作品の表現技法 家庭の室内、マンション、ホテル、店舗等に飾られる文字抽象書作品においては、 芸術性ともに、空間を魅力的に演出する働きが求められます。本時では、 イメージコンセプトに基づいた空間に響く書のあり方を、実習を通して学びます。 ●彩書&ファッションへの展開 ※開催日時、テーマ内容は変更となる場合があります。 書に適度に色彩を加えることで、伝えたいイメージがより明確にすることが可能です。 本時では、彩書(筆画の一部、または全体に色を加えた書)の表現技法を、書による デザインTシャツの制作実習を通して学びます。
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